今週は三連休の中日にあたるため、練習が休みである。そんなわけで、ある曲の男声合唱への編曲を試みている。
実は、指揮者から来たる第6回演奏会のアンコール候補にと依頼されており、 必ずしも当確ではないので、今ひとつ気乗りしないまでも、団の内部留保を増やすつもりで、このところ、時間の合間を見計らっては、シコシコ取り組んでいる次第。
もちろん、原曲は著作権が消滅しており、作品の同一性の保持は問題とならず、好き勝手にイジリ放題・・・確かに気が楽である。
とはいえ、ピアノが付くので、これに合唱は拘束される。どうしても、どのパートもピアノと干渉し合わないことが必須条件となるのだ。ある意味、ピア伴付きの歌曲の合唱化は、極めて自由度が低いと言えるだろう。
Bass貴兄は経験がおありだだろうけど、ある歌曲の編曲物等でありがちなのは、たまに主旋がまわってくる以外は、ほとんどピアノの左手と同じメロディを歌ったりする事。まぁ、私の場合も、例に漏れず、そういう状況っすけどね。(笑)
それにしても、私はこの編曲っていう作業を、見よう見まねでこれまでやってきた。もちろん、いろんなテクニックを駆使できたり、対位法だとか音楽的な基本を知っていればそれに越したことはないけど、その原曲にいかに深く惚れることができるかだね。
そうでないと、曲がイマイチ腑抜けになり、ハモっていても、実際には生き生きしなかったり、音楽として流れなかったりして、最終的には完成度が劣るこというととなる気がする。
映画「ローマの休日」に出てくるオードリー・ヘップバーンのウザイ髪をバッサリ切り、ショートヘアーの可憐な花に仕立て上げてしまう、あの美容師のような、そんな役回りではないかね、編曲者ってのは。
もっと俗っぽい言い方をすれば、何かの縁で出会った男女が、刹那の恋を燃え上がらせるような (ry
胸焼けのする編曲作業・・・なかなか燃えるぜ!
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