昨年の第7回演奏会から数曲を、既にYouTubeにおいて公開しておりますが、あらためて、拙ブログにおいても、ご紹介したいと思います。
(ヘッドホン装着を推奨)
今回は、第2ステージの「日本民謡集」から、一曲目として演奏した山形県民謡の「最上川舟唄」を。なお、ソロは、トップテノールパートリーダーの大友俊明氏。
《曲目解説〜小団演奏会パンフレットより》
山形県西村山郡大江町左沢(あてらざわ)の新民謡。1936年(昭和11)9月、NHK仙台局が「最上川を下 る」という番組を企画、左沢の詩人渡辺国俊に「最上川舟唄」を依頼した。しかしこれに該当するものがないた め、同地の民謡家後藤岩太郎とつくることを計画。柴橋村(現寒河江(さがえ)市)中郷の船頭後藤作太郎か ら教わった掛け声と、左沢の船頭後藤与三郎の母親が覚えていた『松前くずし』という船頭仲間の流行唄を 組み合わせて、今日の『最上川舟唄』の曲をまとめあげた。歌詞は、渡辺国俊が1932年に近所の船頭の女房 佐藤やす(当時72歳)から聞いておいたものを元に手を加え、今日の形にまとめあげた。そして後藤岩太郎の 唄で初放送し、以来全国的に知られるようになった。また 、その経緯の中で 、ロシアの「 ヴォルガの舟唄 」をもとにした音楽的要素や 、ヘブライ語をルーツとする言語的要素が本曲の中に散りばめられているという興味深い事実が、後の研究で明らかになってきている。男 声合唱曲として清水脩が再構成し、現在に至っても全国の男声合唱団で愛唱されている珠玉の名曲である。
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