■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数22名(T1:6 T:4 B1:6 B2:6)出席率81%
■練習内容
前回に引き続き、男声合唱組曲「雪と花火」の音取り。 そして、2月21日(日)に行われるボランティア演奏曲目を一通りさらった。
さて、年初来取り組んできた「雪と花火」の公式的な音取りは今日が最終日。 とはいえ、この4回を全出席している団員は半数程度なので、 今後も、団として個人として、継続的なフォローは必要だろうが、 仲間が増えた分、音取りの効率も往時に比べればすこぶる良い。
前回記事でも触れたが、この男声合唱曲「雪と花火」(詩:北原白秋)では、いかに美しい日本語表現を実践できるかがポイントとなる。
一曲目の「片恋」など、トップによるパートソロに始まり、 続いてセカンドのパートソロが呼応し、交互に奏でると、 背景には、黄昏に染まる晩秋の中音もなく散りゆく落葉の情景がオーバーラップしてくる。 直後には、ベースが同じくパートソロで曲をリードするように、 バリトン以外はその実力の程を白日の下に晒されてしまうという難曲とも言える。 耳の肥えた方なら、およそこの時点で、合唱団の実力を看破してしまうことだろう。
この冒頭部は有名で、男声合唱ファンからは憧れの一節なのである。 しかし、生半可なことではすぐにドッチラケの世界に真っ逆さまという、高いハードルがあるからこそ、高嶺の花として魅力があるのだ。
そういうこともあり、団全体としてはもちろんだが、 パート単位で日本語表現に関しては、細部にわたるチューニングが必要となることだろう。
前々回レパであった男声合唱組曲「吹雪の街を」ではこれが不十分であった。 指揮者もその辺りを踏まえて曲に臨んでいる節が見られるので、 我々も心して取り組む必要がある。
もちろん高々一ヶ月で、素人の我々が致し方ないことだが、 ただ単に、目の前の音やリズムの変幻に右往左往するのではなく、 常に「表現者」としての自覚を持ちたいものだ。
■連絡事項
(指揮者より)
・次回、上原先生の来臨を仰ぎ、豊生会レパを全曲実施予定。
(事務局より)
・次回練習は2月13日。練習場所は生涯学習センター。(←お間違いなく)
・ボランティア演奏当日の集合時間、歓迎会の予定等。
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