「しんとう苑」での失敗 ←失敗を成功の基にせねば失敗の意味がない

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先日、12月7日(日)に、群馬県榛東村の「しんとう苑」という老人ホームに、ボランティア演奏に行ってきた。(詳細は小団ホームページ・ニュース欄)そこで、ア・カペラ曲を4曲、ピアノ付きの組曲を1曲歌ったのだった。

失敗は何かというと、演奏の失敗ではない。私の失敗の話である。まぁ、MCも噛みまくりだったので、それも失敗といえば失敗だが、遙かに基本的なことであるが故に、致命的な失敗として今は深く反省している。

それは、「ピアノ」である。

ピアノ付きの組曲を演奏する以上、我々合唱団の他にピアニストとピアノは必須である。そのうちのピアノの所在の確認をはっきりせずに、マネジメント責任者である筆者は、当日のピアニストの予定をわざわざ空けてもらい、プログラムとして、上記の1曲を演奏曲目としてセレクトし、それを根拠に指揮者にも練習計画の立案を依頼していた。

もちろん、同ホームの担当者の方とは事前打ち合わせを電話で数回行い、演奏会の進行プログラムはできていたつもりだった。

当初の打合せの中で、私の方から、ホームの職員の方でピアノ経験者の方がいらっしゃれば、ぜひ、ピアニストの横に座っていただき、譜めくりをお願いしたい旨、申し出たところ、その担当者の方がピアノを嗜んだことがあるとのことで、快諾してくださった。

私はこの時点で早合点したのだ。其処にはピアノ(グランドであれ、アップライトであれ)が必ずあるものと。

実は、従来のボランティア演奏も含め、前橋男声合唱団の全ての演奏機会において、私は必ず演奏会場の下見をしてきていた。しかし、11月15日の「ひがきホテル・ラウンジコンサート」と今回の「しんとう苑」については、多忙と、遠距離であることを理由に、下見を怠ったのだ。

今回、会場の隅にはかろうじて、(失礼ながら→)埃をかぶった電子ピアノがあり、何とか取り繕うことは出来たことは幸いだったが、その電子ピアノは長期間放置されていたらしく、ペダルも破損し、うまく機能しなかった。また、電気的動作も不安定で、通常のピアノに比べ、演奏上の支障となったことは明らかだ。(ホーム側の管理瑕疵を問うているのではない・・・為念)

では、なぜ、先方の担当者は譜めくりを快諾したのか。

それは、其処をボランティアで訪れる演奏家の方々の中には、キーボードを自ら持ち込み、伴奏代わりとする場合も少なくなかったそうで、つまり、ピアノに代わる楽器(キーボードを想定されていたようだが)を、前橋男声合唱団側で当然用意するものと思っていたようなのである。

私の慢心から来る今回の失敗。ピアニストの上原先生だけでなく、指揮者や団員のみんなにも迷惑をかけてしまった。今更ながら、現場本位という四文字を、あらためて重く受け止めているところだ。

 

 

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コメント

  1. Aik8man より:

    Tetsu様。私も先日、仕事の関係である市議会議員から、「どこそこの市道に、安全のために外側線を引いてくれ!(`Д´)」と一本の電話があり、現地を見てみたら、外側線引かれてるんだよね。┐(´д`)┌ヤレヤレすぐに市議に「もう引いてありますけど、外側線じゃなくてグリーンベルトの間違いですか?それとも停止線ですか?」と、突っ込んだところ、「え?もう現場見てくれたの?そんで、あれ?引いてありましたか?失礼しました。」なんてことがありました。現地確認って大事ですよね。[E:coldsweats01]

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