やはり脱力を・・・

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この「脱力」・・・言うまでもなく、声楽の中では習得すべき事項として大きな位置を占めています。

皆様ご存じのとおり、一朝一夕には実現せぬもの。自分自身、こりゃライフワークだなと感じている大きな課題でして・・・。

ずいぶん前から、以下のように現実を嘆くことしかできぬ情けない自分がいます。

発声について思うこと
発声について思うこと(2)
発声について思うこと(3)
OB合唱団の憂鬱

このエントリに記したとおり、私は1980年代の大学男声合唱の経験者なのですが、あの頃横溢していた雰囲気をよく覚えています。

それは、今考えれば、声楽的な衣をまとっただけの、その実、力業による短期的な手法でした。むしろ、一生合唱を楽しんでいくには、邪魔な重荷にさえなっているのです。

高度経済成長の延長戦の頃で、大学はバリバリ働く企業戦士をどんどん輩出し、世界第1位のアメリカの地位をも脅かしていたあの時代。その時代の中では、大学四年間という限定された期間で最大の効果を上げる、ある意味、時間をかけて周到に確立されたシステムであったのだと思います。

しかし、これは既に破綻をきたし、ほとんど改革のメスが入れられることなく現在に至っており、大多数の元グリーメンも、かつての(栄光の・・・笑)発声に決別できずにいる。

しかも、この現象は我々素人だけではなく、プロの世界でも徒花を咲かせています。例を挙げればきりがないけど、秋川雅史やフォレスタなんか全然脱力できていないし。

そういや、今年の三月頃、川原某(河原某)とかいう、フォレスタの大ファンで、高松市の女声合唱団マネージャーをかたった馬鹿者から中傷メールが届きました。だいたい、Outlookで色つけたHTMLメール送りつける時点で、自己中心的人物臭がぷんぷん。

通常は、頂戴したメールには早々にレスポンス申し上げておりますが、実に低俗で支離滅裂、嘘八百を並べた失礼な内容なので、取り上げるに値せず、いままで捨て置いたけど、思い出したので仕方なく少しだけ記しておく。川原某には、ここで相手して貰えるだけ、ありがたいと思って欲しいです。

私は、彼らのアンサンブル技術には否定的だけど、それを好もうが崇拝しようがプラチナチケットだと言って泣いて喜ぼうが構わないと、そのあとついたコメントへのやりとりで、きちんと記しています。

フォレスタ(Foresta)はヘタクソだろ 

だから、「こいつ、フォレスタの良さもわからぬのか、阿呆だなぁ・・・」と、どうぞ、素通りして下さって構いません。この川原某、その後も気になっているらしく、何度も本ブログに様子を見に来るのですが、二度とおいでにならなくて結構です。さようなら。(今後、本件に対するコメントやメール対応も煩わしいので一切致しません)

話が逸れましたが、ま、このように、ちょっといい声というだけで、コロッと力業になびいてしまう方々は実に多いわけです。(歌い手も聴き手も)
 
我々も、歌っていて技術的な難所に差し掛かると、力業に頼りたい誘惑にかられるのですが、はてさて。

ただ、合唱団の直面するこの現実問題を処理するにあたってはですね、多少力が入っていても、脱力は一日にしてならずである以上、その中で、できるだけ良いアンサンブルを探すしか術はありませぬ。

「脱力」という大きな目標を掲げ続けることで、メンバーのうち、何かしら端緒だけでも良いのでつかんでもらえたらと、日頃から思いを巡らせている次第です。

今後も、「響き」のきらめくアンサンブルを目指して、精進して参ります。

 

 

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