11月のふじなみ・コーラスとのジョイントコンサートに向け、 二ヶ月を残すこととなったこの日、
初の合同練習が藤岡市内で行われた。
場所は藤岡市総合学習センター。
藤岡高等学校の跡地を利用し、校舎の一部を改装の上、
藤岡市が今春オープンさせた生涯学習のための施設である。
施設内はリニューアルながら、まずまずのコンディションであったが、 なんといってもアクセスが悪すぎる。
特に、周辺道路は狭小で、普通車同士のすれ違いにも注意を要するほど。
それに案内看板が今ひとつ整備されておらず、 初めて訪れただろう小団メンバーの多くに混乱を与えたようで、
何人かが遅刻するという結果となった。 (ナビを装着しているクルマなら、さほど困難ではなかったろうけど)
ようやくたどり着くと、失礼ながらも駐車場は無駄に広く、
周辺道路網の未整備とは逆で、皮肉とも思える対照ぶりであった。
至近の幹線道路から、一本で良いのでアクセス道路が整備されると、
今より格段に使い勝手の良い施設となるだろうが・・・。
さて、練習の方は14時に集合。
両団による顔合わせ式が行われ、両団団長のあいさつのあと、
中曽根音楽監督の先導で準備運動から発声練習が行われた。
小団はラジオ体操から始まるが、合同練習は、ふじなみ風に始まった。
「ふじなみ・コーラス」の皆さんは、パート毎にメンバーが集まり、
円陣を囲んで、各自が思い思いの柔軟体操で体をほぐしている。
我々はその後方で二列横隊に並び、とにかく体を動かして、アップに努めた。
総勢70余名。
お互いが、普段異声を交えることのない同声合唱団であり、
一時的ではあるが、混声合唱として練習に臨むということは、 やはり刺激的であり、集中もできるものだ。
同じ中曽根敦子氏を指揮者として戴く両団であるので、
発声の方向もそう変わらないはずであるだと予想はしていたが、
何というか、懐かしいような女声の響きが加わり、 男声部から聴いていても決して邪魔にならず、何とも心地よい。
すぐには、混声合唱団のようにはいかないだろうが、 合計三回の合同練習のうちには、ハーモニーが溶け始めることだろう。
15時になり、ピアニストの上原良子氏を迎え、アンサンブルの練習に取りかかる。
曲は「ふるさとの四季」とアンコール曲。
「ふる四季」については、ひととおり曲を通すことにより、曲の構造を確認する。
男声版と女声版のミックスであるので、普通はパートソロになるべきフレーズも、
たとえば、ソプラノとトップテノールのオクターブユニゾンとなってしまったり。
それだけで、曲自体の印象が随分変わってしまうものだ。
そんな中、指揮者により、曲に対してその輪郭が彫り込まれてゆく。
メンバーに対して指揮者がインスピレーションを与える場面は重要である。
それに対して、男声も女声も応えられない場面もままあり、 歯痒い思いもしたものだが、
まぁ、これは両団ともお互い様である。
持ち帰っての課題となるに違いない。
アンサンブルの途中、休憩が一度だけ入ったが、 「ふじなみ・コーラス」側から飴やお茶菓子の差し入れがあった。
大変ごちそうさまでした。
野郎側からは何の気遣いもなく、お礼を申し上げるのみ・・・。(汗)
こういう時、女からみれば男という生き物は気が利かないと感ずるのだろうな。
次の合同練は10月16日(土)。 いよいよ、本番会場と同じみかぼみらい館へ殴り込む(!?)
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