(背景音に蝉時雨・・・)
いやぁ、それにしても、今年の夏は堂々たる夏ですな。 この暑さには圧倒されるばかりです。
これでもかこれでもかと、津波のような酷暑が続くわけで。 夏の高校野球の優勝校が決まる頃には涼しくなるのが普通なのに、 虫の声こそ夜毎に盛んになりつつありますが、まだまだ寝苦しい夜が続いています。
この蝉の声もすごいけど、今年はクマゼミの鳴き声を聞いたんですよ、ここ群馬で。 クマゼミは南関東やそれ以西ではメジャーですが、群馬の平野部の夏は、 ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミあたりが幅をきかせているわけで、 クマゼミの出現には、最初は耳を疑ったものです。
やはり、温暖化ということなのでしょうか。 さて、久々の練習日誌・・・。 本ブログのタイトルは「練習日誌」なのに、すまないっす、かなりサボってしまって。
■練習場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数15名(T1:3 T:3 B1:4 B2:5) 出席率56%
練習の方はおかげさまで順調に進んでおります。 まぁ、お世辞にも 快調とは言えないまでも、進捗はしております。
年初より取り組んできたアニメソングもいよいよ佳境に差し掛かりつつあります。
「ウルトラセブン」
「にっぽん昔話」
「美しき狼たち〜あしたのジョー」
「アタックナンバーワン」
「鉄腕アトム」
今まで一番時間を費やして取り組んできたのは何と言っても「鉄腕アトム」だ。 弦楽四重奏のように爽やかでいて重厚な冒頭部。 突如始まるビートの効いた中間部と展開部。 そして、再び終段では、再び冒頭のリフレインに始まり、燦々たるコーダで締めくくられるという、 壮大な叙事詩といっても言い過ぎではないかもしれない。(やっぱり大袈裟ですな)
音の多さと音域の広さ、そして要求される技術は、声楽的技巧だけでなく、強い精神力をも・・・。 ここまでの練習で既にもう懲り懲り・・・というメンバーもいるかも知れないが、 八月に入ってからののアンサンブルの凝集力は目を見張るものがある。
一週あけてのこの日の練習では、アンサンブル冒頭で全体を2チームにわけ、(各々ほぼダブカル) お互いに聴き合って、自分達を棚に上げてダメ出しをし合うという、興味深い実験(?)が行われた。
旧盆明けということもあり、団員にとってはなかなか刺激的な体験となったが、 自らの弱点を再認識するということでなく、全体を聴きながら、 その時点のミニ合唱団の一構成員として何をなし得るか、 そしてバランス良く歌い切るためには、どうすべきか、身をもって習得できたのではないか。
また、ダメ出しをする(言葉にする)ということは、意外に重要だ。
もちろん指摘されたことを率直に受け入れたり、口をついて出る感想に心を動かされたり、さらには、 歌い手の印象と異なる意見だったりした場合に起こされる自問自答への契機となったり、曲について、もっと考えを巡らせていくためには必要な儀式であったろう。
猛暑の中、単調でストイックな練習は、本音ではメンバーにとって力を削ぐ場合もあろう。 今後もタイミングを見計らって、大小のイベントを企画していきたい。
■連絡事項
(事務局より)
・次回練習は8月28日。パート練習あり。
・チケット&ちらしの配付。
・ ふじなみ・コーラス挨拶状況報告。
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