新団員来たる!コロナ禍明けの新入団で幸先良いスタート!

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(画像:前列右から3人目がMiko Shiraseさん)

合唱を続けていて、心が震えるほどワクワク躍動することがある。もちろん、充実したハーモニーのもと、完成度の高い歌を届けることが出来た場合がそうだが、なんといっても一緒に歌声を共にする仲間を得た時は格別である。

実は5月13日(土)通常練習日、そのワクワクが現実のものとなった。Miko Shirase(以下”Miko”と呼ぶ)さんという方が練習見学においでになり、即日入団となったのだ!

お名前からわかるとおり、来日されてまだ2週間という、フィリピンご出身のナイスガイである。(MikoというFirst Nameはフィリピンに結構いらっしゃるようだ)どうやら、お父様のご実家が群馬であり、縁有って来日されたという。当地では大学で合唱指揮や声楽を専攻されていたとのこと。(多分、音楽の専門教育を受けた団員は史上初)

当団の動画をご覧になり、興味を持たれた由。今のところ日本語はまだほとんど使えず、スマホの翻訳アプリを片手にお互いの意思疎通を試みたが、案外うまくいくものである。少々時間がかかるが、確実である。

この日は、最初は見学していただいたものの、すぐに集団に加わって一緒に歌う流れに。既に、彼は一人合唱(One Man Choir)動画をYouTubeに上げていて、前日にそれを紹介されていた私はこの人は只者でないと感じていたのだ。

そして一緒に歌い始めると、豊かな中声部から始まり、透き通るような高音をお持ちで、これらを柔軟に使いこなす技術をお持ちである。我々日本人のような、やや造ったような籠もり気味の響きでなく、本当にナチュラルな響きなのだ。

我々の受け入れ体制は万全ではなかった。現在取り組む「アニソン集」の中から数曲をチョイスし、急ごしらえでローマ字でルビを振り、練習で歌って頂くべく楽譜にしてやっとお渡しした。最初は日本語など、どうしてもとっつきにくい様子だったが、たちまち頭角を現し、美声を響かせていたのは印象的だった。

いよいよ、まえだんにも国際化の波が!?と誰もが感じただろうが、今回だけが特別なことではなく、むしろ、これこそ時代の流れかも知れないとも思うのだ。人口減少の中、日本の社会は外国人との共生無しには難しい局面に差し掛かっているからだ。そして、コロナ禍の長いトンネルを抜けたところで、幸先の良いスタートともなった。

ともかく、歴史的な1日になるかも知れない今日この佳き日、トップ画像のように練習後の万歳三唱が行われ、Mikoさんの入団を祝ったのだった。(おそらく「万歳」の習慣をご存知ない?彼にもポースをとっていただいた)そして、一年ぶりの新入団員の誕生に、団内が沸き立ち、興奮は最高潮に達したのだった。末永く、一緒に歌声を響かせ続けていきましょう!

(万歳後は、恒例の握手責めにしました・・・笑)

 

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