よくある質問(FAQ)

 団員募集!!, 発声, 練習見学  よくある質問(FAQ) はコメントを受け付けていません
11月 272017
 

よくある質問集

Frequency Answer and Qustion)

 

合唱未経験者ですが、私のような者でも続けていけますか?

大歓迎です。誰もが最初は未経験者です。思い立ったが吉日です。
体制・練習日程欄で日時と練習会場の場所をご確認の上、ぜひ見学においで下さい。
貴方の人生観は、その日からガラリと変わることになるかも知れません。

   
楽譜を読めないのですが。
大丈夫です。結構みんな読めません。でも、パート全員でサポートします。
またご希望に応じて音取り音源をネットで配信したり、専用CD(またはMD,テープなど)をお渡ししております。
   
70代ですが、私のような年輩者でも入団可能でしょうか?
大歓迎です。
いろんな年代の方や、様々な考えの持ち主が混在することによって、
団として表現する歌の幅が広がると考えております。
   
レベルは高いですか?
わかりません。高いレベルを目指していることは間違いありません。
ただし、「レベル」という意味のとらえ方は十人十色ですので、
ぜひ、見学においでいただきご判断下さい。
   
練習は楽しいですか?
楽しいです。
ただし、「楽しい」という意味のとらえ方は十人十色ですので、
ぜひ一度見学においで頂き、あなたの五感でお確かめいただきたく思います。
   
指導者の先生は厳しいのでしょうか?
はじめに、当団では、指揮者のことを、「指導者」とは呼称しておりません。あくまでも指揮者です。
ですので、指揮者は合唱団の技術には責任を持ちますが、合唱団運営からは独立しています。
さて、お尋ねの件、音楽に対する真摯さという意味では確かに厳しいと思います。
   
歌いたいときだけ歌いに行って、休みたいときは休みたいのですが。
原則ダメです。
合唱は全員が集まって初めて実現する趣味です。
しかし、お仕事やご家庭など、個人の都合は優先させていただくよりほかないと思います。
   
他団にあるような海外演奏には行かないのですか?

おそらく行きません。
海外にわざわざ出かけて歌うことに、今のところ言意義を見出しておりません。
まずは、国内で聴き応えのある演奏を目指そうと思います。

   
メンバーは前橋市民だけですか?
いいえ、団名に前橋の名を冠していますが、前橋市民は3割に満たないくらいです。
ちなみに高崎市民は4割弱です。いずれにせよ音楽には国境や市町村境は関係ないと思っております。
   
学生なのですが、入団できますか?
もちろん可能です。学生さんの場合、団費は半額(月額1250円)となります。
   
もしかしたら、学閥とか、あるのですか?
ありません
   
体操や発声練習に一時間もかけて、練習時間が勿体ないのではないですか?
いいえ、逆に、全く有意義な時間であると考えております。
歌は体全体を使う一大事業です。事前準備無しでも声は出ますが、より良い声を目指した場合、ウォーミングアップは欠かせません。とはいえ、声出しだけをしても、良い声は出ません。良い声が出るには、体全体がほぐれている必要があります。むしろ、体が十分にほぐれていれば、声出しをせずとも、良い声は準備できるものです。ですので、私達は、体操と呼吸訓練にかなりの時間を割いています。

このほか、ご質問がございましたら、コメント欄からお寄せくださいませ。

 

 

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 Posted by at 23:53

ハーモニーの相性

 日記・コラム・つぶやき, 発声, 音楽論  ハーモニーの相性 はコメントを受け付けていません
10月 122014
 

ハーモニーにも、相性というものがあるものだなぁと、最近、練習で歌っていて、久しぶりにそのことを再認識した。

ホントに、ここ1、2ヶ月のことだったのだ。とにかく、ある特定の団員とがっちりハモるのだ。

最初は、たまたま空虚な五度(私が根音)を、発声練習のあがりに響かせる機会であったのだが、そりゃもう、ビリビリ倍音が鳴るわけ。それだけでなく、何かその響きの中には、一緒に何か閉じられた空間が再現されるかのようで、ある種の残響のようなものさえ伴って聴こえてくるのだ。いや、逆に、何か開放された空間に放り出されたような心境にも似ている気もする。

そして、身体の芯にモロに響くというか・・・とにかく、共振するのである。

当初は、その練習場所の特性か、何かの聞き違い勘違いの類かとも思ったが、今回二回目で、各々が異なる練習場所であったので、間違いないだろう。そして、これは純正五度(完全五度)だと確信。(平均律の五度と大して変わらないのですけどね)

しかし、それはピッチの問題だけではなく、いろんな条件が重なっての僥倖であり、これも、合唱の妙味の一つでもあるかなと思い直しているところだ。

その団員との相性たるや、確実に少し前までは決して良くはなかったはず(極端に言えば、彼はややトーンが暗い傾向で、私は若干上ずり気味)だったのに、現在一体何が起こっているのか。

技術的に上手な人であれば、即座に相手とチューニングができて、やはりそこそこハモるものだが、今回はちょっとそれ以上の感触を得ている。

お互い身体が響き合うといったような体験は、過去に何回か実際に体験している。実は、このあたりに、アマチュアの合唱団が大化けする鍵がありそうだと睨んでいるのだが、驚くべきことに、相手は、たいていが、別段技術的にさほどうまくはない人であったのだ。

しかし、歌いだすと、これがハモるのである。もちろん、もともと声に豊かな倍音を含む感じの地声の持ち主が多く、(ビギナースラックみたいな感じ?)何といっても身体が共振するのが大きいのだろう。

物理学に出てくる、共振周波数がまず最初に思いつく理屈であるけれども、他にどんな理屈が絡んでいるのか・・・。いろんな好条件が重なり、お互いの声質やピッチなど、たまたまも含め、ちょうど「あんばい」がよかったと言ってしまえば身も蓋もないのだけど。

ハモりはまさに水物であり、この響きとの出会いが一過性の場合もあり得るという懸念も手伝い、私はようやく、感じたままを彼に言い出してみた。

結果、彼も同様のことを感じていてくれたのだ。同じように、今までには体験したことの無かった響き方であったと。私はこのときピンと来たものだ。

もちろん、ひじょうに緩慢ながらも、そこにはお互いの技術の向上があったことだろうけど、今回はお互い少なくとも合唱歴だけはベテランの域に入っているので、もうビギナースラックみたいな現象とみるには無理がある。

何よりも重みを感じるのは、彼と共有した時間が今回の現象をもたらしたのではという仮説。

彼と同じ釜の飯を食い始めてもうかなりの年月となる。その間、彼にもいろんな事があったし、私も様々な経験をしてきた。しかし二人とも、男声合唱に魅せられ、切磋琢磨してきたことは事実である。

そんな我々に、別に何かの節目というわけではないけれども、今回のことは、そっと神様が与えてくださったご褒美だと思いたい。

以上、もしかしたらありがちな些細な出来事であっただろうけれども、こういうハモりの一単位が、あたかも脳細胞ネットワークのニューロンのように、多くの団員間で同じようなハモりの絆が広がって、まえだんのメンタルハーモニーに昇華していってくれたらいいなぁと思う次第。

 

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やはり脱力を・・・

 日記・コラム・つぶやき, 発声  やはり脱力を・・・ はコメントを受け付けていません
11月 222012
 

この「脱力」・・・言うまでもなく、声楽の中では習得すべき事項として大きな位置を占めています。

皆様ご存じのとおり、一朝一夕には実現せぬもの。自分自身、こりゃライフワークだなと感じている大きな課題でして・・・。

ずいぶん前から、以下のように現実を嘆くことしかできぬ情けない自分がいます。

発声について思うこと
発声について思うこと(2)
発声について思うこと(3)
OB合唱団の憂鬱

このエントリに記したとおり、私は1980年代の大学男声合唱の経験者なのですが、あの頃横溢していた雰囲気をよく覚えています。

それは、今考えれば、声楽的な衣をまとっただけの、その実、力業による短期的な手法でした。むしろ、一生合唱を楽しんでいくには、邪魔な重荷にさえなっているのです。

高度経済成長の延長戦の頃で、大学はバリバリ働く企業戦士をどんどん輩出し、世界第1位のアメリカの地位をも脅かしていたあの時代。その時代の中では、大学四年間という限定された期間で最大の効果を上げる、ある意味、時間をかけて周到に確立されたシステムであったのだと思います。

しかし、これは既に破綻をきたし、ほとんど改革のメスが入れられることなく現在に至っており、大多数の元グリーメンも、かつての(栄光の・・・笑)発声に決別できずにいる。

しかも、この現象は我々素人だけではなく、プロの世界でも徒花を咲かせています。例を挙げればきりがないけど、秋川雅史やフォレスタなんか全然脱力できていないし。

そういや、今年の三月頃、川原某(河原某)とかいう、フォレスタの大ファンで、高松市の女声合唱団マネージャーをかたった馬鹿者から中傷メールが届きました。だいたい、Outlookで色つけたHTMLメール送りつける時点で、自己中心的人物臭がぷんぷん。

通常は、頂戴したメールには早々にレスポンス申し上げておりますが、実に低俗で支離滅裂、嘘八百を並べた失礼な内容なので、取り上げるに値せず、いままで捨て置いたけど、思い出したので仕方なく少しだけ記しておく。川原某には、ここで相手して貰えるだけ、ありがたいと思って欲しいです。

私は、彼らのアンサンブル技術には否定的だけど、それを好もうが崇拝しようがプラチナチケットだと言って泣いて喜ぼうが構わないと、そのあとついたコメントへのやりとりで、きちんと記しています。

フォレスタ(Foresta)はヘタクソだろ 

だから、「こいつ、フォレスタの良さもわからぬのか、阿呆だなぁ・・・」と、どうぞ、素通りして下さって構いません。この川原某、その後も気になっているらしく、何度も本ブログに様子を見に来るのですが、二度とおいでにならなくて結構です。さようなら。(今後、本件に対するコメントやメール対応も煩わしいので一切致しません)

話が逸れましたが、ま、このように、ちょっといい声というだけで、コロッと力業になびいてしまう方々は実に多いわけです。(歌い手も聴き手も)
 
我々も、歌っていて技術的な難所に差し掛かると、力業に頼りたい誘惑にかられるのですが、はてさて。

ただ、合唱団の直面するこの現実問題を処理するにあたってはですね、多少力が入っていても、脱力は一日にしてならずである以上、その中で、できるだけ良いアンサンブルを探すしか術はありませぬ。

「脱力」という大きな目標を掲げ続けることで、メンバーのうち、何かしら端緒だけでも良いのでつかんでもらえたらと、日頃から思いを巡らせている次第です。

今後も、「響き」のきらめくアンサンブルを目指して、精進して参ります。

 

 

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 Posted by at 23:09

中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その2)

 合唱組織論, 特集, 発声, 音楽論  中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その2) はコメントを受け付けていません
12月 072011
 

(「その1」からのつづき)

(司会)
ところで、上原先生は我々の合唱を、時には力強くリードしたり、時には優しく寄り添ってくれたり、いろんなサジェスチョンを与えて下さっていると感じています。僭越ながら、伴奏の際、どんな事を心がけてらっしゃいますか?
(上原)
いえいえ、普段そこまで出来ているとは思えないんですけど、敢えて言えば、「こう弾くから、こう歌って!」という感じですかね。そういう弾き方ができればいいなと。
(前橋男声)
でも、うちの団が、まだそこまで到底たどり着けない状況ですもんね。(苦笑)しかも、それを感知するのってなかなか大変かも。
(中曽根)
音楽ってそういうセッション的というか、会話を交わすような一面があって、合唱とか合奏では、それも醍醐味なのにね。現時点では、「まえだん」には余裕がなさ過ぎて、上原さんからのメッセージに気がつかないだろうね。
(前橋男声)
まずは楽譜に書いてあることをきちんと修得せねばですね。
(中曽根)
そうですね。そして更に、楽譜に書いていない部分を感じ取って肝心な音楽的な息吹を吹き込めたら良いですね。
(司会)
それから、上原先生は最近、声楽に再び挑戦されているとのことですが・・・? 
(上原)
そうなんです。学生時代に喉を壊して高音が出なくなって以来ご無沙汰だったのですが、最近、また興味が出てきてレッスンに通っています。
(司会)
以前、「からす川音楽集団合唱部」で歌っていらっしゃいましたよね?
(上原)
ええ。歌いたくて仕方がなくて入団したのですけど、結局、「あなたはピアノやって」とお願いされてしまって・・・。
(前橋男声)
歌いたい欲求ってありますよね。身体が道具だから生理的欲求に近いのかも。(笑)
(司会)
あらためて声楽に取り組まれて、何か気がついたことなどございますか?
(上原)
私の友人でオペラの主役級を張る子がいるのですが、「とにかく回すんだよ!」と言うんです。大ホールでも近い席で聴くと大したことなくても、後ろの方でいざ聴いてみると、ホール中が鳴っているんですね。
(前橋男声)
その逆が、いわゆる「近鳴り」。
(上原)
はい。最初は自分に聞こえにくいし、声が響いているのかいないのかよくわからなくて頼りないのですけど、わかりはじめると、自分の声がどこにもぶつからずに遠くで鳴っているというか。その感覚がちょっと今わかりかけている気がしています。
(前橋男声)
あぁ、それわかる気がします・・・、と同意したいところですが、今後精進します。(苦笑)
(上原)
やっぱり人に発声を聴いてもらうことは重要。「あぁ、その声」って指摘してもらうことです。自己流は早晩迷路にはまります。それほど、声楽の高嶺の裾野は広大で深遠です。
(司会)
現在までのレッスンで習得された良い発声のためのポイントを幾つか挙げるとすれば?
(上原)
あくまでも私の受けたレッスンとしてですが、
 ・眉毛を5cm位上に書くつもりで
 ・口腔内は縦に開けるよう意識する
 ・リラックスして、やや顎を引く姿勢 
(中曽根)
常に全部出来れば、「近鳴り」脱出の日も近い!?
(前橋男声)
いろんな方から示唆をいただくことで、気づきの確率は上がりますから、指導者との出会いはやはり大切ですね。
(中曽根)
「まえだん」は学生時代の経験者が多いのですが、過去の栄光(?)に縛られすぎですね。過去のプライドは大切ですが。ただ、ぬるま湯はすぐに冷めるので、早く出ないと風邪引いちゃいますよ。
(前橋男声)
耳の痛いお話でございます・・・。(寝たふり)
(中曽根)
素晴らしい大きなアドバンテージを持っているのだからこそ、そこで思考停止せずに、真の意味で音楽を創造していって欲しいです。
(司会)
発声への悩みは尽きませんが、今後の前橋男声を展望して頂きたいのですが・・・。
(中曽根)
とにかく社会人合唱団は歌い続けることが重要。その点、過去に大きな挫折を味わっている前橋男声はその意義を理解していると思う。
(上原)
もっともっと音楽に浸れるようになれると良いですよね。
(中曽根)
そう。でもそこが落とし穴で、自分勝手に声を出す自己満足的な浸り方ではなく、合唱団員一丸となって、演奏や活動にどっぷり浸って下さい。
(司会)
長時間にわたり、ありがとうございました。

(終わり)

 

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 Posted by at 07:18

中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その1)

 合唱組織論, 特集, 発声, 音楽論  中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その1) はコメントを受け付けていません
12月 042011
 

こちらで報じたとおり、今夏、強化合宿と併せて行われた掲題について、先般の第6回演奏会パンフレットに掲載済みではありますが、このたび、本ブログにも 掲示することとしましたので、お楽しみ下さい。

座談会メンバーは、常任指揮者の中曽根敦子氏、ピアニストの上原良子氏、団からは、山岸団長ほか5名が出席した。

——————
 
(司会)
早速ですが、前橋男声合唱団の指揮者となって、17年ということになりますが、「まえだん」は少しは成長してきているでしょうか?
(中曽根)
17年・・・ですか。でも、その大半は指揮棒を振ってないんですよねぇ。(笑)
(司会)
うわ、のっけから皮肉炸裂ですか!?
(中曽根)
ええ、万年音取リストでしたからね。
(司会)
じゃぁ、実質指揮者に就任されたのはいつ頃ですか?
(中曽根)
そうですねぇ、五年前くらいに入団ラッシュが起きて、人数も20人を超えたあたりからですかね。ちょうど第4回演奏会(2007年)くらいからかな、指揮に没頭できる瞬間が増えてきたのは。
(司会)
既に指揮者に就任しててホッとしました。(苦笑)それで、せ、成長の方は・・・?(冷汗)
(中曽根)
「合唱団」としては、確実に成長していると思います。社会人男声合唱団の宿命として、どうしてもメンバーの入れ替わりが避けられませんが、音楽への考え方や団としての方向性に芯が通ってきたように感じています。
(司会)
上原さんとは、第2回演奏会(1999年)で初めてご一緒して以来ですが、当初の前橋男声合唱団の印象はいかがでしたか?
(上原)
当時はトップテノールにずば抜けて上手い方が一人いらっしゃって、その方の声しか聞こえませんでしたね。失礼ですけど合唱団というよりは、「○○と仲間たち」といった様相でした。(笑)最近は印象が全く違いますね。以前より合唱しているなと。
(中曽根)
確かに。演奏も、運営も、ワンマンの性格の団だったものね。
(前橋男声)
組織力がついてきたということですかねぇ?
(中曽根)
あ、集中力もね。特に合唱祭・・・ね、上原さん。
(上原)
あぁ、(笑)プラカード嬢の女子高生に集中しすぎて、私達の存在なんかすっかり忘れられてますからね、いつも。
(中曽根)
全員でプラ嬢ににじり寄る様は圧巻!やっぱ、女の子は若いに越したことはないもんねぇ〜〜
(前橋男声)
なんか濡れ衣っぽいなぁ。そりゃS井さんだけでしょぉ〜
(司会)
えー、では・・・強制的に話を戻したいのですが、上原先生は、男声合唱では、どんな曲に興味をお持ちでしょうか?
(上原)
やはり、ア・カペラ曲ですね。男声のア・カペラは素敵です。
(前橋男声)
今までご一緒したレパートリーの中では、どんな曲が印象に残っていらっしゃいますか?
(上原)
断然、ニグロ(Negro Spirituals=黒人霊歌)ですね。ピアノ付きでしたが、不要なんじゃないかと思ったくらいでした。
(中曽根)
音楽的には、倍音を重視する男声合唱には、ピアノは不要という考え方もありますが、やはり華やかになりますよね。ピアノが対旋律で遊んでみたり、何といっても音楽に幅が出るし。
(司会)
演奏会プログラムにも奥行きが出てきますよね。ほかに、記憶に残る曲はありますか?
(上原)
あとは、チャイコフスキー歌曲集ですね。男声合唱にこんな繊細な曲があるのかと、意外でした。 
(司会)
上原先生がお持ちの一般男声合唱団の印象は?
(上原)
沢山の男声合唱団を聴いたわけではないのですけど、聴いた限りでは、やはり勢いや迫力がある、とにかく元気の良い男声合唱ばかりという感じですね。もっと、ピアニッシモを上手に響かせられる男声合唱を聴きたいです。
(中曽根)
男声合唱は音圧も魅力で、それを目当てに聴きに来るお客様が多いけど、やはりピアニッシモ!
(前橋男声)
我々もそれを目指したいんですよねぇ・・・。
(中曽根)
発散系の合唱はどちらかというと容易。逆に、客が思わず引き込まれるようなピアニッシモの音楽をしたい。
(前橋男声)
それでも、ドーンと大音量で鳴らす方が、歌っている実感にマッチしているのでしょうね。小学校時代から、「大きな声で」って指導され続けてきたからかな。
(中曽根)
大きな声で歌うからこそ、ピアニッシモが成立するわけですが、ただ小さく歌えばいいってもんじゃない。ピアニッシモで歌う行為は、最も深くて濃いんですよ。祈りに近いかも。
(前橋男声)
でも、それにはフォルティッシモを響かせる以上の身体的要素が必要不可欠なんですよね。
(中曽根)
そういう意味では、今回の「タンホイザー」なんか、格好の材料。豪華絢爛なフォルティッシモから、思わず息を呑むようなピアニッシモまで、いろいろ取り揃えてございますわよ。(笑)
(前橋男声)
「大行進曲」「フィナーレ」に挟まれて「巡礼の合唱」がやはり肝ですね。あのピアニッシモこそ!
(中曽根)
そうそう。男声ならではの柔らかさと繊細さが魅力的。
(前橋男声)
既に相当鍛えられていますけど・・・。(汗)いずれにせよ、歌いきるスタミナも大切ですね。 

(「その2」につづく)

 

 

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OB合唱団の憂鬱

 合唱組織論, 日記・コラム・つぶやき, 発声, 音楽論  OB合唱団の憂鬱 はコメントを受け付けていません
8月 132011
 

先日、東西四大学OB演奏会(いわゆるOB四連)が大阪で開かれた。

ここ数年、OB合唱団もしくは、OB演奏会等の結成ないしは開催の話で かまびすしい。そこには、かつての大学男声合唱界そのままのローカルな世界が待っている。往年の名手達が集い、今もまだまだ健在である歌声を披露して、聴衆を魅了し、あるいは、驚異的な音圧で圧倒し、非日常に連れ去ってゆく。

私は、旧交を温めたり、懐古の情にひたるOB演奏会のあり方を否定するものではない。

東西四大学といえばご存じのとおり、一時は国内の男声合唱シーンをリードする存在であった。

私の大学時代は微妙な憧憬の気持ちと共に、遠くから彼らを眺めていたものであり、四大学を中心としつつ、国内には同心円上に幾つもの似た志向の男声合唱団やグリークラブが、群雄割拠していた時代であった。

たまたま、私の母校の男声合唱団では、 (アンチテーゼを唱える者はいずこにも存在しうるのは必然だろう・・・) 四大学の演奏思想やマネジメントに異論を持つ流れが、指揮者や技術陣の中に確かに存在し、たとえそれが、やっかみや嫉妬といった、いささか幼稚で感情的なところから発していたとしても、彼らとは明らかに異なるアプローチを実践していたように思う。

したがって、そのような精神の中で育まれた私としては、四連というものに対し、ある種倒錯した感情を抱きがちであったし、今もその影響を受けていると認識してはいるが、 これまで四半世紀もの間にいろんな男声合唱と接するにあたり、一つの結論に至っている。

それは、OB合唱団に対して、現役時代に律していた秩序と相似なものを持ち込んでも、所詮は、良くとも現役時代の焼き直しに成功する程度で、創造という域にはほど遠いという事だ。(今回のOB四連演奏会がそうだと言うわけではない・・・為念)

同じ釜の飯を食った者同士の声は、数十年の時を経ても意外に交わりやすいものだ。しかし、そこが逆に落とし穴なのである。その気持ちよさで全ての思考が停止してしまうケースには事欠かぬ。

そこにきて、力業で歌いっぱなしの男声合唱への欲求、そして圧倒的な音圧の刺激を求める聴衆の存在。ここに、表面的な音楽の取引を求める需要と供給の関係はまんまと成立し、思考停止は正当化されるのだ。

確かに、音楽業界を支える市場として、この層の存在は必要だろう。しかしながら、合唱指揮者層にそれを追認するぐらいしか能がないところに、現在の男声合唱界の悲劇があるとは言えまいか。

かつての合唱コンクールでならした世代が社会の第一線をリタイヤし、第二の人生として、再び男声合唱を志向する動きは活発化している。男声合唱の復興・隆盛のためには母集団が大きいことに越したことはないので、個人的には一応歓迎はしてはいるところだ。

ただ、こうした数多のOB合唱団活動のカオスの中から、いずこの団体が頭一つ抜きん出て、創造的な演奏を聴かせることができるようになるのか、全国の指揮者層を俯瞰するに、今の私は溜息をつくほかないというのが現状なのだが、とはいえ、裾野の拡大傾向の中に、一縷の望みを実は託していたりするのである。

 

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ジョイントコンサートを振り返る(その3)

 合唱組織論, 日記・コラム・つぶやき, 演奏会レポ, 発声, 音楽論  ジョイントコンサートを振り返る(その3) はコメントを受け付けていません
11月 212010
 

第2ステージ開始直前の情景

第2ステージ開始直前の情景

それと、今回のジョイントコンサートを通じて感じたのは、残念ながら、ステージ練習と全く違った挙動を本番でする人達がいるという事についてである。 (もちろん、私がその一人である可能性を排除しないが)
違った挙動とは、大部分が「急に張り切って、周りを聴かずに独善的な喉声で歌い始める」こと・・・、 もしくは、大局を失し、上の「 」に準じた行動一般を指す。

その人数は、ほんの一握りの方々で、確かに少数派である。 しかし、足並みを乱すという意味では、時には全体の合唱演奏を危機的状況に陥れる場合もある。 まぁ、憎めないキャラの方が多く、 個人的には愛すべき隣人である。

リハではおくびにも出さず身を潜めておいて、 いざ本番を迎え、悪貨に変化(へんげ)し、良貨を駆逐して演奏の質を下げる。 もちろん、本人は大声を張り上げることができて、さぞご満悦なのかも知れない。 そして本人には、リハで消耗を防ぐことで、本番では自らの実力を発揮することができ、結果、団に十分貢献したと、強い達成感と共にそう思い込んでいる節がみられるので、 余計に始末が悪く、痛い話となってしまっている。

無論、本人が確信犯であるのか、無意識に近い行為なのか、外からは区別がつかない。 前者であれば、その後の扱いは比較的容易だが、問題なのは後者の場合であり、 大部分がこれに該当すると思われるのだ。

当日のステージ練習は、会場内の響きを確かめながら、奏でる音楽を再修正する場である。 よく、本番に備えてゲネプロでは「声をセーブする」などとのたまう御方が散見されるが、 前日などに同じ演奏会場で直前練習を行っているのならいざ知らず、 我々のような素人音楽集団では、そのような偽善行為は即刻やめるべきだと思う。

そして、 注意深く残響に耳を傾け、慣れ親しんだ練習場とは異なるその環境で、自らがなし得るべき最良のパフォーマンスとは何であるかという事について、冷静に思いを致すべきだ。それこそが団へ貢献する意義のある準備作業となるだろう。

大体において、小団に真の意味で「セーブ」できる御方が存在するのか疑問である。 一曲丸々、腹筋を自在にコントロールしながら満足に歌い通すこともできないのに、 「セーブ」とは笑止もいいところだろう。(逆説的だが、実力で劣るからこそ、「セーブ」などというような、 独善的な行為を強行できるのかも知れない)

こういう場合、学生団体では上意下達の原理で、 上級生の力で、団内をコントロールすることもできよう。 しかし、社会人による一般団体の場合は、とても悩ましい問題となるのである。 とはいえ、手をこまねいているわけにもゆかず、今後は指揮者の信任の下、執行部で意思共有を図り、 時宜を見計らいながら、本人に理解を求めるべく、直接話をさせていただくつもりである。

それが全体の利益への早道であるし、何と言っても本人のためでもあるからだ。 ただ、それで解決が図れるかというと、見通しは甚だ暗いと申し上げざるを得ない。 なぜなら、話が通じない恐れが大きいからだ。

私の経験上、こういう方々は、潜在意識の中で、既に自己陶酔している場合が多いので、全体のためと説明しても、自らを否定されたと受け取る公算が大きいのだ。

合唱団全体、パート、自分・・・これらの区別はついているだろうか。 練習中も、指揮者の指摘に対し、「自分はできているかどうか」は大きな問題でない。 合唱は、要はパートでできてナンボ、全体でできてナンボの世界である。

逆に、音楽や歌には、人を恍惚感の高みに持ち上げる力があることは間違いなだろうから、 我を忘れてそれに耽溺したいのだったら、自分の部屋の中だけにすべきだろう。

いや、耽溺しても良いのだ。 しかし、そこには見せる(魅せる)ための巧妙な計算が必須なのである。 たとえ没頭しても、自らを律し、外側から自らをチェックする意識が働いていなければならない。

学生時代のような秩序が構築できないからこそ、 その分、メンバーが自らの意識を高めていかなくては、合唱団の求心力は維持できないのではないか。

そうすることが学生時代とは違った大人の合唱の楽しみの一つでもあると思うのだがいかがなものだろう?つらつらと思いのままに記してきたが、ここまで読まれてピンと来ない方は、大変僭越な言い方ながらも、今のところは、我を忘れるほどの耽溺は控えておいた方がよいだろう。

 

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 Posted by at 12:23

2010年8月21日(土)通常練習

 発声, 練習日誌  2010年8月21日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません
8月 292010
 

(背景音に蝉時雨・・・)
いやぁ、それにしても、今年の夏は堂々たる夏ですな。 この暑さには圧倒されるばかりです。

これでもかこれでもかと、津波のような酷暑が続くわけで。 夏の高校野球の優勝校が決まる頃には涼しくなるのが普通なのに、 虫の声こそ夜毎に盛んになりつつありますが、まだまだ寝苦しい夜が続いています。

この蝉の声もすごいけど、今年はクマゼミの鳴き声を聞いたんですよ、ここ群馬で。 クマゼミは南関東やそれ以西ではメジャーですが、群馬の平野部の夏は、 ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミあたりが幅をきかせているわけで、 クマゼミの出現には、最初は耳を疑ったものです。

やはり、温暖化ということなのでしょうか。 さて、久々の練習日誌・・・。 本ブログのタイトルは「練習日誌」なのに、すまないっす、かなりサボってしまって。

■練習場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数15名(T1:3 T:3 B1:4 B2:5) 出席率56%

練習の方はおかげさまで順調に進んでおります。 まぁ、お世辞にも 快調とは言えないまでも、進捗はしております。

年初より取り組んできたアニメソングもいよいよ佳境に差し掛かりつつあります。
「ウルトラセブン」
「にっぽん昔話」
「美しき狼たち〜あしたのジョー」
「アタックナンバーワン」
「鉄腕アトム」
 

今まで一番時間を費やして取り組んできたのは何と言っても「鉄腕アトム」だ。 弦楽四重奏のように爽やかでいて重厚な冒頭部。 突如始まるビートの効いた中間部と展開部。 そして、再び終段では、再び冒頭のリフレインに始まり、燦々たるコーダで締めくくられるという、 壮大な叙事詩といっても言い過ぎではないかもしれない。(やっぱり大袈裟ですな)

音の多さと音域の広さ、そして要求される技術は、声楽的技巧だけでなく、強い精神力をも・・・。 ここまでの練習で既にもう懲り懲り・・・というメンバーもいるかも知れないが、 八月に入ってからののアンサンブルの凝集力は目を見張るものがある。

一週あけてのこの日の練習では、アンサンブル冒頭で全体を2チームにわけ、(各々ほぼダブカル) お互いに聴き合って、自分達を棚に上げてダメ出しをし合うという、興味深い実験(?)が行われた。

旧盆明けということもあり、団員にとってはなかなか刺激的な体験となったが、 自らの弱点を再認識するということでなく、全体を聴きながら、 その時点のミニ合唱団の一構成員として何をなし得るか、 そしてバランス良く歌い切るためには、どうすべきか、身をもって習得できたのではないか。

また、ダメ出しをする(言葉にする)ということは、意外に重要だ。

もちろん指摘されたことを率直に受け入れたり、口をついて出る感想に心を動かされたり、さらには、 歌い手の印象と異なる意見だったりした場合に起こされる自問自答への契機となったり、曲について、もっと考えを巡らせていくためには必要な儀式であったろう。

猛暑の中、単調でストイックな練習は、本音ではメンバーにとって力を削ぐ場合もあろう。 今後もタイミングを見計らって、大小のイベントを企画していきたい。
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■連絡事項

(事務局より)
・次回練習は8月28日。パート練習あり。
・チケット&ちらしの配付。
・ ふじなみ・コーラス挨拶状況報告。

 

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2010年5月22日(土)通常練習

 合唱組織論, 発声, 練習日誌, 音楽論  2010年5月22日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません
6月 092010
 

■練習場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数17名(T1:4 T:4 B1:4 B2:5)出席率63%

既に賞味期限の切れつつある3週以上前の練習日誌ではあるが、 出席人数等、備忘録的な意味も含めて記しておく。

今日も、新曲「美しき狼たち」を中心に歌う。

以前も記したことがあるが、1パート4人を境に、パートの声がまとまってくる気がする。 別に4人未満でも不可能ではないが、格段に困難を伴うように思える。

ピッチもそうだが、音色のズレというものは合唱にとって致命的だ。 そのズレを修正しやすくなるのは4人以上だと私は思っている。 (もちろん、4人以上になることで逆に困難になるパラメターも確かに存在するが)

県連連盟主催のアンサンブルコンテストに参加できるグループの、 人数上限が16人に設定されているのも、1パート4人を想定してのことと、私は受け止めている。

それ以下の、困難を伴う条件下で、いかにアンサンブルを競うか。 ただ単に力量を持つものを掻き集めただけでは超えられない峠がそこにはあるのだ。

以前のエントリで、出席率低下を嘆いたが、コアなメンバーはほぼ全出席でいてくれる。 これが心強い。

たとえ、他のメンバーが何度か通常練習から離れていても、 核心部に灯り続ける火を守り、盛り立ててくれる。

「男なら戦う時がくる・・・」 あぁ、まさに今がその時。 子どもたちが夏休みを迎えるその日まで、死のロード(?)が続くだろうが、 それまでには、いろんな事をやっつけねばなるまい。

■連絡事項 (事務局より)
・次回練習は5月29日。今度は練習場所をまた生涯学習センターに戻すので注意。(←お間違いなく)

 

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ウォーキングについて

 日記・コラム・つぶやき, 発声, 音楽論  ウォーキングについて はコメントを受け付けていません
5月 062010
 

GW前のある日、仕事が遅出だったので、朝のワイドショーを見ていたら、 いわゆるウォーキングにおける、正しい歩行法について、専門家がレクチャーしていた。 確かに、最近大流行ですよね。

拙宅の裏には比較的大きな河川が流下しており、 並行する堤防上に比較的広幅員のサイクリングロードが整備されているため、 老若男女が、早朝から真夜中まで、様々なスピードで走ったり歩いたりしているのを、 ホント、よく見かけるようになりました。(かく言う私はなかなか・・・汗)

一日の理想歩数は一万歩であるとはいえ、 平成20年の国民健康調査では、一日の男性の平均歩数は7,011歩。女性が5,945歩。 やっぱ少なめなんですなぁ。

だからといって、むやみに歩数を増やしても、 効率の良い歩行法をしなければ、効果は半減してしまうらしい・・・、 だから、質の高い歩行を心懸けるべし、というのがこの番組のポイントなのだった。 ちなみに、ウォーキングにおけるその極意とは以下のとおり。

1.丹田を意識する
2.肩甲骨を軽く寄せる
3.骨盤を少し前傾させる

ん? どこかで聞いたことのあるお題目だと思いません? 何と、我々が日頃から取り組んでいるところの、発声時の姿勢として気をつけるべき事項そのものだったのです。

すでに、ウォーキングを日課にされている方は、 次回から少し気をつけて見ると良いかも知れません。 歩きながら、発声の時間にいつもやってる呼吸をやってみるのもいいんじゃないかな。 リラックスできるだろうから、いつもよりお腹に空気が入ったりしてね・・・。

それにしても、番組の中で出ていた「体幹」という単語。 みなさんはご存知でしたか?

腹筋、背筋、お尻の筋肉などの大きな筋肉のことを指すらしいのですが、 この「体幹」を使うことで、脂肪の燃焼効率が最大化されるんだそうな。

歌唱するときは、我々も体幹を意識してみたらいかがでしょう? 元々発声練習も結構カロリー消費するはずなんですけどねぇ。 ダイエットに、発声技術向上に。うまく行けば一石二鳥でというわけです。

 

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 Posted by at 23:18
@Mae_Dan