第三レパがようやく最終決定!  〜タダタケ「草心」に!!!

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昨年来懸案だった当団3つ目のレパートリーであるが、このほど、最終決定を見た。

曲名は男声合唱組曲「草野心平の詩から」。

題目の通り、草野心平のスケールの大きい5つの詩に多田武彦が曲をつけた、まさに定番中の定番である。当団でも学生時代歌ったことのある人間が半数近くにのぼる。初演は遙か40年以上前の昭和36年に畑中良輔率いる慶應義塾ワグネルソサイエティ男声合唱団によってなされた。

実働人数が一昨年秋より少数化したため、レパの選定が難航をきわめたが、既にレパとして取り組んでいる「日本のうた」「Robert Shaw Choral Album」に続く第三のレパとしては、指揮者は日本語を選ぶべきという参考意見を寄せた。この2月1日の練習時間中に話し合いが持たれ、同曲に白羽の矢が立ったというわけである。

ご存知の通り、この曲はベースのパートソロが多いのと、トップの難易度が高い。1曲目の「石家荘にて」の出だしのベースパートソロは、組曲全体の成否を決める。3曲目の「金魚」のデリケートで壊れそうな和音進行・・・、格別終曲の「さくら散る」は5連符が多用され、気の抜けない曲である。

かつて某OB演奏会で歌ったこともあるが、全く違う次元のことと考えるべきだろう。

指揮者のコメントするように、学生時代から(平均)15年以上を経過し、この曲に接し 当時とは違った感慨を抱くはず。この違う味わいとそれに基づいた音楽表現を、いかに追究していくか。そういう意味で、初めてこの曲に挑戦するメンバーはもとより、経験済みのメンバーにこそ、その歌唱の主戦力としての大きな責任が必要であろう。

指揮者も、それを遂行可能と判断した・・・いや腹を決めたと言った方が的を射ているのかも知れない。

 

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