新レパートリー出そろう!  残り二つは、”Spirituals”に”吹雪”!

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既報のとおり、団のレパートリーの一つとして、男声合唱とピアノのための唱歌メドレー「ふるさとの四季」 が決まっていたが、このほど、第4回演奏会を見据えた残りのメイン・レパートリー2つが確定した。

まずは、”Negro Spirituals”。
(注:従来、”Negro Spirituals”と呼称してきたが、近年、”Negro”という単語が差別的であるとして、単に”The Spirituals”と呼ばれることが多い。本稿では、敢えて、男声合唱としては定番の従来表現を用いることとした)

団としては小曲単位で歌った事があるのみだ。

まずは草創期の1990,91年頃(平成2、3年頃)に、”Nobody Knows De Trouble I See”や”Soon Ah Will Be Done”そして、1997年(平成9年)の合唱祭で”Deep River”を歌ったという、数少ない歌唱経験を持つに過ぎず、ちょっとかじったことがあるという程度である。

具体的な小曲名は、現在選考が続いており、 年明けには全容が明らかになる見通しである。

また、もう一つの男声合唱組曲「吹雪の街を」は、伊藤整の詩集「雪明かりの路」を題材に、多田武彦が曲をつけた。

1979年に、詩の舞台となる地元、小樽商科大学グリークラブによって初演されたという、タダタケ作品の中でも比較的新しい曲で、北国の情趣の中、伊藤の青春(性春?)の苦悩と挫折を描いた全6曲から構成される。

やはり多田の作曲したもう一つの組曲「雪明かりの路」とは、明らかに趣を異にするし、前回歌った「草野心平の詩から」などとはガラリと雰囲気を変えていかなくては、とても歌えない。

詩を通読するに、現代であればストーカーとして逮捕されるのは必至な内容なのであるが、その純粋さやひたむきさは、 逆にそれが失われつつある現代に生きる我々にとって、とても魅力的だったり新鮮に思えたりするのである。

こうして陣容が整ったところで、年末年始を迎えることとなるが、十分英気を養い、新年からの本格練習開始に備えたいものである。

 

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