ジョイントコンサートを終えての雑感【マネージャーとして】(その2)

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11月 242014
 

(その1)からの続き

たかが、アマチュア合唱団のマネージであると、一笑に付すこともできようが、私個人にとって、合唱団でのいろんなマネジメント作業こそ、本業である仕事と相俟って、好循環を導くマッチポンプシステムに発展したということも、大きな励みになったと、振り返ってみてそう思う。

合唱団運営の業務や人間関係は、仕事の上で大いに役に立ったし、その逆もまた然りであった。大袈裟を承知で言えば、両方でお互いに高めあってきたし、どちらか一方だけでは、私という人間が、私たりえなかったと思うのだ。

片方で得た知見や人間関係が、もう片方で大いに役に立つのだ。それが高々コンピューター操作上のスキルの一つであったとしても、ひとたび、環境や場面が変われば、全く違った大きな力たりうるということなのである。

特に発声法については、人前でプレゼンすることが多い私の本業の中で、この上なく役に立っている。私の本業の中では、ほとんどの人が気付いてはいないが、発声技術の有無が、実は大きい比重を占めているのだ。

声の大小高低はもちろん、声音の使い分け、裏声の混ぜ具合、そしてフレーズの緩急や、そのまとめかたや間の取り方等々、発声技術は本業のプレゼンの基礎技術としてかなりの部分重なり合う。表現することで、聴衆の心をつかもうとするのであるから、当然なのだろう。

こうして、私の仕事の環境との相性が、単に良かっただけなのかもしれないが、私の周囲にも、「仕事と趣味と家庭の区別」とか「オンオフを明確にする」・・・などという考え方の同僚が多く、その割り切り方には一目を置いてはいるが、やはり、一方がもう一方を制約してしまっている場合が多いのではないか。

また、私は、合唱団でこのような業務を与えられたことで、このような切羽詰った状況に陥ることで、(自業自得ではあるのだが)確かに、音楽に今ひとつ浸れていないとか、堪能できていないことを、やや恨めしく思っていた時期もあったが、却って、自分自身や音楽というものに客観的な視点を与えることとなり、合唱芸術の主客論や、技術的に自らの発声を見直すきっかけにもなったし、音楽の多面的な部分に思いを致す契機となったのだ。

以上、つらつらと、私の来し方を省みながら、駄文を連ねてきたが、20年間もマネージャーとして育ててくれた前橋男声合唱団には、感謝してもしても、感謝し切れないくらいだろう。しかも、二度にわたる団存続の危機!一度は団自然消滅の危機、そして、団分裂の危機を乗り越えてきた。

この二度の困難な時期、その際の人間関係の破綻を考えれば、仕事上で生じるいろんな相克など、全くカワイイものではないか!(そう思えるほど、成長したとも言えるし、同時に汚れてしまったとも言えるのだろうけど)自己流で特殊な生き方を披露するようでお恥ずかしい限りであるが、愛すべき「まえだん」に対しては、まだまだ恩返ししたいと考えている。だから、私はこれからも、仕事にせよ合唱にせよ・・・、何もかも、生きてゆくために必要な、不可分な生活の一断面として考えてゆくだろう。

来年は、小団8回目の自前演奏会が開催される。中曽根先生の就任20周年記念のメモリアルイヤーでもある。まずは、その実現に全力を尽くして参りたい。

鬼に大笑いされるのを承知で、少々先を見据えれば、このまま小団が、今まで通りの活動内容で推移するとすれば、東京オリンピックの前年2019年には、創団30周年記念の第10回演奏会開催となる。

私の本業も最終コーナーを迎えることとなり、今以上に、時間の費やし方、あるいは生み出し方が重要になってゆくだろうけれども、これからも、団員の信ある限り、ますます合唱団のマネジメントに没頭してゆくことだろう。あの女神に、再び逢うためにも・・・。

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