■練習場所 群馬県生涯学習センター(音楽スタジオ)
■出席人数23名(T1:3 T2:5 B1:7 B2:8)出席率85%
今回は久々の出席率80%越え。トップが少ないと言えばそうだが、セカンド・ベースのフル出席は見事。年度末のこの時期の高出席率は、今までの小団では異例かも知れない。(ただし、出席率はあくまでも練習終了時点での話)
本日も前回に引き続き、歌劇「タンホイザー」の歌詩付け。第四曲「フィナーレ」を中心に、前回歌詩付け済みの小曲の確認も行う。
前回日誌でも記したように、ドイツ語の発音には要領よく行わねばならぬ。口腔を広く保ち、頭頂部に向けて響きを集めることが肝要。
カタカナのルビを振って、単純化する場合もあるが、それは二重の誤りである。まず、ドイツ語の母音は、我々の用いるアイウエオの5種類では表現不能であり、逆にドイツ語のa,i,u,e,oは、日本語のア、イ、ウ、エ、オに一致しないからである。
この誤用を恐れて、指揮者の指示で、カタカナのルビ振り禁止令が発令。(使用しても、あくまで補助用として・・・)そんなこともあり、先日、ドイツ語の発音と逐語訳に関する資料を、全文に発音記号を付し、メンバーに配付したところである。
話はそれるが、筆者の愚息の通う中学校では、現在「発音記号」を教えていない。TOEICやTOEFLなどに全く関わりのない私が言及するのもお笑いぐさだが、これはいかがなものか。
少なくとも今から30年前には教えていたはずだが、いつからそうなったのだろう?これは、外国語曲を嗜む上で、基本中の基本だけに、影響は計り知れない気がする。
しかし、歌詩をつけて思うのは、我々が普段使う日本語の日常発声の延長線上では、なかなかこの曲は歌いおおせる事ができないという点だ。
この曲を歌うことで、発声の至らなさを痛感させられる。当然、外国人と日本人の体躯の差がそうであるように、この曲には破天荒な高音があったり、広いダイナミクスを持つなど、まさに外国人サイズであるのかも知れない。
しかし、そういう思考は一見正論に聞こえなくもないが、結局のところ自ら限界を設定することで、楽になろうという怠惰な下心からくるものである。
逆にこの曲を使って、自らの発声をただしていこうとする位の気構えで、ちょうど良いのではないかと感じた次第である。
■事務連絡
- 次回練習は2月26日(土)、場所は前橋中央公民館となるので注意。
- 近日中に強化合宿に関するアンケートを実施予定。
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