2009年5月9日(土)通常練習

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■場所 群馬県生涯学習センター(音楽スタジオ)

■出席人数21名(T1:3 T2:5 B1:6 B2:7) Bass Excellent! 出席率84%

■練習内容
1.体操・呼吸・発声
○体操
○呼吸
○発声
今日のポイント:「高音は重心を低くして備えろ」

今日は、主眼を別のポイントで予定していたが、発声の時間の話の流れで上の話に落ち着いた。
T系B系にかかわらず、高音部を頑張ろうとする際、上背を伸ばすことによって、
(時には、つま先立ちになって、ちょうど背伸びをするような形で・・・) フォローしようとしがちだが、
これは明らかに錯覚である。

これでは、重心が高くなり、丹田が安定せず、横隔膜周りがふらつき、気道も歪む。
したがって、その瞬間呼吸は浅くならざるをえず、胸式呼吸に陥る。
知らず知らずに、その埋め合わせに、喉そのものに頼らざるを得ない。

だから、結果、きちんと発声できた気がしても、気がしているだけで、
発声メカニズム上は、単なる喉声でフォローしたのであって、 非常手段ではあっても、発声の常道からは感心できぬ。
通常時もそうだが、高音部では特に、イメージとしては、(若干でいいから)低重心を心がけたい。

具体的には、頑張り所で、幾分膝を曲げて腰を低める姿勢である。
勿論、その際、上半身の姿勢はリラックスして保持したままである事は大前提である。
それを毎回の練習において指向するよう心がければ、11月の演奏会に間に合うか否かは別としても、
こんな些細な行為が結果として、燦然と輝く合唱の高嶺に向けての舵を切った契機になったことに、
後年気付くことになるだろう。

2.アンサンブル
GW前の練習に引き続き、19時半から21時まで上原先生をお迎えしてのセッション。
Bassは久々に全員が出席。
Baritoneも7名中6名、Secondは6名中5名出席。

このような中、ピッチやトーンにパート内で差異があるのは、 仕方がないところであるが、
この調子でメンバーの練習時間の共有ができれば、 Bassパートのまとまりは相乗的に効果を見せ始めるだろう。

残念ながら、Topは5名中2名と苦しい状況。
そんな中、Top単パートへの指摘事項は少なめ。
指揮者も、出席した2名にだけ細かなチェックを入れても、合唱の特質上、 明らかに、それを先送りしている。

指揮者のTop諸君のために積み上げられた課題のメッセージは膨らんでいることだろう。
Topメンのために、近い将来多くの時間が必要である。
今まで集まれなかった分、Topメンの奮起を期待したい。
練習で出来ないことが、突然本番で出来るようになどなるわけないから。

090509
【曲目】『チャイコフスキー歌曲集』より
何故?
・(上3)冒頭 何度も触れているように、本曲は第1ステージにほぼ決まり。
      歌い出しが演奏会の死命を制するほど。
      唐突に「ア・・・」と地声で入るのではなく、息混じりの豊かな声質で。
      1小節目のピアノを聴きながら、濃度の濃い集中力を。
・(B2)3小節 ピッチ低い。
      アチェヴォ・・・音型通りだとヴォが一番大きくなるが、 どう歌ったらよいか。要パー練。
・(T2) 9小節 クレッシェンドしてフレーズが切れる場合の歌い方はどうするか?セカンド諸君?
・(全)13小節〜 音量コントロール。15小節の合流部は特に注意。
・(全)19小節 カクズィ・・・八分音符と付点八分の違いを明確に
・(B1)21小節 メロディ。パート内のトーンを合わせて。要パー練。
・(B2)21小節 同上
・(全)32小節 8分音符の動き、T系とB系で合わせる。

語るな我が友よ 初のソロとのセッション。
憧れを知る者のみが ドン・ファンのセレナーデ

【曲目】『It’s Broadway Musical』より、
Begin The Beguine
今まで英語という壁に阻まれ、曲の良さを感じられなかったか。 多くのメンバーが、この曲集の魅力に気付きつつあるようだ。
しかし、どうしても、言語を重荷に感じてしまう方はいらっしゃる。
ただ、その重荷からさえ解放される日は必ず来ると思う。 もう少々の辛抱である。
Oklahoma

yi-pi-oeeのpiは[pai]と発音。←全パート統一 この曲は雑になりやすいし、雑で良いと勝手に思いがちである。
が、しかし!そこがこの曲の落とし穴。
譜面を良く読めばわかるが、歌わせ処は各パート各所に散りばめられており、 なかなか面白い編曲である。まさに難曲である。
そこを勘違いして、雑然と急いで歌ってしまうのではいかにも短慮で芸が無さ過ぎだろう。
そんな音楽思想のところにもってきて、Yeow!と叫べば、馬鹿丸出しというものだ。(汗)

The Impossible Dream
今回は、ソロのお披露目はお預け。
ソリスト練が近日中に入り、 指揮者のムチが入る予定。(なんか痛そうだなぁ〜)

■連絡事項
(事務局より)
・次回練習は5月16日。(場所は前橋中央公民館に戻ります)
・見学者あいさつ B1酒井氏の同窓の先輩にあたる方が見学においでになった。
 ぜひとも、次回以降も一緒に歌えたらいいな!

 それと、今まで一年数ヶ月の間、仕事の都合で休団していたB2上原氏であるが、
 ようやく冬眠から覚め、本日久々に練習場に姿を見せた。
 とりあえずは、見学という形であったが、 おおむね六月から復帰の見込みであることが表明された。

(指揮者より)
・今後の練習方針について
・ソリスト練習について 等

 

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