2003年7月5日(土)通常練習

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[練習会場、時間]群馬県生涯学習センター・音楽練習室、18時~21時35分
[練習メニュー]体操、呼吸、発声練習(北川さん)、曲目練習(中曽根先生)
[練習曲目]「Silent Night」「赤とんぼ」「Grandfather’s Clock」「Vive L’Amour」「Aura Lee」「Wait For The Wagon」「Good Night,Ladies」、男声合唱組曲「草野心平の詩から」より全曲
[練習参加人数]トップ;2、セカンド;3、バリトン;3、ベース;3
[出来事]見学者の来訪

新島学園聖歌隊演奏会の賛助ステージを終え、今年の折り返し地点を通過した。
この演奏経験で、私たちの活動にひとつの区切りがついたと思う。

今日の練習は、体操から発声練習までを北川さんが担当した。
これからは中川さんと交替で受け持つ模様。
合唱経験豊富な団員が、過去の経験で積み重ねたノウハウを皆の前で披露し合うことにより、
他の団員も新たに何かを吸収することができると思う。
それを繰り返していくうちに合唱団としての成長につながっていくのかなと思うと、
私はこの団に新しい息吹が芽生えているように感じた。

はじめにラジオ体操で身体をほぐし、その後入念に脱力をした。
呼吸の練習。まず息を吸った時、その息が胸と背中、脇腹に入っていくことを確認した。
次に、各部位に取り込んだ息を保つことを意識して(特に脇腹がしぼまないように)息を吐くよう心掛けた。

また、顎を引いた時にこれと連動して喉の奥まで開くことを確認した。
そして、吐く息が一本の線になって遠くまで飛んでいく様子をイメージした。
このように、注意すべきことをひとつひとつを確認しながら段階的に進めていった。

次に声を出した。はじめは喉を自由に鳴らした。
ただ「アー」と鳴らすだけ。車に例えれば発進前のアイドリングといったところか。
徐々に慣らしてから音程を加えていった。

スタッカートについても、まずは息を出す練習から始めた
。脇腹・腰に入った空気がしぼまないように意識しつつ、
はじめはs子音を使ってスッスッスーと息を出した(実際は無声音)。

次に、口を開いてハッハッハーとh子音を使ってアタックした(こちらも無声音)。
こんなふうに1時間近くかけて徐々に声を作っていった。
練習の合間には随時脱力するように勧められた。
できるだけ余分な力を抜いて声づくりを目指して欲しいという北川さんの思いが感じられた。

休憩を挟んで、曲目練習に移った。
今日お見えになった見学者には私たちの前で聴いていただき、たくさんの曲をひととおり歌っていった。
賛助ステージで演奏した曲目をおさらいする意味のほか、
暫らく練習から遠ざかっていた曲目を思い出す意味があったと思う。

「Good Night,Ladies」「Wait For The Wagon」は、
随分久しぶりに歌ったが(おそらく今年初めて)、音はだいたい取れていた。
いい声で歌い、願わくば“自分はこんなふうに歌おう”というビジョンを持って歌って欲しいと先生からアドバイスを受けた。

この他に先生から指摘された技術的なポイントを2点書いておく。
ひとつは「赤とんぼ」に見られる8分音符で動く旋律。
音符の上にスラーが付いている所はもちろん、付いていない所もレガートできれいに歌って欲しいとの指摘を受けた。

もうひとつは「Grandfather’s Clock」の練習時に注意を受けたのだが、
‘But it stopped short’のようにdim.で歌う所は音が発散しないように周囲で聞き合い、
音を集めるように気を付けて欲しいとのこと。子音を上手に使って歌うことも大事なポイントだ。

休憩を挟み、後半は「草野心平の詩から」(以下、草心)を練習した。
バリトン上原さん、セカンド吉田さん、それから今日からトップに異動した私にとっては初心者モードであるため、
各パートの音取りをメインに練習した。
しかし「さくら散る」から始めたので途中でバテてしまった…。

今日見学においでくださった西山さんには、おそらく退屈であったろう草心の音取りまで付き合っていただいた。
感想を伺うと、自分の思い描いていたとおりの姿だったとのこと。
そして、8月の練習から参加したいとの宣言まで飛び出した!団員は皆大騒ぎ。

近藤カメラマンが発動し、西山さんと、先月入団された吉田さんを取り囲み、
万歳三唱のもと記念撮影をした。練習は劇的な幕切れとなった。

 

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