3月 202021
 

先般予告しておりましたが、当団の次回演奏機会についてお知らせ致します。

◆日時:2021年5月16日(日)13時開演
◆場所:桐生市新川公園
    (桐生市稲荷町1番1号)

詳しくは上掲リーフレットのとおりではありますが、当団にとって一昨年11月の第10回演奏会以来の公式演奏となります。同イベントへの参加は、2018年の吉岡町開催時(下の画像)以来3年振り2回目となります。

皆様にお耳馴染みの曲を中心に歌声をお届けしたいと思います。ぜひ、ご期待下さい!
(具体的なプログラムが決まりましたら本ページに追記しますね)

掲題イベントも、群馬県内の市町を一巡り(頑として開催を引き受けなかった市もあるようですが・・・確かにあまり緑化には前向きでないようです)し、今年がファイナルとなるとのこと。市制100周年を迎える織都・桐生で千秋楽を迎えることになるとは!

花と緑でいっぱいの群馬県のまちづくりが根付きますよう祈念しております。

(参考URL)
https://www.hanatomidori.net/festival2021

(関連記事)
「花と緑のぐんまづくり2018in吉岡」ふるキラに出演

 


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2月 212021
 

【補足】

本稿(その3)で、県議会の動向について触れた。
昨年12月の定例会で、一連の決議が出されていると書いた。
これを筆者は玉虫色と若干皮肉を込めて指摘したが、その理由についてまとめておく。

県議会として意思表明されたのは次のふたつ。

①県議会本会議「慎重に検討を求める」全会一致で決議
https://www.pref.gunma.jp/gikai/s07g_00792.html

②請願「群馬県民会館の存続を求める決議」→趣旨採択

①について
全文を読んでいいただければわかるが、論旨はまさに「慎重に検討を求める」ということのみ。高まる県民世論(とりわけ在前橋文化系団体)に配慮して逡巡した形跡としての言葉を巧みにちりばめてはいるが、詰まるところ主張はそこまでで、別段存続を求めているわけではないところに留意すべきであり、廃止の検討を進める知事との真っ向からの対立を避けている形だ。

一方で、山本知事も自己のブログで、県議会側からのサインをこう受け取った旨記している。
https://ameblo.jp/ichita-y/entry-12644169597.html


(以下引用)
中間報告で見直しの対象とした各施設に関しても、「存続すべきだ」という文言は使われていない。全て「時間をかけて慎重に検討すべきだ」という表現になっている。これまで、「年度内に最終的な方向性を決める」という方針は変えないつもりだった。が、県議会の決議を軽んじるようなことはしない。この流れを受けて、「どう濃淡をつけられるか?」をよく検討したい。必ず妥協点を見つけられるはずだ。


②について
県議会への「請願」は、憲法16条に保証された国民の権利である。出された請願に対して県議会は審査を行い、一定の結論を出すことが決まりとなっている。結論を出すとは、請願に対して、県議会の総意として白黒付けるということ、即ち採択とするか不採択とするかということであるが、実は白と黒の間にグラデーションがあるのだ。つまり、「採択」「一部採択」「趣旨採択」「一部趣旨採択」「不採択」「継続審議」の5種類だったか。議会の意思表明として、それぞれの意味を確認しておく。

「採択」
願意が妥当であり、法令上、行財政上実現性があり、議会として賛同することをいう。

「一部採択」
1個の請願・採択のうち、一部の項目または部分を採択することをいう。

「趣旨採択」
願意は妥当であるが、実現性の面で確信が持てない場合に、不採択とすることもできないとして採られる決定方法のことをいう。

「一部趣旨採択」
一部の項目についての願意を妥当とし、趣旨採択とすることをいう。

「不採択」
当該地方公共団体の事務に無関係のものであったり、当該議会の権限外のものであったり、さらに願意に賛成できない、実現可能性がないといった場合の議会の意思決定のことをいう。

「継続審議」
当該会期中に審議を終了できず、特に会議で議決して付託を受けた委員会 が閉会中に引き続き審査を行うことをいう。

(他に「審議未了」を運用している自治体もあるらしい。)

・・・であるので、今回の「趣旨採択」は“採択”の2文字が入っているけれども、実現性の面で確信が持てないと議会が受け取っているということ。あくまでもグレーなのである。だから、請願側は趣旨採択されたからといって喜んでばかりはいられぬはず。決して、県議会が賛同してくれたわけではないのだから。

以上からの今後の観測
知事は県議会の意向を軽んずることはしないと断言している。おそらくは、執行部側で設定していた年度内の結論は先送りされるだろう。これによって、知事は議会の意見をいったんは聴き入れた(時間をかけて慎重に検討)ことになるし、議会側も要求を受け入れてもらった形になる。Win-Winというわけだ。(これこそ「政治」的)

並行して事務レベルでは、前橋市当局との協議が続いているはずだ。言わずもがな、市への移管のための地均しである。最終的にはW山本のトップ同士での手打ちということになるだろうけど、そこへ向けての条件の詰めや、それを明記すべき協定案の作成など、様々な下準備や環境作りが進められることだろう。

折しも、先日17日には群馬県議会の令和三年第一回定例会が開会し、24日(水)からの一般質問で論戦がスタートする。その場で、知事の最終判断への見通し等がただされ、答弁として年度内の結論先送りが表明されるのではないか。注目である。

【追記】
本日24日の群馬県議会で、前橋選出の安孫子県議(自民党)から出された県有施設のあり方見直しに関する質問をし、特に群馬県民会館について山本知事は「必ずしも年度内の最終方針の決定にこだわらない」旨答弁し、結論の先送りを表明しました。


【関連記事】
〇群馬県民会館の件(その1)
〇群馬県民会館の件(その2)
〇群馬県民会館の件(その3)

 


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2月 122021
 

(その2)からの続き

3.県民会館の今後

県民会館については、まちづくりの観点から県立図書館と隣接している立地の重要性や、建築物としての文化的価値など、様々な角度から群馬県民会館の再評価もなされている。それは理解できるし共感もするが、ただ文化行政としては傍論なのではないか。いかに、県民文化の振興に資するか否かこそ本論であると心得ている。

文化振興指針記載のように、県民会館が広域的見地から設置された施設であることに思いを致せば、前橋市外の文化団体等からは、同様の声があまり上がっていないように感じている。(←筆者の調査不足もあり仮説の域を出ないが)事実であれば、皮肉なことに、これこそが県民会館が『前橋ローカル化』してしまった何よりの証左なのではないか。

もちろん、全県民の代表たる県議会が一定の決議をしており、重く受け止めるべきとは承知しているが、前述のとおり決議内容には玉虫色が滲み出し、情勢次第でどちらでも転べる穏健な性格を帯びている。また、守る会・願う会の二団体による二万人超の署名もその半数が前橋市外からのものと聞いているものの、全県の文化団体がもっと声を上げ、広域的施設存続の必要性を立論できなければ、行財政改革を前面に押し立てる県を慌てさせたり、あるいは県議会を完全に振り向かせるるような迫力に欠けると感じるのは、私だけだろうか。

なお、前述の私の仮説が正しいとすれば、広域的文化発信といった歴史的役割を終え、『前橋ローカル化』してしまった県民会館は、無論、県からの有形無形の支援が必須という条件は付くだろうが県から市に移管して存続するというのが落とし所となるのではないか………そんな風に思っている。(市が引き受けるかどうかはまだわからないが・・・)

県ホームページによれば、本年1月中には「見直し委員会」の最終会合がセットされていたようである。いずれ近いうちに、県からの最終方針が明らかにされることだろう。もしかすると、存続の場合に必要となる経費の詳細や、その場合の県民1人当たりの概算負担額等、何よりも今後の県の文化行政へのビジョン(最終的には第3次文化振興指針となるべき?)もセットで……これらが明らかにされれば、県民世論の風向きも変わるかも知れない。存続には今後××年で○○○億円かかります、よって県民1人当たり△△万円かかります、てな具合に。そうすると、考えを変える県民もいるはずで・・・いずれにせよ、年度内を限りに結論を急がずとも、必要な情報を得た中で、もう少し(3ヶ月でも半年でも)時間をかけて議論を重ねても良いのではと思う次第。

4.前橋男声合唱団・・・演奏者としての立場から

我々前橋男声合唱団は、実は群馬県民会館でのオンステ機会はさほど多くない。群馬交響楽団と「交響詩曲ぐんま」(これこそ、県民会館竣工時の記念事業で編まれた大曲!)を歌う年一回の演奏会に、1990年代に男声コーラスとして数回オンステしたことがあるほか、直近では2006年にやはり群馬交響楽団演奏会「コーラス・ファンタジア」に同様に賛助出演したことがある程度。振り返れば、数回ながら我々は県民会館での興行に確かに参画し、貴重な音楽的経験を積むことができたのもまた事実である。そのような機会に巡り会えたのは県民会館が存在したからであり、文化事業団等の主催者による導きがあったからでもあり、県民会館への感謝の思いは少なからず抱いているつもりだ。

一方で、ここでの自前演奏会の開催経験は皆無である。なぜ会場候補に上らなかったかというと、その理由は音響がいまひとつだからの一点。大合唱団なら数の力で押し切ることも可能だろうが、小団のような少人数合唱団には、音響の良し悪しは演奏の良し悪しにも直結しかねない。音響は会場選定時の最優先検討事項であったのだ。

このように、小団と県民会館はこれまで直接のお付き合いが希薄な中、時間が経過してしまっている。それ故に、ドライに客観的な見方も可能な気もしている。だから、ここまで思いを綴ることができているわけで。

確かに、群馬県民会館が廃止となれば、これまで利用していた団体が近傍の施設に転出し、本番・練習会場共に、その確保時など競争が激化することが懸念される。この点からも、移管による県民会館の当面の存続を支持したいが、存続のために加えるべき補修など、県民及び前橋市民が将来にわたり負担する内容の全貌について不明な点も多く、正直胸を張って旗幟を鮮明にすることができない。引き続き県と市には情報開示をお願いしたいところだ。

5.まとめ

 1.県の意思決定過程は適正であったと思われる。
 (今後の情報公開にも期待)
 2.県の広域文化行政に対する今後のビジョンが不明。その提示がセット。
 (もし、県の関与を薄め市町村営施設に代替を求めるのであれば、補完するソフト施策も必須)
 3.県民会館が『前橋ローカル化』してしまった現状(筆者の主観ではあるが)を鑑み、
  県から市へ移管するのが落としどころではないか

以上、客観的データに乏しい中、かなりの部分を主観で論じるのは限界があるので、この辺にしておきたい。
毎度乱文にて恐縮です。最後までお読みいただきありがとうございました。


【関連記事】
〇群馬県民会館の件(その1)
〇群馬県民会館の件(その2)

 


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 Posted by at 22:40
2月 112021
 

(その1)からの続き

1.県の2つの意思決定のうち、正当なのはどちらか

ここ数年で、県では「あり方検討部会」「見直し委員会」、相反したふたつの方針が相次いで出された形だが、その組織論的な重みから見た結論の正当性について触れてみたい。

ご存知のとおり、先に条件付き存続の結論を出していた旧政権の「あり方検討部会」の担当は文化行政部局であり、新政権の「見直し委員会」は行財政改革を所管する総務部局の担当である。建前としては、県の施策の方向性を出す際は関係部局合議の上、知事の裁可を仰ぐ形となるのが通常の意思決定過程であり、「あり方検討委員会」の出した方向性が前知事の決裁を受けて意思決定されていたはずである。

しかし、政権交替後、新知事の意向に沿って総務部局が案を練り上げているはずなので、このちゃぶ台返しは既定路線でもあったろう。また、前述のとおり、ちゃぶ台返しは、行政の継続性を云々してみたところで、むしろ通例であるし、直近の民意を得た新政権の強みもあり、その正当性は補強される方向に働くのだろう。

個人的には、前政権の「あり方検討部会」は群馬県文化基本条例をはじめとした法令に則り設置された検討機関で、メンバーや議事録も開示済みであるのに対し、「見直し委員会」は県内部における任意の検討組織にとどまり、構成員や検討プロセスも非公表であるなどブラックボックス化しており、現時点では、その重みの印象に差を感じざるを得ないのが正直なところ。

ただし、それを差し引いても、県の出した2つの結論のうち、「見直し委員会」の出した最新の廃止検討路線が最終的な正当性を保持するものとみて差し支えないだろう。

2.県の文化行政ビジョンの提示がセットであるべき

二つ目は、県としての文化行政、特に文化施設への考え方が見えてこないということ。言うまでもなく県民会館は県管理の文化施設であり、一義的には県の立案する文化施設の配置計画により設置されるべきもの。

昨秋「見直し委員会」が中間報告の中で廃止の方向性を提示したが、その必要性については、既存の市町村営施設で代替可能であるような書きぶりなのだ。「見直し委員会」委員からは、Gメッセや高崎芸術劇場が役割を担えるなどというコメントも掲載されており、まるで、県が文化行政への責務から撤退するかのような印象さえ受ける。

では、既存の文化施設配置計画ではどのように方針が示されているのか。群馬県の文化行政の方向性を示す現行の第2次文化振興指針(平成30年〜34年までの五カ年計画=「あり方検討部会」設置と同様、前政権下で立案・実施されたもの)の中から県民会館への該当部分を引用する。
https://www.pref.gunma.jp/03/c42g_00060.html


「群馬県民会館」
県域的・広域的な文化事業、伝統芸能の継承や担い手の育成などの中核的な施設で、2,000 席級の大ホール、充実した舞台設備を備えています。開館以来46 年経過していることから、耐震対策と座席の改善など、県民目線での改修を進めます。(大規模改修工事を平成 32 年度~平成 33 年度に予定。)


「見直し委員会」の打ち出す廃止の方向性とは正反対の指針であり、現時点で、県の施策として整合性がとれていない。ただ、もし県が本気で県民会館を廃止する積もりであれば、本指針も改定への手続きが着手されているであろう。(今後も注視して参りたい。)

さて、指針に記述のとおり、県民会館は県域的・広域的な文化事業を実施すべき県有施設であり、県内唯一無二の大規模多目的文化施設である。ただし、広域的見地から設置された施設である事も忘れてはなるまい。県が市町村を越える広域行政を担うのは地方自治法に定められたとおりであり、文化行政も然りだからだ。

また、県庁所在地である前橋市は、群馬県のほぼ中央に位置し、県内のあらゆる市町村から、例えば自動車利用なら最大1時間半程度(高速道路利用)で等しく到達できるロケーションだ。こういった地理的特性のもと、広域的文化施設の位置づけを得て、県都前橋に「群馬県民会館」は晴れて設置されたのだろう。

しかし、その後、市町村単位で良質の文化施設が次々と建設されるに至り、県民会館に行かなければ接することが出来なかったはずの程度の良い文化事業というものを、遠く前橋まで出掛けずとも、おらが町のホールで十二分に堪能できる時代を迎えたのである。高速交通網や主要幹線道路が整備され、市町村営の施設へマイカーを乗り付けて難なく訪れることが可能となり、県民が手にした多くの選択肢の中から、いつでも文化事業の恩恵に預かることが出来る時代となっていった。

その間、音響技術は進歩し、一方で高齢化社会が到来するなど県民の価値観も徐々に変化を遂げる。耳の肥えた客層を満足させ、弱者にも配慮することが求められる社会へと時代は大きく変化した。元々多目的性格が強いホールのため、残響効果には秀でず、段差の多い構造からバリアフリー対策は不十分とならざるを得ず、耐震的にも不安を残した県民会館は少しずつ時代から取り残され、その価値は相対的に低下していったと思われる。

ただ、高崎の群馬音楽センターと並んで県内双璧である2000人超のキャパシティは興行側からは魅力であったのだろう。有名アーティストによる大型コンサートツアーの群馬公演と言えば、前橋か高崎というのがお決まりの時代もあったように記憶している。こうして、学校のコンクール等、シンボルとしての県都開催を必要とする一部のイベントを除いて、県民会館においてこそ!といった個性は徐々に薄れていった。つまり、県民会館は50年をかけ、ゆっくりと『前橋ローカル化』していったのではなかったか。

そうした中、このたび県民会館廃止が提起され、前述したように在前橋の文化団体を中心に存続を求める声が上がっているが、気掛かりなのは県の広域文化行政に対する今後のビジョンが不明確であり、これが混乱に拍車をかけているように思えてならないことだ。早急に、県は広域文化行政に対する将来ビジョンを明らかにすべきではないか。市町村営施設に役割の代替を求め、県民会館廃止の方向性を明確にするのであれば、それを補完する政策の立案、これはセットであるべきなのだ。

例えば、仮に市町村営の文化施設に代替を求めるのであれば、そこには課題も幾つか待ち受けている。

一番なのは、市町村営であるだけにそこの市町村民の利用が優先されがちであることだ。それは、施設が市町村民税を原資として運営されていることを考えれば当然のことかも知れないが、現に我々のような「前橋」の看板を背負っている団体は、他市町村営施設への敷居の高さを常日頃から肌で感じている。

市町村外の団体であるならば厳しく団員名簿の提出を求められ、メンバーの住所が査定され、当該市町村民が過半に達していないと利用が拒否されることも実際あるのだ。中には利用料金を30%割り増す施設もあるなど、よその文化団体を排除をしても、共に育てようという広域的見地は、市町村内では今日までほとんど育っていないと言っても過言ではないだろう。

特に、我々前橋男声合唱団は、活動拠点が前橋という意味で「前橋」の冠を付けてはいるけれど、確かに設立当初は前橋市民がたまたま多数を占めていた。けれど今や県内外からメンバーが集まり、事実上広域の文化団体となっている。道路が整備され、移動に不自由を感じなくなった昨今、これは当団だけの例外ではなく、文化活動はますます広域化してきている。検証データを提示することは今できないが、合唱団にせよオケにせよ、一市町村内でメンバーが完結する団体など、ごく少数に限られるのではないか。

二番目には、本当に市町村が広域行政の一端を担うとなれば、これに対する応分の負担を、県に求めても良いのではないかという、県の財政的支援の課題も浮上するのではないか。文化振興に係る県の責務や努力義務について、県はどう考えているのだろうか。

ともかく、もし、県が広域文化行政への関与を弱め、市町村施設への代替化を進めるのであれば、これらの課題を解決するため、すき間を補完するソフト施策の提示が不可欠であると私は主張したいのだ。これが「見直し委員会」の出した方向性の論拠である豊富な市町村営施設への代替化案が、浅慮であると考える所以である。

(そもそも、県民会館イベントのGメッセへの代替が可能と思っている人間が「見直し委員会」に委員として居ること自体、適性を疑うし、その拙いコメントを中間報告書の中に出してしまう県も情けない。)

(その3)では、私見ながらも県民会館の今後の見通しや演奏者としての小団の思いを述べてみたい。

 


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 Posted by at 20:43
2月 102021
 

群馬県が財産として管理する県有施設10施設の存廃問題が昨年来論議を呼んでいる。中でも、築50年を迎えた「群馬県民会館」(ベイシア文化ホール)への対応は、その焦点となっている。これについて、在前橋のアマチュア文化団体の末席を汚す当団としても、少々自説を述べてみたいと思う。

◆これまでの経緯

発端は、群馬県が昨年2020年1月に設置した「県有施設のあり方見直し委員会」(以下「見直し委員会」という。)なる組織が、10月7日に群馬県議会行財政改革特別委員会に対し、県有施設10施設の見直しの中間報告を行ったこと。
https://www.pref.gunma.jp/contents/100171405.pdf

中でも「群馬県民会館」は多大なコストを支出してまで維持する必要性は低く、県有施設としては廃止を検討すべきという方向性が示されており、内外に波紋を投げかけているというのだ。

もともと、県民会館の行く末については、一定の結論が出ていた。今から5年前の2015年(平成27年)の第7回群馬県文化審議会において、既に築46年を経過し、その存在意義を問われつつあった群馬県民会館について、「群馬県民会館のあり方検討部会」(以下「あり方検討部会」という。)の設置が決議された。そして、部会の中で足掛け二年にわたり突っ込んだ議論が繰り広げられた末、条件付きながらも、その存続を容認すべきことが報告書としてとりまとめられ、2016年(平成28年)には同審議会からの答申が知事(大澤知事=当時)になされるに至った。
https://www.pref.gunma.jp/contents/100012377.pdf

これを受け、文化行政担当課は条例の改正や、予算として県民会館の大規模な補修を盛り込むなど、着々と施策展開を図ってきたが、なぜ、一旦ケリのついた話が、ちゃぶ台返しをされようとしているのか。それはもちろん、2019年(令和元年)7月の選挙で知事が替わったからである。

新政権が前政権の施策を否定することは、古今東西ありふれた話ではある。

元々、群馬県政を日頃ウォッチしている方ならいざ知らず、今回のようにセンセーショナルに報道されると、どうしても唐突な感じを受けてしまうが、山本知事は、当選して3ヶ月足らずの2019年10月には、次年度予算の編成方針の中で行財政改革を断行するプロジェクトに言及しており、萌芽は既に見られていたのだ。続く翌2020年の群馬県議会の第一回定例会においても、県有施設の見直し方針について触れるなど、あくまで正当な手順を踏んだプロセスを、この日を想定したかのように着実に踏んでいたのだ。(行政対応としては、当然であるが)

唐突か否かはさておき、一方で、前橋市内の文化団体を中心に、「群馬県民会館を守る会」「群馬県民会館の存続を願う会」の2団体が結成され、ネット上でブログを開設したり、リアルでは2万人超の署名活動を集めるなど、県民会館の存置を主張の中心に据えながら活動を繰り広げ、県民の中にも今回の論点の存在が静かに浸透してきている。

また、どうやら群馬県議会も、このような県民世論の形勢を見て、昨年末の第三回定例会(後期)において、県民会館の存続の請願を趣旨採択し、慎重な検討を求めることを全会一致で決議するなど、県民会館の存続支持へ傾斜を強めているようだ。
(ただし、慎重な検討を求めているだけで、明確な存続決議をしていないということは、知事との真っ向対立を避けている・・・このことには注目すべきであろう。大人の対応とも言えるが、すなわち、知事への迎合も視野に入れた、玉虫色が滲んでいる点には留意すべきだ。)

前置きが長くなったが、このような経緯や背景を一旦押さえておき、次回以降、二つの論点で自説を展開してみたい。

(その2)へ続く

 


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1月 272021
 

まえだんブログ“気ままな練習日誌”ご愛読皆様、寒中お見舞い申し上げます。2021年もよろしくお願い致します。

大都市圏を中心にコロナ禍による「緊急事態宣言」が発出され、今後の見通しも立たない中ですが、一応本年GW前後に、1件、演奏機会を企画中です。弊団主催イベントでは無く、とある公的イベントの中でのスポット出演を考えているところです。

また、2年インターバルで実施してきた定期演奏会を本来であれば秋に実施するはずなのですが、この1年間の練習効率が低下したこともあり、やむを得ず開催を来年以降に見送りました。その代わり、11月頃に(コロナがひどくなる前に!?)弊団主催の新たな演奏機会をこれまた企画中です。皆様に耳馴染みのある曲ばかりを集めた親しみやすいステージにして参りたいと目論んでおります。

2021年の演奏機会は春に1回、秋に1回。
いずれも、別途アナウンス致しますのでご期待下さい!
(合唱祭出れば、3回ですけどね・・・)

さて、相変わらず気分も晴れませんが、新しい行動様式の下、引き続き活動して参りたいと存じます。
本年も前橋男声合唱団をご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

 


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 Posted by at 22:29
12月 312020
 


まえだんブログ “気ままな練習日誌”をいつもご覧頂き誠にありがとうございます。
2020年もいよいよ暮れていきます。

今年は何と言っても、コロナ禍による衝撃が合唱界へ激烈なダメージを与えました。特に、国内での合唱団をクラスターとする感染者の発生は、世間一般からも「合唱活動」自体が感染拡大を助長するものとして白眼視されるに至っているのは周知の通りです。政府の3密忌避のガイドラインに「発声」の二文字が入ったり、昼カラオケでの類似混同事象の発生も、残念ながらこれを裏付ける方向へ動いてしまい、以来、歌唱行為全般が懸念される行動または避けるべき行為として世間から見られてしまっているように思えます。

2020年春以降の演奏会予定だけでなく練習予定もキャンセルされ、いまだに練習再開を見通せない団体は少なくないでしょう。当初は感染症不拡大のために慌てて練習を中止したものの、確信を持って効果的な対策を打てる状況はまだ訪れていないと判断しているというのが理由として挙げられるでしょう。ただ、理由はそれだけではなく、むしろ、一度世間一般からレッテルを貼られてしまった中で、団内から感染者を出すリスクに怯えているというのが大きいのではないかと感じています。なぜ怯えるのかといえば、感染症そのものへの恐怖もあるでしょうが、いわゆる風評により、ひとたび団内から感染者を出してしまえば、団の活動そのものが継続できない状況に陥るのではないかという危惧、このことなのです。

さて、当団のSNS上でのアナウンスメントは今年の春以降大変少なくなったわけですが、緊急事態宣言の出ていたGW前後の一時期を除き、細々ながら練習を持続して参りました。6月下旬の全日本合唱連盟からガイドライン発出に先立つ6月上旬から練習を再開し、現在に至っております。この間、個人の都合で数名が休団を余儀なくされ戦列を離れておりますが、組織的な練習は引き続き可能と判断され、連盟のガイドラインの改訂版に沿いながら、精進を続けている状況です。

このように合唱界、いや音楽を生業とする人達あるいは趣味とする人達にとり、大きな窮地が訪れている中、一方でネット上におけるライブ配信やストリーミングは活況を呈しています。実際に集まっての練習が不可能な中、ネットを通じてのオンライン合唱練習への試みも多くの方々によってなされてきました。ご存知のとおり、そこではネットにおけるデータ通信のタイムラグが発生しますので、同時にはなかなかうまく行きません。例えば指揮者の基準となる映像を、メンバーが自宅で見ながら特定パートを歌った音声ファイルを重ねて編集し、1つの演奏作品に仕立てるというやり方で、DTMへの一定の知識さえあれば、まずまずの水準にまとめ上げることが可能です。既にネット上には数多の演奏がアップされており、そのための専用アプリがもてはやされているくらいです。

とはいえ、実際の練習や本番で、メンバー同士が同じ空間で居合わせ呼吸が合った瞬間の素晴らしさ・・・これを味わったことのある人なら、奏でられる合唱は全く異質なものと成り果て、やはりオンラインでの合唱はうまくゆかないと痛感したのではないでしょうか。しかし一方で、その素晴らしさを味わったことのない人がいれば、オンライン練習は斬新で「なかなかイケるんじゃね?」と思うかも知れません。さらに、今のような状況が長期化すれば、そのように考える人は増加し、今後合唱音楽そのものが変質していく可能性だって捨てきれないのではと、危機感を抱いています。

何がともあれ、禍を転じて福となすことが全てでありましょう。そう言うのは簡単なのですが、変革への契機となる端緒をつかめる1年となりますよう祈念したいと思います。(丑年ですので、牛歩のようにゆっくりとでも構いませんよね)

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

(ヘッダー画像は、ラストサンセットを迎える御荷鉾山=近景は烏川。フッター画像は、同時刻の赤城山)

 


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 Posted by at 21:26
5月 102020
 


風薫る五月となった。今月は練習会場が休館となり、通常練習は中止なのだが、5月9日(土)・・・この日、団員有志で、オンラインでの練習可能性を検証した。ツールは、「LINE」「ZOOM」の2つ。20時から22時近くまで、実証実験を兼ね交歓が行われた。

参加は画像の通り、中曽根指揮者を含め8名であったが、2時間近くにわたり、近況の雑談から2つのアプリの操作法に至るまで、アルコール片手に、はたまた食事を摂りながら、久々にメンバー間のコミュニケーションが行われた。直近の練習が行われた4月12日(土)以来、約一ヶ月振りということになる。

慣れない非日常的なコミュニケーション形態を前に、戸惑いながらも時間と共に不思議な空気感の中次第に和んでゆき、結構自然に雑談に花を咲かせることができた。そして、思ったよりアルコールが進むものである。(←筆者だけ?)そんな中、本題である音楽的な実証実験を。ここで中曽根先生に、限られた画角の中で(小さい振り幅にならざるを得ない)振って貰い、2拍単位のカデンツ歌唱で評価。当然時差が生じ、タイミングやトーンなど、ハモリの条件が整わず結果はご想像の通りである。LINEよりZOOMの方が若干時差が少ない印象。しかし、ホスト機のスペックにも左右される要素もありそう。とはいえ、ZOOMは無料会員の場合、3人以上利用では40分リミットという制約がある。

さて、このように、既にさんざ巷で言われるとおり、リアルでのアンサンブルは困難であることを今更確認。しかし、これも当然の結論だが、メンバー同士のコミュニケーションツールや、例えば先生からの音取りの留意事項や曲目解説等、講義的な動画配信ツールとしては有効とあると考えるところ。このほか、同時に行われた団員へのインターネット環境調査によれば、やはり全員がオンラインで勢揃い!!ということは困難であることも判明。どうやら、当団としては限定的な使用にとどまる見通しだが、現在開発中の合奏アプリも幾つか存在するので、並行して動向を注視していきたい。

なお、本エントリは、今回はあくまでも有志メンバーによる状況報告であり、通常練習ではなかったのだが、一応「練習日誌」カテゴリにも入れておく。

 


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次回演奏機会が決定!5月に藤岡市で!

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2月 152020
 


このたび、次の演奏機会が決定いたしましたのでご報告を。

5月17日(日)16時頃。
場所は、藤岡市の「ふじの咲く丘」にて。

イベント名は、少々長いのですが、
ふるさとキラキラフェスティバル・花と緑のぐんまづくり2020 in 藤岡

この中で出演いたします。
2年前の同名in 吉岡の際と同様の趣旨ではあります。

屋外なので反響板無しの出演で、しかも30分〜40分という限られた時間とってしまいますが、皆様のお耳馴染みの曲を多数準備してございますので、ぜひ個性溢れるまえだんライブをお楽しみ頂ければと存じます。

当所は全長250mの藤棚が設置されており、例年5月頃には、藤岡市の市花でもある美しい藤の花が咲き乱れます。ぜひ、藤の花を観賞された後は、怖いもの見たさ聴きたさ(?)で、小団の演奏をお聴き下さい!

 


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本ブログをスマホ対応仕様へ移行中(今頃すみません)

 ウェブログ・ココログ関連, ニュース, 日記・コラム・つぶやき  本ブログをスマホ対応仕様へ移行中(今頃すみません) はコメントを受け付けていません
1月 232020
 

小団サイトを開設し早23年、ブログを開設して11年半が経過しています。

今やサイトを訪問される皆様の過半は、スマホからのアクセスでありまして、その比重はますます増大してきたのがここ数年の傾向です。

本家ホームページでは既に2017年秋にリニューアルと共に対応を済ませておりましたが、このほど、本ブログにおいても簡易的対応ながらスマホからもある程度閲覧しやすくなるように対応を完了しました。作業が遅れましたこと、大変申し訳ございませんでした。

今後とも、まえだんブログ「気ままな練習日誌」をよろしくお願いします。

 


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@Mae_Dan