2010年1月30日(土)通常練習

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■場所 群馬県生涯学習センター(音楽スタジオ)

■出席人数22名(T1:4 T:4 B1:7 B2:7) 出席率81%

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■練習内容 
今回も、男声合唱組曲「雪と花火」の音取りが中心の練習となる。 新しいレパに取り組む場合、その楽譜の清新さと共に沸き上がってくるのは、 この音符の連なりから生まれるはずの、未知なるハーモニーへの大きな期待感である。

パート練習にいそしむに連れ、曲や詩への関心は自然に高まる。 あの字句この語句はいかなる意味や時代背景を持つものなのか・・・? 知識欲も旺盛になるというものだ。 素晴らしいことだと思う。

この音取りという段階。 当然といえば当然であるが、プロの歌手や合唱団では、あまり行われない行為である。 彼らは、初見で音やリズムをイメージできるので、すぐに歌詩が付く。

だから、曲とつきあうこの最初の段階で、 既にフレージングや表現の中身について、強く意識してゆかねばならないのだ。 翻って我々は、どうしても音取りと称して、音やリズムを正確に把握することを第一とするため、 音やリズムを中心とした細部や、せいぜい縦のライン程度を重視したものとなり、 横の流れ・・・すなわちフレージングを後回しにしがちだ。

以前のエントリの繰り返しになるが、曲との第一印象は重要である。

その重要な場に、極力多くの団員と時間を共有することは、将来高まるであろう熟度を高める上で、有意義であると書いた。 所詮、音符は記号に過ぎないが、そこを足がかりに多くの情報を引き出すことができる。

譜持ちで歌う理由は、その足がかりを常に確保するためだけであり、 何をどう表現するかを追求するための一手段に相違ないとは、 中曽根指揮者が日頃から指摘しているとおりであると思う。

自己満足ではなく、表現者としてのあり方とは?

現在の音取りは従来通り、音程とリズムの習得に汲々とする日々が当面続くと思われるが、 ファーストインプレッションのこの時期に、 フレージングに目を向けた練習を行うのも決して無駄ではないと考えている。

■連絡事項
(指揮者より)
・次回、「雪と花火」全曲アンサンブル確認予定。
・次回、豊生会レパ(ミュージカル含む)を持参のこと。

(事務局より)
・次回練習は2月6日。練習場所は前中公。(←お間違いなく)

 

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