粟生憲和さん歓迎会・2023年新年会を開催!

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年初の当団イベントといえば、断然「新年会」だ。コロナ禍のあおりで2021年は中止、2022年はオンラインによる開催にとどまっていたが、ようやくこの2023年は対面による新年会が復活した次第。実に2020年1月以来、3年振りの対面新年会。既に一ヶ月以上前のレポートで恐縮であるが、過日1月7日夕刻開宴となったのでご報告したい。

そして、今回は新年会だけでなく、これまで延び延びとなっていた昨年5月に入団(公式には6月)した粟生憲和さんの歓迎会が未了であり、なんといってもこれがメインとなる。(参考:入団記事

この日は18時半より高崎駅界隈の某所にメンバーが三々五々集まると、恒例の栗田団長からの挨拶と、中曽根常任の発声で乾杯。店から特段マスク着用等の条件は付けられず、開宴後まもなくは、おっかなびっくりで着けたり外したりしながら宴会が進んでいった。(その後出席者全員が発症せず、体調の大きな変化も一切なかったことをここに明記しておきたい)

粟生さんからもあらためて入団のご挨拶を頂戴したわけだが、既に入団以来半年以上を経過し、しかもその間、小団第11回演奏会へのハードな道のりも十二分に経験されており、ベースの主力としての定着感が団内でより強まった中でのお言葉の数々は、説得力のあるものであった。また粟生さんご自身にもこの半年間には大きな変化があり、なんと二世が誕生されるという慶事をもって、合唱活動への肝の据え方も少し堂に入ったものに変わってきつつあるのではないかと筆者などは感じているところだ。年長者が多い当団であるが、今後とも若手最右翼として、新しい風を吹かせ続けていただきたいと強く思う。

さて、ロシアによるウクライナ侵攻など、生きてゆく上での不安は枚挙に暇が無く、様々な価値観がまずます乱高下し、激しく変化しているかのようだ。昨日の黒色が今日の白色…そんな世相だからこそ、音楽は必要である。音楽の持つ魅力はコロナ禍のおかげで一層輝いたとも言えるのだ。音楽がどんな時も我々の生きる源泉である事を強く認識させたが、コロナへの恐怖から音楽から遠ざかった人達も結構多かったのだ。

しかし、この三年間に及ぶ苦悩の中、我々は経験を重ねることで自信を深め、一定の結論に達している。それは、決して情報に惑わさず憶測で物事を判断することなく、あくまでも強い意思と知見に裏付けられた実行力によって、難局は必ず乗り越えられるということ。

我々はコロナ禍発生後、全日本合唱連盟のガイドライン制定(2020.6)に先駆け、団内の9つの対処方針(全日本ガイドライン制定後は廃止)を掲げ、練習会場が閉鎖されない限り練習を継続してきたところである。2021年11月と2022年11月と、コロナ禍の中人数を減らしながらも演奏会を相次いで開催できた原動力は、お客様からの待望の声もさることながら、たゆみない練習の継続が成ったからにほかならない。

それと、逆に大衆やマスコミは憶測や思い込みで物事を断じがちであることもこの期間学んだのである。このコロナ禍で合唱界や合唱人に向けられた誤解の数々を、私は決して忘れることはないだろう。(将来の我々の活動を制約する可能性は否定できない)

男声合唱を続けること。それは決して楽な道のりではない。音楽の「楽」と「楽しい」という命題の違いについてかつて議論したことがあったが、既に解答は出ている。引き続き、今後もリテラシーを高く持ち、激動の時代の中、我々の男声合唱活動の継続を貫徹し、自らの人生を豊かにしながら歌い続け、それが少しでも聞いて下さるお客様のお役に立てるのなら幸甚であると思う。

 

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