■記事引用:「かっこいいおやじに」51歳 合唱で初舞台
(上毛新聞2009年3月10日)
合唱の楽しさに魅せられた館林市赤生田本町の田村保さんが十五日、五十一歳にして初めてコンサートのステージに立つ。「応援してくれる家族にかっこいいおやじの姿を見せてみたい」。初舞台に意気込んでいる。
田村さんは昨年、知人に誘われて同市を拠点に活動する男声合唱団「つのんだいろ」に加入した。現役のオペラ歌手、伊東剛さんが指導する同団は一九八五年に発足。団員数は三十人と男声合唱団としては県内屈指の規模を誇り、二十年以上のキャリアを持つメンバーも多い。
音楽は好きだが、本格的な合唱の経験はない初心者。「入った当初は不安だらけ。実際、練習にも全くついていけなかった」と苦笑いで振り返る。
受験を控えた子供が二人もいたため、家の中で大きな声を出すわけにいかないという家庭の事情があり、自主練習の場はもっぱら仕事中の車の中。「本当に合唱やるの」という家族の冷たい視線を浴びながらも練習に励んだ成果が実を結び、今ではトップテノールの一員として歌う姿も様になってきた。
妻の直子さん(48)は「合唱団に入ると最初に聞いたときは笑ってしまった。でも、五十歳を過ぎて新たなことにチャレンジするなんてすてきなこと」と、今では全面的に夫の挑戦を後押しする。市文化会館大ホールで開かれる十五日の本番には家族全員で夫の晴れ姿を見守るつもりだ。
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上毛新聞の社会面に不定期に掲載されている「ちょっといい話」というコーナー。
今回の見出しに惹かれて読んでみてちょっとショック。
群馬県内で、このように三十人規模の男声合唱団が活動していたとは!
先般団員数が25人に達した小団こそが県内随一であるとを勝手に自認していたものだったが、実はその現状認識は誤っていたのだ!
男声合唱団「つのんだいろ」。
失礼ながら、今まで全く存じ上げなかった。
合唱連盟には加入していないし、今ネットで検索してみても、オリジナルのサイトには行き当たらず。
ただ、「つのんだいろ」をキーワードに、他のサイトから、その活動実体についてちらほら情報が入手できた。
平成6~7年頃だったか、館林在住の方から入団したい旨お話を頂いたことがある。
しかし、当時は北関東自動車道も開通していなかったし<50kmという距離がネックになって断念・・・
ということになったんだっけなぁ。
とはいえ、館林は、埼玉・茨城・栃木と近いし、数々のアクティブな男声合唱団に恵まれ、
何も遠い前橋にこだわる必然性はないのだ。岩舟もあるし、栗橋だってある。
そんな環境であるからネイティブな男声合唱団の存立基盤に乏しいものと、勝手に思いこんでいた。
ともかく、東毛に頼もしい同志の存在を確認できたことは、我々にとっても励みになるところだ。
来る15日の演奏会のご盛会をお祈りするとともに、ぜひカッコイイ親父を存分に見せつけて欲しい。
(もしかしたら、聴きに行くかも!?)
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