2005年7月9日(土)通常練習

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日   時 平成17年7月9日(土)午後6時~午後9時40分
場   所 群馬県生涯学習センター・音楽練習室
参加人数 トップテナー セカンドテナー バリトン ベース
1 2 5 2
特記事項  ウォーミングアップ、呼吸、発 声をバリトン中川氏に指導していただいた。2005年3月号の本団ニュースにも掲載されているが、ボイストレーナーを務めていただいていたセカンド北川氏 が、今年4月に、西の遠方に転勤されて、休団となってしまったため、彼からトレーニングを受けることができなくなってしまい、非常に残念であるが、北川氏 在籍中も交替で指導していただいていた中川氏が今後も中心となって、ウォーミングアップ、呼吸、発声を担当していただくことになるのであろう。中川さん、 これからもよろしくね!

ウォー ミングアップ  ラジオ体操第一、その他屈伸等 により身体をほぐした。顔のマッサージも行ったが、特筆すべき点として、この段階で顔の筋肉を上へ上へと押し上げるようマッサージしたことであろう。歌う 時も、喉を開けようとすれば、当然、目を見開いて眉毛などの顔の筋肉が上がるはずだ。顔の筋肉を上へ持ち上げる意識をウォーミングアップの段階で持つこと は、声出し・曲目練習を前にして大変効果的であろう。

 最後にV字腹筋でウォーミング アップを締めくくった。V字腹筋は毎日やってこそ効果の上がるもの。みな社会人であるため、公私共に忙しいであろうが、毎日続けられれば良いのにと思う小 生であった。
呼   吸 息を遠~~~~~くに飛ばすイ メージが大切。

 
発   声  まずはハミングで鼻に響かすと いう基本をやってみた。一人ずつチェックしたが、皆さん結構できてるのね。ハミングに限らず発声の基本は、ゆで卵を(縦に)飲み込んだようなイメージで喉 を開けるべし。
「ハッ!」によるスタッカートの練習では、高音に行くに従い、喉を閉めて響きが硬くなる悪い傾向にある。高音こそ、息をたっぷり使って、硬くならないよう 注意すべし!
 当団のレパートリー「男声合唱のための唱歌メドレー ふるさとの四季」から「春の小川」を利用しての発声練習を行った。「春の小川」というイメージを思 い浮かべて、日本語のフレーズをもっと大切にすべしとの指摘を受けたが、歌詞を大切に、ひとつひとつの言葉をイメージするというのを、発声練習の段階で行 うというのは、合唱をやる上では大変重要なことであると思う。

最後に指揮者の中曽根先生のも と、カデンツァで発声を締めくくった。
曲目 練習からは、指揮者である中曽根先生の指導。
曲目練習 内     容
Soon Ah Will  Be Done  短調の曲であることは言わずも がなであるが、最後の和音で長調になる。このカギを握るのはバリトンであるが、音が鳴った瞬間に完全に長調になるよう一発で決めて欲しい!途中での修正は 許されませんで!(小生の個人的考えだが、最後の長調に切り替わった和音は、主人公がこの世の苦しみから解放され、死(来生)を迎えて神とともに天に召さ れていく様を表しているのではないかと思っている。)
 発声が浅い。音取りの段階だから、深い発声ができていなくても良いというのは 錯覚です!音取りと同時に声作りも同時進行して行かないと、曲作りになりませんぜよ!

 wailin’や weepin’で音を伸ばす時は、「i」ではなくて「n」で伸ばすようこの曲では統一するとのこと。
 Godの「d」などの語尾もしっかり発音しないと、英語にならない、言葉にならないので、しっかり発音すること。語尾を揃えるのは今後の課題ですが。

MY LORD,
WHAT A MORNIN’
ただただひたすら音取り練習。バ リトンソロが入ってからの四声のハミング、特に中盤あたりに音が取りづらい部分があり、これでもかと言う位そこを重点的に音取り練習を行った。初めて取り 組む曲であることから、ボロボロになるかと思ったが、その成果があってか、結構歌えてるじゃん!小生が入団する前の話なので、私は人づてに聞いた話だが、 昔は1曲音取りをするのにも大変な時間と労力を費やしていたんだとか。当時を知らぬ私が申すのも変な話だが、当団も随分成長したようだ。ある意味胸を張っ ても良いのではないだろうか。が、しかし!ここで驕りが出てはいかんぞ!あくまでも当団はまだまだ発展途上の団であり、個人の潜在的能力も、まだまだ内に 秘めて眠っている部分が随分あるはずだ。というより、表に出ている能力など微々たるもので、ほとんどの能力を眠らせているのではないかと思っている。その 秘めたる能力を顕在化させて、更に団員個人のそして団全体の成長に結び付けて行けたらと思う!

もう一度             Soon Ah Will Be Done  Godは「オ」と「ア」の中間 ぐらいの曖昧母音で、決して浅くならずに。Godに限らず、全体的に母音が浅い。もっと深くタテにタテに。タテタテタテ立つんだジョー!(失礼。)
 No more weepin’ an’ a wailin’の2括弧の「ベースweepin’ an’ a」→「セカンドweepin’ an’  a」→「ベースweepin’ an’ a」→「バリトンweepin’ an’ a」のかけ合いも意識して。
 テナー系「I Wan’ t’ meet my mother,」の「mother」が上昇音形のため「ther」が目立ち過ぎ、力み過ぎ。あくまでも 語頭の「mo」に重点を置くこと。(英語の発音のアクセント記号も「o」に付いてるはずだよね。)後半の「I Wan’ t’ meet my  Jesus,」も同じメロディなのに「Jesus」はきちんとできているのだが。惜しい!(蛇足だが小生クリスチャンメタルを好んで今でも聴いている。や はり「Jesus」にはクリスチャンバンドは思い入れがあるようで、ボーカルは「Jesus」という歌詞は重きを置いて歌っている。小生もその影響で 「Jesus」を上手く歌えていたのではないだろうか。ちなみに小生はクリスチャンではなく、なんと仏陀と同じ誕生日なのである。だからと言って仏教徒で もないんだけど。無宗教です。すみません脱線してばかりで。)
 ※クリスチャンメタルとは?と思われる方は、このあたりのHPを参考にしてみてください。ちなみに小生はStryperというバンドを好んで聴いていま す。http://listenjapan.com/xtpsub839.jsp
 この曲に限らず「The」の発音は絶対に「ザ(za)」にならないように!Spiritualsの場合「ダ(da)」と発音するほうが好ましいとのこ と。

もう一度  MY LORD,WHAT A  MORNIN’  Mornin’はこの曲では 「n」で伸ばすのではなく、「i」で伸ばすとのこと。(ん?そうすると最後の「n」をしっかり揃えるのは今後の課題ですかな。)
 で出しのユニゾンを揃えて!ただぼ~っと出すのでなく、準備してmpということも考えて、他のパートのバランスとかも考えて出て欲しい。(この曲に限ら ず、合唱って、事前にいろんなことを考えて、準備して、何かを目指して、何かに向かって、そして初めて声に出すものなんですよね。奥が深い世界です。だか らこそ、面白い。そして、やめられない。皆さん、そう思いません?)
 音取りができたら、今度は他のパートを聴き合えるようになって欲しいとのこと。

雑   感  難しい曲ではあるが、音取りが思いのほか早く進んでいる気がする。しかも、 ある程度正確に音が取れているのではないだろうか。更には、クリスチャン系の学校の現役の英語の先生であるベースのK氏の助言もあって、発音や言葉の意味 にも話が及び、「Traditional Spirituals」が順調に推移していると、小生は感じている。この調子で他の3曲も頑張りたいものだ。そ れには予習が必要かな?それと、翻訳(決して直訳ではなくて行間の解釈が大切)も並行して進めて行けたらと思う。そのためには、人種差別の歴史的背景を知 らないといけないのだろうけど。じっくり深く掘り下げていく時間が欲しいのだが、なにせ仕事を持っているので....(仕事のせいにしてはいけないか。)

 

 

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