2011年3月27日(日)通常練習

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計画停電の影響で、県内外の文化施設において、貸し館が中止もしくは限定的なものとされる事態となっていることは、既報の通りである。

当初、この日の練習会場は前橋中央公民館であったが、同館が3月中の夜間貸館の中止を打ち出したため、その後、群馬県生涯学習センターに鞍替えしたが、ここも計画停電時間帯の貸し館を停止する旨決定、急遽、逆に公演キャンセルで空いていた「高崎市新町文化ホール」を予約した。

しかも、土曜夜から日曜午後への練習時間のシフトで、メンバー達も多忙な年度末とくる・・・、果たしてどれだけ集まるだろうかと、ため息をついていたのだが、どうしてどうして、16人からのメンバーが集まり、練習見学者まで おいでになるという特典までついたこの日だった。

2011年3月27日練習風景1

■練習場所 高崎市新町文化ホール

■出席人数16名(T1:2 T2:4 B1:5 B2:5)出席率57% 

■練習内容

今回は、出席率はかなり低いのではないかという懸念のもと、いつもの通常レパの直接的な練習を取りやめ、別の企画をもってきていたが、出席率は50%を超え、しかも4パートもまずまずのバランスで揃うことが出来たため、普段通りの練習進行に戻すことにした。

ただ、会場が外気温に比しかなり寒い状況。暖房も効くが、一時間あたり3000円強の別料金がかかるとのことで、やむなく、持てる衣服を着込んでの亜寒帯練習となった。

アンサンブルの前に、 全員で「ウルトラセブン」を歌って景気づけ(?)それ以外は、練習は相変わらずの「タンホイザー」の歌い込みとなったが、客席を間近に見下ろしての練習は、なかなか悪くない。

ここは音楽専用ホールではなく、反響板も無いに等しいので残響は僅かだが、発声上、ホールという空間を意識するには十分な広さだろう。

さて、結局「タンホイザー」は全曲歌い込むこととなったが、どうしても楽譜ベタ見で口先で譜面を追いがちな我々に対して、指揮者からは、

「決して頭の中だけで歌わずもっとフィジカルな面から積極的に歌う姿勢が乏しい・・・、何のために練習に来ているん!?頭の中で歌うのは家でやれ」

との檄が飛んだ次第。

ひぇ〜、、、見学者さん、ひいてないかな・・・。(汗)

ともかく、今後も一層の音の確認と、歌詩(特にウムラウト)の見直しが求められる。

また、歌詩に割り振られた母音を素直に音価分伸ばし、原則としてレガートに歌いつなぐ気持ちをもっと持たねばならないだろう。

そこまで発声技倆がついていっていないというのが正直な所だろうが、同時並行的に、発声の改革に取り組まねば、この曲が中途半端な成果に終わることは必定だろう。

発声の改革はひいては意識改革につながる。

意識の改革は、「このくらいでいいんじゃね?」という気持ちを捨て去ることから始まるのだろう。仕事に家庭に多忙な我々にとっては、最も辛い大きな山である。

しかし、我々ののど元に、その鋭利な刃物がつきつけられていることが、練習を日ごとこなしているにつれ、明らかなものとなってくるだろう。その無言の脅しに気がつくか気がつかないかは、話が別であるが・・・。

■事務連絡

  • 次回練習は4月3日(日)、場所は吉岡文化センターとなるので注意。
  • 今後の練習日程のアナウンスに留意を。
    (節電の意義と相反する部分もあるが、できれば頻繁なメールチェックを)

■特記事項

前述の見学者さんであるが、竹内さんという方。酷寒(?)の中、練習の一部始終を見学していただき、時には 体操は発声など、一緒にご参加頂いた。

果たして・・・、練習後に見事、入団と言うことに相成った!!実働団員数は29人に達し、 いよいよ、夢想だにしなかった30人台まで、あと1人ということに!詳細は、本家ホームページ・ニュース欄で詳報したい。【リンク切れ】

思えば、20人台に初めて突入したのが2007年5月のことだった。「ついに夢の20人の大台を達成!(前橋男声合唱団ニュース2007年5月号)」【リンク切れ】

とにかく、我々は今後も、歌声を共にできる仲間を常に探している。そして、自然体で練習にいそしみ、やるべきことに真剣に取り組んでいきたいと考えている。

2011年3月27日練習風景2

中央で握手をする竹内さん

 

 

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