本番明けは、練習参加人数がドカッと減るのが、当団の傾向だ。11月15日の本番から早二週間。今回も例に漏れず、-7人。
練習出席のために、忙しいメンバー一人一人が様々な苦労をしてきて、ようやく練習場に辿り着くと言った状態が毎回である。
特に本番の際は、スケジュール的に無理をしてその反動が来るのだろう。そんなわけで、当団では本番後は練習参加数が急減する傾向があるのだ。
でも、欠席時には必ず連絡してください。あなたなら、やむを得ず仕事を休まねばならぬ時は職場に連絡しますよね。
え?・・・合唱は仕事と違うから必要ないって?でも、向こうにあなたを待ってる人達がいるという状況は変わらないんよー。
さぁ、好き勝手なことを書き連ねてるこのブログ・・・。久々、本業の「練習日誌」いってみよーか!
■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数16名(T1:3 T2:5 B1:3 B2:5)
■練習内容
1.体操・呼吸・発声
○裏声について(※本日より、裏声の練習を開始した)
・目的は、声帯の適切な緊張を保つ力を高めることにある。
(今まで使ってきた「喉を拡げる・開ける」という語彙とほぼ同義)
・芯のない息漏れ声で構わないので、息を贅沢に使いながらよく混ぜ込み、
1)裏声で高音域を長くのばす
2)裏声で三度くらいを上下行
3)裏声で五度くらいを上下行
4)1)〜3)を、当面毎回の練習で続ける予定。
○発声練習
・ハミング
・声出し数本(以下省略)
○カデンツ
・上のF-durから。ファルセットを意識して。
・Bassが弱々しいが、柔らかく響きを届けてくれる。Bariは堅調。
Secも響きが薄いが、Topも息が良く混ざっている。
・ちょっと、違う団の発声を聴いているような錯覚に。
あとは、これが長時間もてばなぁ・・・。
2.パート練習
【曲目】「チャイコフスキー歌曲集」より「何故?」
・久しぶりのパート練習。当団では、T系とB系の2グループでパート練習を実施する。
・今回より、「移動ド唱法」による音取りを開始。
視唱できない人は、階名を記入しておくこと。
(階名のふり方は、こちらです・・・)
・基本的に、D-dur(ニ長調)だが、途中18小節目から、F-dur(ヘ長調)で読替え。
B2都丸氏から、途中の読替は、F-Durではなく、
B-dur(変ロ長調)の方が良いのではと質問がっ。
さすがは、移動ドに慣れた同氏。確かに事実上B-durに移調しているので、
その方が理にかなっているのだが、BariにE音が頻出するので、
Bass系のパート練習である以上、敢えてF-durを選択した事情を説明すると、
納得していただいた。
近年、小中学校でも教えなくなっているという「移動ド」だが、
当団では、今更ながら、この唱法を音取りで取り入れた。
もちろん、メリット・デメリットはあるのは承知の上だが、
長期的な視野に立って、音楽的基礎力の涵養に資するものとしたい。
3.アンサンブル
【曲目】「斎太郎節」
・全パート共通事項 喉を使いすぎないように。月並みだが、ポイントは「腹」でしかない。
・冒頭(B1) エンヤオットの「エ」は深く。
・テナー系 口腔内あけて。天井の低い発声が卓越しており伸びやかさに欠ける。
漁に漕ぎ出すような溌剌さが欲しいところ。
・(T1) 各自がバラバラでは、合唱やってる意味がない。揃える気を持つべし。
・Solist 指揮を見て。
【曲目】「上を向いて歩こう」
・全パート レガートに。ブン=やはり口腔内を広く確保して。
・終盤 夜〜 の「よ」少し言い直して。
【曲目】「見上げてごらん夜の星を」
・真価の問われる一曲
・(T1) 「手を繫ごう」のくだり→ごぉー・・・と、幼くならぬよう。口腔開けて。
・コーダ 最後のA-durの前のブレス忘れずに。
【曲目】「君といつまでも」
・イントロ 三連符が各パートを渡ってゆくことに留意。→聴き合う。
・間奏部 ハミングしっかり鳴らして。(蚊の飛んだ音はダメ!)
■連絡事項
(事務局より)
・12月7日・しんとう苑ボランティア演奏タイムスケジュールの説明。
集合時間は現地12時。
・合唱祭の写真注文について
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