2005年12月3日(土)通常練習

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日   時 平成17年12月3日(土)午後6時~午後9時30分
場   所 群馬県生涯学習センター・音楽練習室
参加人数 トップテナー セカンドテナー バリトン ベース
2 3 2 2
 ウォーミングアップは順番によりセカンド串田氏が担当。呼吸・発声を吉田氏 が担当。カデンツァ・曲目練習は指揮者である中曽根先生にご指導いただいた。
ウォーミングアップ

 ラジオ体操第一、ストレッチ、屈伸等により 身体をほぐした。
呼   吸  今日は、V字腹筋ではなく、足 上げ腹筋で2拍でたっぷり吸って、4拍止めて(保って)4拍目にもう一度吸いなおして、20拍吐くというのを試みた。V字だとどうしても喉や肩などに余分 な力が入ってしまうので、今回は敢えて足上げだけでやってみたのだ。ただ、V字に比べて、20拍で吐いた後、2度目に2拍で吸う時に思うように息がお腹に 入らないので、どんな時でも同じようにたっぷり吸えるようになるよう、今後の課題が残った。
 美しい草原でキレイな空気を吸って、遠くの美しい山に向かって気持ち良く鋭い息を高く遠くに飛ばすようなイメージで呼吸をしてほしい。

発  声 「ア」の母音が浅くなっているので、長~~いスパゲッティを吸い込むようなイ メージで、喉の奥を開けて、深い声でほしい。
発声の時間でも音色・発音をまわりと合わせるよう、良く聴き合ってほしい。
下降音形を吐き下すことなく、同じポジションで響かせてもらいたい。
発声の時からレガートを意識して取り組んでもらいたい。

曲目練習 内     容
HE’S GOT THE WHOLE WORLD IN HIS  HANDS  久々のため、音取り中心。
 31ページ下段以降のディヴィジョンしている部分はベースとバリトンが主旋律を分け合っている。自分が主旋律の部分は意識を持ち、他パートも旋律をよく 聴く。
 全体をとおして、レガートに歌うこと。
 出だしのベース、丁寧に入ってほしい。
 「He’s got」で裏拍で入るところが、少し遅れるので、テンポどおりにしっかり入ること。

MY LORD 
WHAT A MORNIN’
 この曲もやはりレガートに。
 ところどころユニゾン・オクターヴユニソンの音があるので、そこを意識して、ずれたらそこで修正すること。
 バリトンソロが入る四声のハミングは同じ動きをするパート(例えば16ページ下段ならトップとバリトン、17ページ上段なら、ところどころでセカンドと バリトン、17ページ下段1小節目はバリトンとベース、3~4小節目は四声、18ページ上段1小節目は上三声、2小節目は内声同士と外声同士など)が、良 く聴き合って縦を揃え、ハモらせること。
 曲の最後の「Begin to fall」は、バリトンが「gin」で「Es(ミの♭)」に上がる音が鍵を握るので、主張して。セカンドは全部「G(ソ)」の音だが、「to」の「G (ソ)」の音は根音なのでしぼまないように。なおかつその音にトップが「A(ラ)」でぶつかってくるので、余計に強調して出すように。

SOMETIMES  I FEEL LIKE A MOTHERLESS CHILD  やはり、音取り中心。
ソロが入る直前からの「Oo-」は、ベースが「home」を歌い終えた「H(シ)」の音の「Oo-」が導入部分で、ベース先行。ベースはブレスをするなら 「Oo-」の前で。ベースは「H(シ)」の音から「E(ミ)」の音に急に下がるので、途切れたように聞こえてしまうので、「H(シ)」の音の「Oo-」を たっぷりテヌートぎみに歌うこと。
ソロが入ってからの四声の「Oo-」は、バリトンが「G(ソ)」の音でずうっと伸ばしているが、ただボーっと伸ばすのではなく、他のパートが動いて和音が 変わっているのを感じ取って、音楽の流れに乗ってほしい。そして、最後にバリトンが「E(ミ)」に下りる音が和音の鍵を握る。
「motherless」の「th」の発音が「ザ」に聴こえる。「ダ」ぐらいでもいい。絶対、「ZA」と発音しないこと。
小生の個人的意見だが「never been born」も「ネバピーンポーン」に聞こえる。「never been born」は敢えてカタカナ表記すれば「ネヴァー ビーン ボーン」と発音してもらいたいものだ。
ユニゾンの「Sometimes」の「-times」、「feel」の「H(シ)」の音が突拍子もなく出ている感じ。フレーズの流れを感じ取って歌っても らいたい。
 最後の「home」は2小節目後半位から3小節目にかけて、段々にゆっくりゆっくり口を閉じ始め、自然にハミングへ持っていく。まわりの人とハミングに 切り替わるタイミングがずれても気にしないで、自分のペースで自然にハミングにすること。

最後に「GUIDE MY HEAD」と「Soon Ah Will Be  Done」を通して、練習を終了した。

今日重点的に練習した三曲について言えること(指揮者よ り)
 これら三曲はユニゾンをいかに合わせるかで曲の全てが決まると言っても過言ではない。音色・ピッチ・発音のどれも外すことは出来ない。よ~く周りと聴き 合い、透明感のあるユニゾンを創り上げて行きたい。このユニゾンが出来て初めて、中間部分のディヴィジョンが生きてくるというものだ。ユニゾンを甘くみて はいけない。

雑   感  小生、テルサのロビーコンサート終了後、風邪をこじらせていまい、もう2週 間も経つのにまだ完治していない。昨日までは練習に出られるような体調ではなかったが、今朝になってようやく復調の兆しが見え始めてきたので、なんとか今 日練習に出てきた。喉にもかなりダメージを受けていたので、声が出ないのではないかと思ったが、逆に喉を力まないように意識して、腹筋を使って声を出した ため、絶好調とまではいかないが、どうにかこうにか声が出た。普段からこれくらい脱力して、腹筋を意識した発声ができれば、力みのない、もっと伸び伸びと した声が出るかもしれないのに、健康な時は、喉の力技に頼っちゃうんだよなあ。反省反省。
 いずれにしても、寒くて乾燥してますから、皆さんも風邪やインフルエンザなどに罹らぬよう、どうぞご自愛くださいませ。

 ※小生、まだ体調が万全ではないため、今日の日誌は、お笑いの部分を一つも設けることができなかった。毎回小生のくだらないギャグを楽しみにしている方 には、申し訳なく思う。(そんな奴いないか?!)

 

 

 

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