2009年9月26日(土)通常練習【10/11追記】

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■場所 群馬県生涯学習センター(音楽スタジオ)
■出席人数20名(T1:4 T2:5 B1:5 B2:6) 出席率83%

秋の大型連休を挟み、二週間ぶりの練習となった。 ア・カペラ曲とミュージカルを少々というメニュー。 ピアニストは、本日はやはり都合が悪く、お見えにならぬ。

さて、プロ野球なんかを見ていると、強いチームというものは、負け試合でも巧みにまとめて、 次の試合につなげる負け方をするものである。

攻撃側なら、最終回に粘り強い攻めをして、得点を挙げるも、追いつかずというパターン。 守備側なら、(敗戦処理の)投手が、存外いいピッチングをして締めくくったりした場合だ。

先回の年初来の低出席率での練習は、そういう意味では負け試合に等しいのだろう。 その負け試合をいかに、次回練習につなげられるか。 理屈では、第一義的に欠席者が遅れを取り戻す努力をせねばならないわけだが、多忙で欠席するのに、それができるわけがないというのが、嘘偽りのない実情といったところだろう。

このため、出席者がどのような練習をしたかを知らせることが肝心となるわけで、拙ブログがその役割を果たさねばらないわけだが、題名の通り「気まま」に過ぎるので、 このように周回遅れの更新を続けていたのでは、あまり役に立たないだろう。

とはいえ、低出席率の練習では、練習効率が上がらず、 皮肉なことに、欠席者に伝えるべき内容に乏しかったりするから困ったものだ。 だが、へこたれてばかりはいられない。

場合によっては、その出席メンバーだけで本番を否応なく迎えねばならない状況に、 いつ追い込まれるやも知れないのだから。

出席者だけで、いかにベストを尽くし、次回につなげられる練習をするか。 今日び流行らない精神論であるが、踏ん張り処というのは、どんな事に取り組んでいても、必ずある。

要は、その際の気の持ち方なのである。 欠席者に、練習日誌を熟読して次回練習に備えろとは言わない。 (つーか、そんなためになること書いてないし・・・) 出席者が、キッチリそういう練習を続けていくこと自体が、 いつしか高出席率を呼び、練習の好循環を形成してゆくものと信じている。

今回は、先回からの反発からか、出席者も20名の大台を回復。 いよいよ、二ヶ月前となり、練習も大詰めを迎える。(迎えなければならない) 次回以降、反落しないことを切に望む。
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「石家荘にて」(10/11追記)
しかし、難曲である。噛めば噛むほど味が出るとはよく言うが、歌えば歌うほど、特有の苦み走った詩の香りや枯れた味わいというものがひきたってきて、 それにむせてしまい、なかなか歌い切れない我々がいる。

冒頭のB系フーガでは、表現が首尾一貫せず、どうしても緊張も中折れしてしまう。 曲調の頂点や主題的なメッセージをいかに強調させて歌いおおせていくか、 元々モノクロ調のタダタケ節を感情を殺しながら、表現豊かに歌うにはいかがすべきか?

それは、単なる音量の大小だけでコントロールするのではない。 何かを感じて言葉を発する際、我々はその感情の種類によって声色が変わるのが普通だ。

聴き手側も、同じ台詞でも表現者の喜怒哀楽の状況如何で、受取り方を変えるだろう。 まずは、理屈ではなく何かを「感じること」・・・それが先決だし、これ以外にない。

「自分が気持ちよく歌うこと」に一所懸命で、「感じること」を忘れずにいたい。 もっと、声そのものや、息の流れに何かを吹き込む根源的な作業・・・ そういうものが、今の我々には欠落しているような気がしてならない。

そんな停滞感漂いつつあるこの曲の練習であったが、 46小節目の毎度の難関をバリトンメンがさらりとやっつけ、指揮者の絶賛!(何と珍しい!)  (↑結局、この一事を書きたくて、本稿に追記しました)

■連絡事項
(指揮者より)
・次回、ピアノとの合わせ。
・ピアノ曲二曲を必ず持参のこと。
(事務局より)
・次回練習は10月3日(場所は前橋中央公民館)

 

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