創立10周年記念・第2回演奏会開催される(その2)

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1999年12月11日(土)19:00から前橋市民文化会館小ホールにおいて、 「前橋男声合唱団創団10周年記念第2回演奏会」が開催された。

当日は西高東低の気圧配置となり好天に恵まれたが、朝から風の強い一日となり、前橋市街地 には赤城おろしが吹き荒れ、空気も乾燥し、コンディションとしてはやや悪い状況で本番を迎えることととなったが、結果としてはキャパ600に対し、2/3 以上の座席が埋まる予想以上の客入りを呈し、大きなハプニングもなく、無事演奏会を終えることが出来、まずは歳末のご多忙中にも拘わらず、わざわざおいで いただいたお客様方にお礼を申し上げる次第である。

今回の特集では、当日の演奏会での前橋男声合唱団の様子を、時間を追ってまとめて みた。

■集合~受付設営・山台設置

12:50の集合後、事前の班編制により、受付設営を行う。納入されたばかりの演 奏会パンフレットに歌詩カードを挟み込む者、受付机や椅子等を設置する者等に分かれ作業を開始、お客のお手洗いへの動線と、もぎり位置との関係で問題が生 じたが、なんとか滞り無く設営を完了した。

この頃同時進行でステージ上では山台の設置位置の検討が行われている。本ホールは 立派な反響板がステージを覆うように屹立するが、山台を後ろに引けば引くほど、却って響きが籠もる性質を呈することは、事前調査済みである。

これを指揮者 立会の元、技術系を中心に実際に歌ってみて残響等、響き方を確認後、指揮台、ピアノ位置を先に決め、なるべく団員が客席寄りに前に出て歌えるように、山台 を設置した。

■発声練習

13:45より予定を変更し、ステージ上で発声練習を行う。当初はリハーサル室で 実施予定だったが、山台設置が予定より早く終わったので、少しでもステージに馴れることができればということで、急遽場所を変更して行った。

内容的にはい つもより綿密に行う事が出来たように思う。これからの長丁場を乗り切るためにも、最初の第一声が大切である。思っていたよりステージ上が乾燥していて、持参した霧吹きが終演まで大変役に立っ た。

■ステージ練習

1ステージ35分スパンで、粛々と(?)ステ練が進行。1曲1曲各々について出さ れる指揮者の最後の指示に、自ずから団員一人一人にも気合いが充填されていく。なぜか今までの苦しかった練習の一コマ一コマが蘇ってくるようだ。

1曲1曲 の最後の練習が終わり、あとは本番で歌うのみ!もう練習はないのである。途中、外声パートから他パートの声が全く聞こえない旨の苦情が出て、両翼を一層突 出させたフォーメーションに変更する。

始終ソリストだけでなく、団員誰もが声をセーブしている雰囲気。なにしろ、ステー ジ上の乾燥がひどく、霧吹き部隊が大活躍。最後に和やかなムードの中、指揮者・伴奏者を交え、記念撮影を行った。(下の画像)


※オンステメンバー
T1:青木 潤、大野博道、小山昌人、(井上 徹)
T2:岡 信和、齋藤 豊、槻岡一正、松村潤也
B1:織田卓弥、酒井 洋、中川 哲、山岸 晃
B2:赤司圭介、池田栄一、下田雄治、白石昭夫、真下悠一
 ( )内は賛助メンバー

■いよいよ本番!

いよいよ開演である。今日一日の内で一番緊張する瞬間だ。心地よい緊張感の中、ス テマネからのキューが入る。アナウンスをバックに、暗転の中、板付き。

やがて熱く眩しい全照明が我々を照らしだし、指揮者と伴奏者が沸き起こる拍手の中、 相次いで上手から登場すると、長くて短い・・・、我々の鼓動が常に鳴りやまない、めくるめく時間が遂に幕を切って落とされた。

(つづく)

 

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