ベルリンフィル・コンサートマスター=安永 徹氏が退団

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■記事引用:ベルリンフィル・コンサートマスター安永さんが退団へ(西日本新聞2009年1月27日)                    

 世界最高峰の管弦楽団とされるベルリン・フィル(ドイツ)の第一コンサートマスター、安永徹さん(57)=福岡市出身=が2月22日のオーストリア・ウィーン公演をもって辞任する。

 安永さんは九響永久名誉指揮者の故安永武一郎さんの長男で、バイオリニスト。桐朋学園大を卒業後、1977年にベルリン・フィルに入団。83年に指揮者・カラヤンに認められ、東洋人初の第一コンサートマスターに就任した。一般奏者からの就任も同楽団史上初で、話題を集めた。高い音楽センスと温かな人柄で楽団員の人望を集め、室内楽やソロ演奏にも積極的に取り組んできた。

 65歳の定年まで約8年を残した辞任の理由について、安永さんは「個人的な理由」として明らかにしていないが、今後は北海道に住まいを移し、「1年後ぐらいには何をするか、見えてくると思う」と話している。後任は未定という。

・・・
しまった!昨日、他のブログを斜め読みしていたら、↑こんな記事が!
昨年大晦日の記事で、安永さんのすごさに一言触れたのだが、
このときには既に退団が決まっていて、新しいコンマスを募集していたようだ。

それにしても、ショック!である。

その際、世界に冠たるベルリンフィルのコンマスに、20数年もの間、日本人が就任していたという事自体、
ほとんどの日本人が知らない事実に忸怩たる思いを抱いていることを告白したが…

ノーベル賞やオリンピックで金メダルを取ることと比較しても詮無き事ではあるのだが、
これに匹敵する位の偉業であると、私は信じて疑わない。
ベルリンフィルのコンマスに一般奏者から就任して、四半世紀もの間、その地位を保っていることの偉大さ。
世界随一のずば抜けたテクニックだけでなく、時には指揮者並の大局的な視点から音楽を見渡す能力も必要だろう。

N響でも日フィルでも群響でもなく、そんな世界一流のオケの要職を、
東洋の島国、日本人が務めていたという事実!

(↑なんとなく、西洋人の後塵を拝しているという潜在意識があるからか、痛快でもありました!)

ベルリンフィルの演奏をライブで聴くという野望は、いまだに果てしなく夢に近いが、
(日本公演チケットは目玉が飛び出るほどの高額だが、いずれ生で聴いてやるっと決意している)
その時は、安永氏が退団したベルリンフィルとなっているのかと思うと、甚だ残念である。

(私としては、所詮CDやテレビ、DVD等で聴くしか術を知らぬわけで、
 従来、莫大な演奏のほんの一部を聞きかじることぐらいしかしていないから、
 こうして安永氏の率いたベルリンフィルの演奏を当面楽しめることは間違いないのだが)

 

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