前橋男声合唱団、2018年の初演奏機会は、群馬県と関係自治体が主催する「花と緑のぐんまづくり」イベントで。
ちょうど10年前の平成20年(2008年)に本県で開催された、「全国都市緑化フェア」の精神を受け継ぎ、群馬県各地を巡回しながら、花と緑でいっぱいの群馬県を作っていこうというコンセプトで始められた。
今年は、北群馬郡吉岡町での開催。同町役場をメイン会場に、様々なイベントが繰り広げられている。
そんな中、当団にとっては伝統ある(?)本イベントへは初見参ながら、4月30日13時半から30分程度であったが、演奏機会を得た次第。
GW前半ということで、一部団員が欠ける中、総勢16名でのオンステ。
この日は好天に恵まれ、絶好の行楽日和。10時半に現地集合のあと、いつものように、体操→呼吸→発声を順次こなし、演し物について一通りの通し練習、進行の確認を行った。
普段の通常練習開始は18時。お日様が高い時間帯は、響きを持ち上げる身体が出来ていないことが多い。
だからこそ、当団のようなアマチュアの音楽集団にとっては、本番当日の初期値の取り方、アップの角度や方向、意外にも細心な心配りが必要なのである。
これについては、過去にも記しているので割愛
演奏会本番当日の空気というもの(その1)
演奏会本番当日の空気というもの(その2)
さて、ステージは、画像でお示しのような、小上がりの舞台。上空は反響板にはほど遠いが、テントで覆われて陽射しは除けられそうだ。(本番時には、トップだけ直射日光が差し込んでましたが)
そんなわけで、我々の服装も、いつもの黒ずくめではなく、白系のシャツに、ボトムはジーンズという出で立ち。
さらに、この日のプログラムは以下のとおり。
「365日の紙飛行機」
「青雲のうた」(日本香堂)
「めざめ」(ネスレ日本)
「見上げてごらん夜の星を」(←男声合唱の仕組みを紹介)
「川の流れのように」
「チューリップ」(←お客様と斉唱)
「上を向いて歩こう」
ステージの回りは、半径30mくらいの半円状を呈し、所々に美しい花たちが飾られている。さながら、野外フェスといった趣き。お客様には、そこに随所に置かれたパレット椅子でくつろいでいただきながら、演奏やトークをお聴き頂く展開。
こんなに、皆さん、座って聴いて頂けるとは思ってませんでした!忙しく動き回るお客様に足を止めて頂くこと、これを主眼に考えていたもので・・・。
ステージ上から最後列のお客様に、「聞こえますか〜?」と問いかけると、両腕のジェスチャーで、大きく○を示して下さる。
そう。今回の演奏条件はまさに青天井。上空の心ばかりのテント布は、響きを遠くまで飛ばす役目を果たさない。しかしながら、我々の肉声、どうにか届いていたようである。
(なんとかなるもんだ・・・苦笑)
前橋市の作曲家である井上武士氏の代表作「チューリップ」を、お客様と一緒に斉唱!(下の画像)
正味30分弱のステージであったが、演奏終了後、引き揚げる我々に対して、心温まるお言葉を沢山頂戴した。わざわざ、このためだけにおいで下ったお客様もいらっしゃって、感激。
ご来場、誠にありがとうございました!
恒例の、横断幕を掲げての集合写真をパチリ。
おかげさまで、無事終演と相成ったボランティア演奏。このあとは、打ち上げを兼ね、新団員歓迎会もセットされている。最寄りの老舗旅館で開催する予定だ。
束の間の自由時間だが、本イベントを観賞したり、控室でゆっくりしたり、各自思い思いの時間を過ごしていたようだ。下の画像の中曽根指揮者のように、はしゃぎすぎていたメンバーは皆無だったが。
このフェスティバル、5月の13日(日)まで開催している。会場は、最下段の画像のように、美しく飾られ、ホスピタリティの高いものになっている。
また、スタンプラリーで、スタンプを集めてくじをひくと、豪華な賞品も用意されているらしい。ぜひ、訪れてみては!?
結びに、花と緑のぐんまづくり事務局の石田課長や、池上主任をはじめ皆様に、あらためて感謝申し上げる次第。大変ありがとうございました。
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