強化合宿2013(その1)

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2013年7月13日(土)から14日(日)にかけて、「強化合宿2013」と銘打って、前橋男声合唱団の集中練習及び新団員歓迎会が行われた。

場所は既報のとおり、榛名湖温泉「ゆうすげ元湯」。(群馬県高崎市)ここを訪れるのは、東日本大震災のあった2011年7月以来2年振り二度目である。

強化合宿の概要だが、初日の13日は主に無伴奏曲の練習に費やし、翌14日には、ピアニストの上原先生の来臨を仰ぎ、ピアノとのセッションにいそしむ予定。

団員はマイカーや、宿の送迎バスを利用したりと、思い思いの交通手段で13時に現地集合。あいにくの曇天ではあったが、降り立てば、吹き渡る風が心地よい。榛名湖は標高1084メートルと、下界の気温と比較すれば5~6℃は低いだろう。

点呼後、体操とウォーミングアップ、一連の呼吸運動をこなし、さらには中曽根先生の直率のもと発声練習へと進んでゆく。

発声練習1

この日、気がついたのは、呼気時にやはり、胸や喉で支えがちであること。「Haaa」とか「Suuu」とか、小団の呼吸運動では、特に呼気時の吐き方を指定していない。だが、その際、喉から摩擦音を発生させるのは明らかに良くないと思われる。なぜなら、実際の発声時に、喉でコントロールする挙動に結びつきやすいからだ。

やはり、気道を少し太めの丸い筒をイメージしながら若干広げ、(広げすぎないことが肝心)どこにも引っ掛けずに、息が下腹部の支えなしにコントロールできない感覚を、徹底的に身につけなければならない。

先日、久々にプールを訪れ、50mをクロールで泳いでみたのだが、えらくくたびれて、その日は帰宅して憔悴しきってしまった。以前に比べ、息継ぎで息が思ったように吸えないことが大きいのだと思う。

どうやら、上体に余計な力が入りすぎて、柔軟に吸えていないようなのだ。更には、一回一回吐き切っていないので、自分で自分の首を絞める状況。だから余計に吸いに行ってしまって、息が入ってこない悪循環。

さんざ言われたことであるが、息を吐くことは、すなわち、「呼」気と書くことに、再び思いを致す必要があるかもしれない。頭でわかっていながらも、身体が忘れつつあるのではないだろうか。

実はこの練習場、音響が若干デッド気味なのだが、発声のあがりに行ったカデンツでは、時折いい倍音が鳴っていて、脱力の大切さを、こんな時に実感してしまう。

(その2)に続く

発声練習2

 

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