ケアタウン「たいよう」でボランティア演奏! 有終の美で締める2017年(その2)

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(その1)からの続き

そんなわけで、素晴らしい手作りの横断幕を目の当たりにして、お客様と施設スタッフ様の心の温かさが、早くも伝わってきて、メンバー一同、気合いが充填されてゆく。

冒頭、スタッフ代表様からご挨拶をいただき開演。入団間もない新井氏や、三好氏も初のオンステとなる。

しかし、この日、急用で2名がオンステできなくなるという、ハプニングにも見舞われていたのだ。

やはり、これまで積み重ねてきた練習での成果を支えうるメンバーを失うことは、これ以上にない打撃であったが、これだけは全員でカバーするしかない。しかし、ピンチはチャンスでもあるのだ。

さて、ここで本日のラインナップを確認しておこう。

【オープニング】
・365日の紙飛行機
【ロシア民謡】
・ともしび
【男声合唱の仕組み】
・見上げてごらん夜の星を
【CMソング】
・青雲のうた
・めざめ
【歌謡曲】
・川の流れのように
【皆様ご一緒に】
・ふるさと(斉唱)
【メリークリスマス!】
・Silent Night
【人生いつでも・・・】
・上を向いて歩こう

今回は、CMソング以外は、全て単品での演奏。その間、全てMCが入る形として段取りはしてある。そして、14時20分開演。

オープニングの「365日の紙飛行機」は、曲紹介無しで演奏し始めるスタイル。歌い始める前の整列時には、早速、「いい男達ばかりだね!」という声援が飛ぶ!笑我々の手間を省くように、幸先良く、空気がなごんでいく。

ただ、NHK朝ドラの番組名「あさが来た」をMCが言い忘れたので、お客様の理解は、どこかで聞いたことのある曲という位置づけにとどまってしまったようだ。

その後、ロシア民謡の「ともしび」を披露。団紹介や指揮者紹介をはさみ、「見上げてごらん夜の星を」では、お馴染みの男声合唱の仕組み紹介へ。各単パートの声を聴かせながら、パート紹介をしてゆく。

そして、CMソングでは、耳馴染みがあったのか、なかなか反応も良く、お客様の中からは「違いの分かる・・・」などという合いの手も入るほど。笑こうしてステージ中盤に来ると、会場も暖まってくるものだ。

続く「川の流れのように」は、この一ヶ月練習を重ねてきて、それなりに人生の酸いも甘いも知る年代に達した、我々の円熟味というものを、完全ではないものの、その熟成された芳醇な香りとともに表現することに成功し始めていた一曲であった。

そして、ボランティア演奏では十八番となりつつある、お客様との斉唱。今回は文部省唱歌の「ふるさと」だ。

この曲だけはステージを降りて、お客様の隣で歌詞カードを一緒に見ながら、寄り添って歌うことが出来た。

我々の親父お袋の年代のお客様達。そして、真っ直ぐな眼差し。そして、我々の心の故郷は、まさにお客様のような人達なのだ。この人達がこの世の中、この日本を築いてくれたのだから。いろんな想いが去来し、目頭を熱くする団員は、私だけではなかったろう。

さて、そのあとは一転、クリスマスソングの定番曲、「Silent Night」。もちろん、画像のように、少しだけコスプレしました!これも、全員で合唱。一番は英語、二番は日本語で。

ラストは、九ちゃんの「上を向いて歩こう」。今日のプログラムはあまりアップテンポ曲がなかったこともあるが、みんなノリノリで楽しんでいただけた様子。

そして、控えめなお客様に、こっちから若干強要気味のアンコール曲へ。笑

【アンコール】
・君といつまでも

アンコール演奏後、施設スタッフさんから、同曲にまつわるご本人の恋愛体験談が飛び出すに至っては、意外にも、本演奏機会の雰囲気は最高潮に達したのだった。

15時05分終演。謝辞を頂戴し、皆さんに、お別れの手を振った。必ず、また会いに来るからね!と。

画像は、施設の前での集合写真です。

 

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