12月 042011
 

こちらで報じたとおり、今夏、強化合宿と併せて行われた掲題について、
先般の第6回演奏会パンフレットに掲載済みではありますが、
このたび、本ブログにも 掲示することとしましたので、お楽しみ下さい。

座談会メンバーは、常任指揮者の中曽根敦子氏、ピアニストの上原良子氏、
団からは、山岸団長ほか5名が 出席した。

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(司会)
早速ですが、前橋男声合唱団の指揮者となって、17年ということになりますが、
「まえだん」は少しは成長してきているでしょうか?
(中曽根)
17年・・・ですか。でも、その大半は指揮棒を振ってないんですよねぇ。(笑)
(司会)
うわ、のっけから皮肉炸裂ですか!?
(中曽根)
ええ、万年音取リストでしたからね。
(司会)
じゃぁ、実質指揮者に就任されたのはいつ頃ですか?
(中曽根)
そうですねぇ、五年前くらいに入団ラッシュが起きて、人数も20人を超えたあたりからですかね。
ちょうど第4回演奏会(2007年)くらいからかな、指揮に没頭できる瞬間が増えてきたのは。
(司会)
既に指揮者に就任しててホッとしました。(苦笑)それで、せ、成長の方は・・・?(冷汗)
(中曽根)
「合唱団」としては、確実に成長していると思います。社会人男声合唱団の宿命として、
どうしてもメンバーの入れ替わりが避けられませんが、
音楽への考え方や団としての方向性に芯が通ってきたように感じています。
(司会)
上原さんとは、第2回演奏会(1999年)で初めてご一緒して以来ですが、
当初の前橋男声合唱団の印象はいかがでしたか?
(上原)
当時はトップテノールにずば抜けて上手い方が一人いらっしゃって、
その方の声しか聞こえませんでしたね。
失礼ですけど合唱団というよりは、「○○と仲間たち」といった様相でした。(笑)
最近は印象が全く違いますね。以前より合唱しているなと。
(中曽根)
確かに。演奏も、運営も、ワンマンの性格の団だったものね。
(前橋男声)
組織力がついてきたということですかねぇ?
(中曽根)
あ、集中力もね。特に合唱祭・・・ね、上原さん。
(上原)
あぁ、(笑)プラカード嬢の女子高生に集中しすぎて、
私達の存在なんかすっかり忘れられてますからね、いつも。
(中曽根)
全員でプラ嬢ににじり寄る様は圧巻!やっぱ、女の子は若いに越したことはないもんねぇ〜〜
(前橋男声)
なんか濡れ衣っぽいなぁ。そりゃS井さんだけでしょぉ〜
(司会)
えー、では・・・強制的に話を戻したいのですが、
上原先生は、男声合唱では、どんな曲に興味をお持ちでしょうか?
(上原)
やはり、ア・カペラ曲ですね。男声のア・カペラは素敵です。
(前橋男声)
今までご一緒したレパートリーの中では、どんな曲が印象に残っていらっしゃいますか?
(上原)
断然、ニグロ(Negro Spirituals=黒人霊歌)ですね。
ピアノ付きでしたが、不要なんじゃないかと思ったくらいでした。
(中曽根)
音楽的には、倍音を重視する男声合唱には、ピアノは不要という考え方もありますが、
やはり華やかになりますよね。ピアノが対旋律で遊んでみたり、何といっても音楽に幅が出るし。
(司会)
演奏会プログラムにも奥行きが出てきますよね。ほかに、記憶に残る曲はありますか?
(上原)
あとは、チャイコフスキー歌曲集ですね。男声合唱にこんな繊細な曲があるのかと、意外でした。 
(司会)
上原先生がお持ちの一般男声合唱団の印象は?
(上原)
沢山の男声合唱団を聴いたわけではないのですけど、聴いた限りでは、やはり勢いや迫力がある、
とにかく元気の良い男声合唱ばかりという感じですね。
もっと、ピアニッシモを上手に響かせられる男声合唱を聴きたいです。
(中曽根)
男声合唱は音圧も魅力で、それを目当てに聴きに来るお客様が多いけど、やはりピアニッシモ!
(前橋男声)
我々もそれを目指したいんですよねぇ・・・。
(中曽根)
発散系の合唱はどちらかというと容易。
逆に、客が思わず引き込まれるようなピアニッシモの音楽をしたい。
(前橋男声)
それでも、ドーンと大音量で鳴らす方が、歌っている実感にマッチしているのでしょうね。
小学校時代から、「大きな声で」って指導され続けてきたからかな。
(中曽根)
大きな声で歌うからこそ、ピアニッシモが成立するわけですが、ただ小さく歌えばいいってもんじゃない。
ピアニッシモで歌う行為は、最も深くて濃いんですよ。祈りに近いかも。
(前橋男声)
でも、それにはフォルティッシモを響かせる以上の身体的要素が必要不可欠なんですよね。
(中曽根)
そういう意味では、今回の「タンホイザー」なんか、格好の材料。
豪華絢爛なフォルティッシモから、思わず息を呑むようなピアニッシモまで、
いろいろ取り揃えてございますわよ。(笑)
(前橋男声)
「大行進曲」「フィナーレ」に挟まれて「巡礼の合唱」がやはり肝ですね。あのピアニッシモこそ!
(中曽根)
そうそう。男声ならではの柔らかさと繊細さが魅力的。
(前橋男声)
既に相当鍛えられていますけど・・・。(汗)いずれにせよ、歌いきるスタミナも大切ですね。 

(つづく)

 

 


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