謹んで新年のお慶びを申し上げます

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昨年は、拙ブログをご愛読いただきましてありがとうございました。 引き続き、本年もご批評いただきますようお願い申し上げます。

おかげさまで、昨年暮れには、団として史上最多の27人という団員数を擁することとなりました。

この団員増は、決して一過性のものではなく、 手前味噌ながらも、小団の活動の価値というものが徐々に認められつつあると、2005年以来の長期的なトレンドとして、確かな手応えを自覚しているところです。

今年は、活動の更なる充実を追求して参ります。 もとより、合唱活動という複雑な構造物は、一回一回の練習によって支えられています。 その練習の充実こそが、合唱活動の充実への早道かと存じます。

ポイントは共有時間の最大化と、練習内容の濃密化の二点。

言葉で言うのは簡単ですが、いずれも、団員の意識改革と無償の協力が前提です。 もちろん、練習計画については、指揮者や執行部に実施を委ねている部分が多いのですが、団員の意思として取り組むべきと思います。

趣味としての合唱のために、仕事や家庭を「犠牲」にするという考え方ではなく、 団員自身の生活にとって、合唱というものがどのような位置づけなのか、 この年始の休みにでも立ち止まって考えてみるべきではないかと思うのです。

あなたはなぜ合唱をしているのですか?と理由を問われたら、どのように答えられますか。

小団団員なら、大多数が「合唱(歌)が好きだから」と答えるのだろうなと想像しています。 あとは、 「ハーモニーが心地よい」「ストレス解消に良い」「声を出すと気持ち良いし健康にもよい」 とかかな。

あ、何かそれらの答えをこれから否定してやろうっていうんじゃないんです。 合唱(歌)が好きであることは基本中の基本ですから、とても大切なことです。 好きこそものの上手なれと言いますしね。

ただですねぇ、これらの理由だけで合唱を続けていた場合、 普段仕事を抱える団員にとって、折角の休日にいざ練習!となった場合、 欠席理由というのも簡単に見つかってしまうものなのです。

とは言うものの、数年前に比べ、そういう団員は相対的に少なくなったと感じています。

代わりに「合唱(歌)が好き」以外、いやそれ以上の理由を心に抱いて、 前橋男声合唱団の活動に価値を見出している団員が多くなってきています。 だからこそ、冒頭に”確かな手応え”と記したわけなのです。

今更ながらの話ですが、お客様が小団演奏会での満足を求めている以上、 もはや、小団が目指すべきは自己完結型の合唱演奏会ではない事は明らかです。

昨年催した第5回演奏会の成果は、端的にそれを証明していましたし、 終演後に頂戴したお客様からのアンケートもそれを裏付ける結果となりました。

そういった『外的要因』の存在が大きくなった現在、 先述した合唱(歌)が好き以上の理由などという小難しい話、つまり合唱団の理念について、 我々合唱団員にとって避けては通れぬ命題として、 本気で考えなければならない時期にさしかかりつつあると考えています。

団員増を手放しで喜ぶことは、いともたやすい事です。 しかし、それを単なるバブルで終わらせないためには、 この2010年という年は、前橋男声合唱団にとって重要な一年になる気がしてなりません。

(画像は、今朝方撮影した近所の河川敷での初日の出情景です)

 

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