
前回のエントリの最後に、「この日は入団を決断されなかった、あとお一人の見学者の動向はいかに!?」と意味深な一文を置いたのだが――結論から申し上げよう。
期待通りに、来て下さいました!
2月14日の通常練習。この日も18時前に練習場の鍵を解錠し、部屋の窓を開け放つという、いつも通りのルーティンから。そこに、1月31日に見学に来られたあの御方が、静かに姿を現されたのである。その瞬間、その場に居合わせた小団メンバーには、内心「おお……来て下さった……」というざわめきが起きたのは言うまでもない。
前回は、見学即入団を見送られたとのことであったが、どうやらその後も折に触れて小団のことを思い出して下さっていたご様子。練習の雰囲気、団員同士の空気、そして音楽づくりの方向性、そして某団長の猛プッシュ(笑)――そうしたものを受けて、「改めて確かめたい」とのことで再度お越しになったのだ。
そして練習終盤。少しの沈黙の後、穏やかな口調で、
「やはり、入団させていただこうと思います」
とのお言葉を頂戴したのである。

これには団員一同、再び目を白黒。1月31日の衝撃的な「2名同時加入」という出来事の後、あの方がどうされるかを団員一同ひそかに気にかけていたのだが、その想いが形となった瞬間であった。
お名前は、石原利彦さんだ。(冒頭画像の前列右から3人目)学生時代はグリークラブに在籍されパートリーダーを務められたという。その後Uターンされ、県内の幾つかの合唱団に所属された経験があるとのこと。指揮者によるヴォイスチェックにより、パートはバリトンに決定した!
結果として、
見学者3名 → 全員入団
という、近年ではほとんど記憶にない展開となった。
思えば、合唱団というものは、単に「歌う場」ではない。練習の音、雑談の声、ちょっとした冗談、真剣な議論、そして音が重なった瞬間の空気。そうしたものの総体が、その団の魅力となる。今回の出来事は、それらが確かに外から見ても伝わっているのだ、ということを教えてくれたように思う。
もちろん、入団を決断されるまでには、それぞれの事情や逡巡がある。忙しい日常の中で、新しいコミュニティに足を踏み入れることは容易ではない。だからこそ、今回のように「一度見送った方が戻って来て下さる」という事実は、団にとって何よりの励みである。
さて、この日の練習後。当然のように、恒例行事が執り行われた。
今回は新団員お一人なので、そのままの万歳三唱!
しかし、前回の六唱に続く歓喜の連鎖という意味では、実質的には「延長戦の万歳」である。練習会場に響いた声は、少し春めいた昼間から一転、少し冷え込み始めたこの時間の寒気を吹き飛ばすに十分な熱量を帯びていた。
こうして、小団はこの短期間で3名の新しい仲間を迎えることとなった。コロナ禍以降、静かに減少していた実働団員数に、確かな変化の兆しが見えてきたことは間違いない。
この流れは偶然なのか、それとも必然なのか。答えはまだ分からない。だが、少なくとも言えることがある。
春は、もう近い!
この勢いを胸に、次のステージへ。そして第13回定期演奏会へ向けて、着実に歩みを進めていきたい。

(↑もちろん、この日も「ローリング握手」の洗礼は免れなかったことを、ここに付記しておく。)
【補足】
この日は、ズバの「バレンタイン・デー」だったので、恒例のチョコレートが、中曽根先生から振る舞われました。栗田団長が頂戴したシーンを備忘録代わりに掲載しておきますね!
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