更新が遅れてすみません!
リアルに「気まま」ですみません!(10日もの間、ブログをいじれませんでした)
さて、遅ればせながら練習日誌、いってみよっ
■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数16名(T1:3 T2:4 B1:5 B2:4) 出席率64%
■練習内容
1.体操・呼吸・発声
○体操
○発声
・基本ではあるが、開口の仕方について確認を。
・下顎は自然に下がる位置まで下げ、上顎を上げる。
笑みを作るときに、上唇が前歯からやや離れて持ち上がるのと同じ状況を自ら作り出すと良い。
・パッサージョを意識しての、実声→裏声または裏声→実声への変換を円滑に。
ファルセット(falsetto)の語源は、イタリア語のfalso(偽り)であるそうだが、
ある意味、「偽装」は、声楽をはじめ、芸事には付き物である。
・声が裏返ってしまったり、発声に破綻が生ずる前には、予兆というものがある。
その自分特有の予兆を絶対に体得せねばならぬ。
発声練習って、喉鍛えてるんじゃないんすよ、↑こういうこと重要だと思いません?
・他に声出し数本
○カデンツ
発声練習の仕上げよろしく、普段何気なく行っているカデンツの話題。
このところ、トップの音色が浮く傾向があるのが気になっている。
小団では、カデンツァを奏でる際、根音担当のベースから順に声を重ねて行くのが通例。下からパートを重ねてゆく過程で、ピッチや音色、更には音量のバランスを、個人単位ないしはパート単位のスケールで微妙に変化させながら、最良の調整点を探り合い、お膳立ての上、ようやくお待ちのトップ様にお乗りいただくようにしている。
このところ、下3パートの調合が割合うまくいっていることもあるが、いざトップが入ると、溶け合わずに逆に浮いてしまう感じになる。なぜか。
もちろん第一義的には、トップ自体の問題であるが、大きく分けて二つの課題がある。第一に、他の3パートに比し、小団トップは声楽的倍音に乏しい声質であること。第二に、「聴くこと」に無頓着な傾向があること。
(ついでに言うと、物理学で言うところの反発係数が低い。(笑)即ちこういう指摘に打たれ弱いこと。他パートにも言えるが、指摘にヘコみがち。今回の記事に、ヘコまないでね、トップ諸君!)
さて、じっくりと時間をかけて五度及び八度でもって、和音の骨格を作り出す下3パートに比し、「んじゃトップ、乗っかってみろ・・・」と、他パートが待ち構える中、すぐにその和音の中に溶け込ませねばならぬとういうハンデは確かにあるだろうけど。
しかし、どうだろう。四声同時に出てから、あれこれ調整するよりは、低声部から順番に聴いていくという小団のやり方はトップにとって、遙かに難易度が低いはずで、これ以上の好環境はないほどの条件である。
私が危惧するのは、トップメンが「歌うこと」というよりは「声を出すこと」に執心し、「聴くこと」に対して無頓着な可能性が高いということだ。本当に、下3パートの調整状況を関心を持って聴いているのか。
なぜなら、その恵まれた好環境の中であっても、トップが初めて発する声のトーンが、下3パートが指向したモードからかけ離れすぎ、アサッテの方向を向いてしまっているからだ。
もし、きちんと下3パートを聴き切り、満を持しての発声であるなら、その勘の悪さは致命的だろうし、全く聴いていないのであるなら、もっと下3パートの作業に耳を傾けるべきだろう。もちろん、他パートにも同じ事が言えるのだけどね。
先行する他の声を聴いて声を出すということ。簡単なようで、それなりの技術が必要だ。
ここ数回、自らの声だけを聞き過ぎているきらいがあると、メンバーに指摘してきた。次回は、精度を上げて、カデンツに取り組む予定!
2.アンサンブル
【曲目】「It’s Broadway Musical」より”Oklahoma”、”The Impossible Dream”等
音取りの確認に終始・・・。
次回は、もっと歌えるようになっていることだろう。
■連絡事項
(事務局より)
・次回練習は3月14日。
(指揮者より)
・音取りの自主練可能な人は、しておいて下さい。
・次回は、チャイコフスキー歌曲集に戻るッス。
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