合唱の愉しみと忍耐(その1)

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筆者がこの前橋男声合唱団のマネジメントに関わるようになって、もう20年近くが過ぎようとしています。
 
この間、インターネットというものが一般的となり、合唱団運営にかかるマネジメントの省力化が大いに進みました。

なかでも、情報の共有化、ペーパーレス化は著しく、今や、団員への事務連絡など、メーリングリストへの配信だけで済みますし、誰もが同じ演奏音源や音取り音源を手にできるようになりました。

構成する団員も大きく変わりました。創立時に在団したメンバーは今となっては、たった一人しかおりません。(その方も、常時活動していたわけではなく、大半は活動を休止していました)たとえ一時期でも在団したメンバーは、のべ50名以上にのぼります。 

しかし、変わっていないもの・・・。それは、合唱をするためには、普段は違った環境に生きる団員達が、個々人の予定をやり繰りしながら三々五々集い、一つの場所で共通の時間を過ごさねばならないという一事・・・。これだけは不変です。

今や、欲しい物があれば、ネットでポチッとすれば、翌日には自宅に配達されて、手に入ってしまうご時世です。なんと気楽なことでしょうか。従来叶わぬ夢であったと思われたことが現実化しつつあります。 

その勢いで、「合唱の愉しみ」もポチッとできれば良いのですが、それを手に入れることができるのは、多くの努力と数々の苦難を乗り越えた者(合唱団)だけのはずです。

音楽は、決して「楽しい」ものであるとは限りません。(もちろん、楽しいに越したことはないですが)ましてや、決して「楽」なものではないのです。

(その2)へ続く

 

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