あれから10年が・・・(その1)

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8月 192011
 

「十年一昔」と俗に言う。あれから10年・・・。

外国語が不得手な私が、にわか知識をひけらかしてなんだが、英語では、”Ten years can bring a lot of changes.”というのだそうな。

直訳すると「十年の年月というものは、様々な変化をもたらす」か。(吉田君、あってますかね?)

そう。確かに、沢山の良いことが、この10年間、前橋男声合唱団にもたらされた。だから、なおさら小団の歴史を語る時、大きな転機となった、今から10年前の出来事を避けて通ることはできない。

それは2001年。十年前だ。合衆国で起きた同時多発テロ事件と同じ2001年9月に、わが前橋男声合唱団も重大な危機を迎えていた・・・。

勿体ぶるようなのだが、これを語るには、少々回り道ながらも、小団の歴史を振り返る必要がある。小団の創立は1989年。平成改元と同時だった。

創団当時のメンバーは7人程度であり、今とは異なり平日水曜の夜を定期練習日としていた。新男声合唱団誕生のニュースは、県内紙に取り上げられ、そこそこの話題を呼んだらしい。この勢いで翌年1990年(平成二年)には、団長(当時)の出身大学男声合唱団メンバーを、大挙呼び寄せてのジョイントコンサートを群馬県民会館で催している。

更に翌年の1991年(平成三年)には、倍近くのメンバーが名簿に名を連ねている。その年の四月に筆者は入団したのだが、早くも五月早々に、一つの演奏機会に接した。それが、再び前年と同様、外部から人材を呼び込んだ中、東急イン(当時)で開催された、二回目のジョイントコンサートだった。

こうして、創団三年目にして、二つの本格的男声合唱演奏会を相次いで開催したことで、やはり、県内紙などでも報道され、合唱関係者の間でも注目を浴びることとなった。

だがその実、この頃の実働メンバーは10人に満たない状況であり、当時、団内の空気を肌で感じていた私にはよくわかるのだが、たとえ、団が注目され、一時的にその異色性から喝采を浴びたにせよ、既に人材の流出は始まっており、内部からの崩壊は始まっていたのだ。

後に、有志でア・カペラ・グループの真似事をして分派活動も発生したが、結局本格化することなく、平成五年頃には、当時の指揮者も姿を見せなくなり、活動も自然消滅へと向かっていったのだった。

「その2」へつづく)

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OB合唱団の憂鬱

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8月 132011
 

先日、東西四大学OB演奏会(いわゆるOB四連)が大阪で開かれた。

ここ数年、OB合唱団もしくは、OB演奏会等の結成ないしは開催の話で かまびすしい。そこには、かつての大学男声合唱界そのままのローカルな世界が待っている。往年の名手達が集い、今もまだまだ健在である歌声を披露して、聴衆を魅了し、あるいは、驚異的な音圧で圧倒し、非日常に連れ去ってゆく。

私は、旧交を温めたり、懐古の情にひたるOB演奏会のあり方を否定するものではない。

東西四大学といえばご存じのとおり、一時は国内の男声合唱シーンをリードする存在であった。

私の大学時代は微妙な憧憬の気持ちと共に、遠くから彼らを眺めていたものであり、四大学を中心としつつ、国内には同心円上に幾つもの似た志向の男声合唱団やグリークラブが、群雄割拠していた時代であった。

たまたま、私の母校の男声合唱団では、 (アンチテーゼを唱える者はいずこにも存在しうるのは必然だろう・・・) 四大学の演奏思想やマネジメントに異論を持つ流れが、指揮者や技術陣の中に確かに存在し、たとえそれが、やっかみや嫉妬といった、いささか幼稚で感情的なところから発していたとしても、彼らとは明らかに異なるアプローチを実践していたように思う。

したがって、そのような精神の中で育まれた私としては、四連というものに対し、ある種倒錯した感情を抱きがちであったし、今もその影響を受けていると認識してはいるが、 これまで四半世紀もの間にいろんな男声合唱と接するにあたり、一つの結論に至っている。

それは、OB合唱団に対して、現役時代に律していた秩序と相似なものを持ち込んでも、所詮は、良くとも現役時代の焼き直しに成功する程度で、創造という域にはほど遠いという事だ。(今回のOB四連演奏会がそうだと言うわけではない・・・為念)

同じ釜の飯を食った者同士の声は、数十年の時を経ても意外に交わりやすいものだ。しかし、そこが逆に落とし穴なのである。その気持ちよさで全ての思考が停止してしまうケースには事欠かぬ。

そこにきて、力業で歌いっぱなしの男声合唱への欲求、そして圧倒的な音圧の刺激を求める聴衆の存在。ここに、表面的な音楽の取引を求める需要と供給の関係はまんまと成立し、思考停止は正当化されるのだ。

確かに、音楽業界を支える市場として、この層の存在は必要だろう。しかしながら、合唱指揮者層にそれを追認するぐらいしか能がないところに、現在の男声合唱界の悲劇があるとは言えまいか。

かつての合唱コンクールでならした世代が社会の第一線をリタイヤし、第二の人生として、再び男声合唱を志向する動きは活発化している。男声合唱の復興・隆盛のためには母集団が大きいことに越したことはないので、個人的には一応歓迎はしてはいるところだ。

ただ、こうした数多のOB合唱団活動のカオスの中から、いずこの団体が頭一つ抜きん出て、創造的な演奏を聴かせることができるようになるのか、全国の指揮者層を俯瞰するに、今の私は溜息をつくほかないというのが現状なのだが、とはいえ、裾野の拡大傾向の中に、一縷の望みを実は託していたりするのである。

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中曽根敦子氏、上原良子氏と座談会を開催

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8月 112011
 

先日まで、7月9日〜10日に行われた強化合宿のレポートを掲載してきたが、
全予定を終了した二日目のお昼時に、この日の練習においでになったピアニストの上原良子先生を交え、
練習開場だった「ゆうすげ元湯」を会場に、常任指揮者の中曽根敦子氏と小団役員による座談会を開催した。

中曽根・上原両女史と座談会を開催

普段、中曽根・上原両先生には大変お世話になっているが、
このように、団としていろいろご意見を頂戴できる機会を設定したのは初めてのこと。

両先生の日頃からの音楽観や、前橋男声合唱団に対して感じること(ダメ出しを含む)、
更には、私生活でのエピソード等々、話題は多岐にわたり、大変有意義な時間となった。
(予定時間を大きく超過してしまいすみませんでした)

内容については、第6回演奏会パンフレットに掲載する予定です。 
ご期待下さい。

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 Posted by at 09:34

前橋男声合唱団・強化合宿2011(その4)

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8月 102011
 

そんなわけで、思い思いの夜を過ごした前橋男声合唱団メンバーであるが、
朝はそれでも等しくやってくる!

朝食が喉を通らないメンバーもちらほら。(私を含め・・・)
それでも今日は9時から練習が始まるのだ。何という非情さ。

練習場に三々五々集まってきたメンバーの表情を撮影してみた。
つ、疲れている・・・!?

テノール方面

テノール方面

内声方面

内声方面

ベース方面

ベース方面

そして、定刻の9時。
いつもと同じラジオ体操からそれは始まる。(下の画像)

下右の画像は単なるフラッシュ露光不足による失敗写真なのだが、
当時のメンバーの心理状態により近いものであると感じたので、敢えて掲載してみた。(笑)

 

そんな中、ウォーミングアップの一環として、宿を出て湖畔を全員で散歩。
素晴らしく晴れ上がった高原の空はどこまでも青く、空気は澄み切り、何とすがすがしい!
この時ばかりは、二日酔いの感覚をどこかに置いてきてしまったようであった。

世間と隔絶(?)した生活を送っていたため、この時、ようやく梅雨明けしたことを知る。
昨夜の超弩級の雷雨は、今年の梅雨の断末魔だったのだろうか。
さて、散歩の参加したメンバーで写真をパチリ。

この清涼感をまた練習場に持ち帰って、練習にいそしむ我ら。
今日はこれから上原良子先生をお迎えして、「タンホイザー」の練習である。

トップは”大行進曲”でHを張らねばならぬ。
この時間から?この体調で? 昨日、「ふる四季」全曲歌ったのに?
自問自答は尽きないが、後の祭り。(苦笑)

中曽根先生と上原先生(右)

 私の場合、このくらい酒を浴びた際は、昼頃までハイテンションが続く場合が多いのだ。
だからまだ、かなり覚醒された状況だったかも知れない。
音に対しても、感覚が鋭敏な気がするほど絶好調だ。

しかし、肝心な体が、喉が、お腹が言うことを聞かぬ。
 だが、気力を振り絞り、練習に臨まねばならない。

午前中という時間帯は、合唱団にとっては面白い時間帯だと思う。
一般的には、起床して間もない時間は、声は出にくい。
しかし、人間の体は良くできていて、寝てリセットされたあとは脱力できている場合が多い。

もちろん、声帯が筋肉だから、急に負荷をかけるのは良くないから、
まずは普通に時間をかけてアップを図れば、
力の抜けた良い声が響く可能性は、他の時間帯より寧ろ高いのではと思っているくらいだ。

かつて、数年前に高崎市倉渕の「はまゆう山荘」で合宿をした際、
同様な二日酔いの環境にもかかわらず、柔らかに溶け合う良好なハーモニーを体験したことを思い出す。

まー、こんな時、ヴォイトレの力量が試されるのかもね!

さて、上原先生には遠路、自家用車で駆けつけて頂き、
こんな酒臭い(?)練習場で伴奏して下さり、ありがとうございました!!
まだまだ頑張りますので、見捨てないで下さい。(苦笑)

あ、そうそう、この日、お昼に解散となったわけだが、
解散直前に宿の前で「歌い逃げ」を敢行!
曲目は「ウルトラセブン」(なんで?)

これを記録した画像がなくて、皆さんに披露できないのは残念だが、
大勢のギャラリーに見守って頂き、有終の美(?)を飾ったのだった・・・。

(もちろん、宿には承諾いただいていたんですがね)

 

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 Posted by at 08:58

前橋男声合唱団・強化合宿2011(その3)

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8月 022011
 

新団員の自己紹介の後は、小団独特のイベントがある。
それは、現役団員からの通称「逆自己紹介」タイムである。

そんな折、(その2)で述べたように、実はこの時間帯に再び、ゲリラ豪雨が来襲。
今回のは、昼間のよりパワーアップしており、下の画像の通り、
一時停電となるハプニングもあって、なかなか盛り上がる。

しかし、原発事故があっても東京電力は優秀である。
1分待たせることもなく、すぐに復旧。
ま、これも思い出に残るワンシーンになったものだ。

さて、「逆自己紹介タイム」に話を戻そう。

このコーナーは、新団員が現役団員を知るという以外ににも、
現役団員同士が今まで知り得なかった情報を得られる時間でもあり、
発せられるメッセージの冷やかしの合いの手や、野次も飛び交ったりするが、
この何とも言えない自由闊達な雰囲気は、小団のいいところの一つだと思う。

ただ、大抵は新団員は少数であるが、現役団員は間違いなく多数である。
結構時間がかかるのだ。

そんなわけで、団長から「簡潔に」と釘を刺されていたにもかかわらず、
みんなその場で立ち上がるや、自己アピールは広長舌、なかなか芸達者である。
誰も普段から言いたいことがあるのであろう。
それを披露できる場を得られて、みんなとても楽しそうだった。
少々話が長くても結果良かったよね、団長・・・。

 

 

そうこうしていると、隣の宴会場からカラオケが始まった。
これに刺激されたのか、どこからともなく、ハーモニーが沸き起こる。
その輪が徐々に大きくなって全体合唱のうねりになってゆくのだ。

そして、中曽根指揮者が駆り出され、やっぱり全体合唱へ・・・!!

何曲か歌ううちに、隣のカラオケを完全制圧(汗)。
静かになったと思い、安心して渇いた喉を潤そうとすると、
再び隣でカラオケが始まってしまう。

ここで、臨時指揮者の酒井氏が立ち上がると、
割り箸をタクト代わりに、なんと「ふるさとの四季」全曲を15分あまり熱唱。
下の画像は、酒井氏のタクトさばきを、みんなで真似してみたところです。
(酒井氏の生画像が無いのが、なんとも残念!)

一次会はそんななごやかなムードの中、中締めとなった。

ご期待通り、このあと、引き続いての二次会は役員部屋で開催となり、
一次会を足がかりに、更なる親睦を深める時間となった。
合唱談義から身の上話(悩み事相談も?)まで、大賑わいであった。

一次会で話に聞き入りすぎて、酒を口にするのを忘れていた面々もエンジン全開だ。
メンバーの持ち込んだ自慢の酒を味わい、肴に舌鼓を打つ・・・
そんな掛け替えのない時間帯である。

私は、B2都丸氏から提供のあった奄美の黒糖焼酎を、ロックで「ちびちび」やっていたら、
いつの間にか、飲み方が「ごくごく」に変わり、気を失ってしまったらしい。(汗)
そりゃ、死にますわな。

そのあとも、中曽根指揮者を中心にオールナイトで宴が繰り広げられたという。
タフネス中曽根・・・、まだまだ健在である。

みんな明朝の練習のことなんか考えていない!大胆すぎる!凄すぎる!
(翌日、酒井氏は二日酔いではなく振り過ぎで腕が痛いと言っていた)

(まだまだつづきます)

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第51回群馬県合唱コンクール結果

 コンクール・コンテスト, ニュース  第51回群馬県合唱コンクール結果 はコメントを受け付けていません
8月 012011
 

第51回群馬県合唱コンクールは2011年7月31日(日)に、藤岡市みかぼみらい館で開催された。
結果は以下のとおり。◎印は関東大会出場団体。

(朝日新聞社から電話取材したものですが、県連からの正式アナウンスを再確認願います。)

【中学同声】
金賞 ◎高崎塚沢
銀賞 前橋第一、吉岡

【中学混声】
金賞 ◎群馬大附
銀賞 伊勢崎殖蓮

【高校A】
金賞 太田女子、◎沼田女子、◎渋川女子
銀賞 吉井、前橋、共愛学園
銅賞 高崎東、吾妻、高崎

【高校B】
金賞 ◎高崎女子、◎前橋女子

【大学】
金賞 なし
銀賞 ◎共愛学園前橋国際大

【一般A】
金賞 コーロ・フェリチタ、◎合唱団コルス・フローレス
銀賞 なし
銅賞  コール・アゼリア

どうやら、各部門ともに順当な団体が関東に駒を進めている。

 シードで群馬大会をスルーする富岡東を加えて、
各団体には関東大会で、大暴れして頂きたいものである!

 

 

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