ミニコンサート行われる(その2)

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(その1)からのつづき

前述したが、現地に到着してみると、開演前15分で既に客 席は全て埋まり、立ち見客の出ている状況。事務局に依頼して予備椅子を出しても収容しきれない状態。仕方なく、演奏時間がそう長くないことに免じてやむな く、そのままお聞きいただくことに。

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さて、今回のプログラムを復習。

  1.いざ起て戦人よ
  2.アタックナンバーワン

毎度の事ながら、「いざ起て」で我々のミニコンサートは始まる。男声合唱の特長を長々と言葉で説明するよりは、聴いていただいた方が早い。リズミカルで歯切れの良いテンポのもと、男声の伸びやかで勇壮な歌声を感 じていただくにはうってつけのオープニングの一曲だ。

挨拶を挟んで、お次は「アタックナンバーワン」いわゆるスポ根モノの代表的な良曲。有名なこの曲、歌 詞は女性語で構成されており、男が女性語を歌うという違和感が見せ場であると思われがちだが、近年、女性語を使わなくなった現代女性とのギャップから来る 演奏効果をも狙ってみた。

中間部のセリフソロは、2005年前橋テルサでのロビーコンサート以来、B1上原氏が再演。喝采を受けた。(写真は、お客様のワンカット)

それにしても、演奏会場の情報館は、当然のことながら音楽ホールではないので、残響などほとんどないのだが、不思議な反響があり、各パートの声もよく聞き取ることが出来た。

しかし、客席 からはやはり、直接的な生声の成分が多く届いてしまうことになるのは必至であろう。当然、そのようなリスクは承知の上なのだが。

  3.見上げてごらん夜の星を

このあと、お馴染みのこの一曲を題材に、男声合唱を構成する4 パートを紹介するというイベント。今回は、個人紹介もザァーっとさせていただいた。第二回演奏会以来、小団の定番イベント。(そろそろ題材の曲も変えない とツマランよなぁ)

各パート単独で特定の旋律を聴いていただくのだが、中でもセカンドは出色。直前の練習までのちょっとヤバイ雰囲気が一気に消し飛んだ!

  4.朧月夜

  5.われは海の子
  6.村祭
  7.ふるさと

次は、本日のメインとも言うべき、組曲「ふるさとの四季」から4曲を。この日のお客様にはご年輩の方が多く、お馴染みのラインナップとなったことだろう が、こっちとしては余計に気の抜けないプログラムであったと言えよう。

既にメインレパとして2年近く取り組んでいる曲でもあり、指揮者の緩急動静それぞれ お自在の表情付けのもと、 お客様にご堪能頂けたのではと自負している。次回演奏機会においては、ピアノ伴奏でお届けできることを願っている。



  (アンコール)君といつまでも

これも、ミニコンサートではお馴染みとなった一曲。間奏で 「しあわせだなァ!」と、声をひと当てして、終演挨拶を行う一節は、MC担当として有終の美を飾るべき重要な場面である。ラストのA-Durが決まった直 後のお客様の満足そうな表情が忘れられない。

今回のお客様は皆さん、レスポンスが良く、私のつまらないボケにも、親切な笑いで答えていただいた。本当に、 お客様のおかげで、和気藹々としたミニコンサートになったと思っている。

後日談だが、商都高崎の繁華街でのミニコンサート。16時開演の時間設定はなかな か良かったとお褒めの言葉を頂いている。今後とも参考とさせていただきたい。

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終演後、お客様との歓談もそこそこに、汗だくで着替えた面々は、先刻練習していた公民館から近くの飲み屋に直行。とにかく、喉の渇き故、這うように飲み屋にたどり着 く。事務連絡の後、岡信和さんの乾杯の音頭で、一同ビールを飲み干し、開宴となった。

今日は、新入団の岡正彦さんと高野寛生さんの歓迎 会を兼ねている。一部既報ではあるが、お二人を簡単 に紹介したいと思う。

岡正彦さんは入団後ベース在籍となった。また、伊勢崎在住で、今回の高崎での演奏→歓迎会には一番遠かったに違いない。飲みながら話したのだが、このヒ トただ者ではない!と睨んでいたとおり、かつては東京の某大学男声合唱団に所属してガンガン歌っていらっしゃったとのこと。

芯のある深い響きのあるお声 に、前橋男声ベースの未来が明るくなった思いである。また、入団早々、メールで勤務先を私が尋ねた際、「地球防衛軍伊勢崎支部」と返信してくださる、ユー モアたっぷりの照れ屋さんでもある。(笑)

次は高野さんだ。やはり、ベースに在籍。

高崎市にお住まいで、普段は農業を営まれている。まだ1才にも満たない愛娘に、毎日デレデレしているという一児 のパパ。元々福島県で生まれ育ち、奥様が群馬のご出身ということもあり、昨年より群馬の地での生活を決意されたとのこと。

合唱は未経験とのことだが、歌を歌うことが大好きで、今回の演奏会にも参加した練習も1回そこそこでオンステすることとなったが(半ば、筆者が強要した)、実は練習に来れない分は陰で音 取り練習にいそしむという努力家。また、低声部で柔らかな響きを醸し出す、天然の良声を持つ逸材でもある。

一時は、実働1人と危機を迎えたベースが、突如として春を 謳歌している。充実したバリトン、突然頭角を現し始めたセカンド、そして、最終的にチームワークで歌いきったトップ。久しぶりに、前橋男声に潮が満ちる感 覚が甦ってくるようだ。

さて、だんだんと、宴は盛り上がり、喉の渇きをいやすため、飲み物の注文が飛び交う。幹事は既に追いつかず(というか、仕事を放棄して飲んだりしゃべっ たり勝手な振る舞い)、ジョッキはピッチャーとなり・・・酒の種類も重いモノへとシフトしていった。

最後に、みんなで大いに合唱し、宴会を打ち上げたの だった。このあと、お決まりのメンバー(?)で二次会以降に繰り出した模様。いろんな野望を語り合ったらしい。


情報館の女性スタッフをのスナップ 二列目右端が岡正彦氏、最後列右から3人目が高野氏(後年、後閑に改姓)

おわり

 

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