二度と使わない居酒屋(1)

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地雷カテゴリの初エントリとして、ふさわしいかどうか定かではないのだが、
直近の出来事であるので、私の記憶に生々しく衝撃が残っており、
すなわち一番書きやすいことでもあり、この話をさせていただくことにする。
私が腹が立ったのは、とある飲み屋の対応である。
その店の名は、全国チェーンとしても名高い「●や」。
(あまり伏せ字の効果ないね・・・)
具体の店は新前橋駅至近の「新前橋店」である。
私が幹事を担当する限りは、もう二度と使わない店として心に刻んだ。
別に私が個人的に飲みに行って経験した事ではなく、
7月に、ある新団員の歓迎会を当所において開催したのだ。
多くの飲んべを抱える小団としては、「飲み放題」オプションを付けることが通例
である。
この日も当然、飲み放題2時間ということで人数分の予約を済ませていた。
もちろん、2時間という限られた時間の中、この宴を盛り上げなければならない。
幹事を仰せつかっている私は、出席者の杯の回転を促すべく、
次々と注文を受け、それを速やかに店員につなぐ腹づもりであった。
宴冒頭の乾杯に備えての注文である。
注文の瞬間に、飲み放題満了の2時間へのカウントダウンが始まるのだ。
まず最初の店側とのすれ違いは、最初の飲み物注文時に発生した。
出席者数は18人だったのだが、小団では最初の乾杯後、
すぐに一人あたりビール一本くらいはすぐに消費してしまう性向があり、
何度も注文するのは手間であろうとの思いから、ビール大瓶12本を注文したのだっ
た。
しかし、店員が実際にテーブルに並べたのは5本程度。その後がなかなか来ない。
シビレを切らした私は、この本数でも最初の乾杯だけはできなくはないので、
これを先に行うこととし、開宴を優先させたのだった。
丁度この日に梅雨が明け、当地はかなりの蒸し暑さを呈していた。
まさに、神様が冷たいビールを楽しむために、梅雨の帳をさっぱり取り払って下
さった。
おかげで、メンバーはすぐに杯を乾し、私は次の注文取りに奔走する。
なかなか来ないビールに、業を煮やした私は店員に詰問するが、曰く
次の注文をするには、ビールは瓶の交換、サワー類はグラスの交換が前提なのだ
と。
つまり、飲み切らないと、次は持ってこないというのだ。
であるのなら、最初にもっと持って来れば良いのではないか、
注文通り12本持ってきてくれれば良いだけなのである。
その後、テーブル上のビール瓶の本数は5本から6本にわずか増えたものの、
どう見ても、飲んべ18人の宴席に、ビール6本とは前々少ないよなー。
結局店員は私の異議を受け入れず、常に卓上の瓶数+グラス数=一定となるよう、
監視しながらコントロールしていたようである。
その1本を持ってきた店員がさっきとは違う店員だったので、再度質問してみた。
私「何故、もっとビールを増やせないん?」
店員曰く「ビールが温まってしまうと思いましたので・・・」
私「つまらん言い訳は良いので、客の注文通りに持ってきてもらえませんかね?」
このリクエストも無視された形になったが、現実的な話、
私も、一定の秩序を認めながら、空いたらすぐに補充するべく、即応体制を敷い
た。
それでも、この歓迎会は、和やかな雰囲気のもと進められていた。
私も、酒の注文ばかりにとらわれているわけにはいかない。
いろんなメンバーと交歓することも、この宴会の目的の一つである。
差しつ差されつ、注ぎつ注がれつ・・・至福のひととき。(であるはずなのに)
そんな時、ビール瓶が空であったり、残りわずかの時ほど口惜しいことはない。
もちろん、ソフトドリンクを専門に好む方もいたり、必ずしもビール党だけではな
いので、
ビールの需要がダントツだったわけではないが。
常に物足りない気持ちが胸に引っかかるという感覚を引きずり、
今ひとつ酒に酔えない中、宴会は確実に終宴に向けて時を刻んでいたのだ。
そして、私の怒りが頂点に達する時が来た。
それは、飲み放題時間満了30分前のラストオーダーの時である。
店員様はラストオーダーを告げた後、何食わぬ顔でこうのたまわった。
「お一人様1杯限りとさせて頂きます・・・」
「おまえ、ふざけんなよ!qあwせdrftgyふじこlp」
というセリフのあと、何を口走ったかよく覚えていない。(苦笑)
(でも、店員を殴ったりしていないのは確かなので・・・・)
今冷静に振り返ってみても、理不尽である。
全く「2時間飲み放題」ではないではないか。
2時間ではない、1時間半=90分である。
そして、確かに「飲み」ではあるが、少なくとも「放題」ではない!
極端な話、今まで10?15分に1杯くらいのペースで飲んできて、
残り30分で1杯だけとはこれいかに?
この急ブレーキはストレス以外の何物でもないではないか。
当店サイトの飲み放題オプションの説明に、こう注意書きがある。
?飲み放題の詳しい内容は店舗により異なる場合がございますので、あらかじめご予
約の際にご確認下さい。
居酒屋の飲み放題の飲み方をあれこれ確認せねばならないのか。
これからは、後悔しないためにも事前に尋ねておくべし。
(ふつー、んな事ぁいちいち尋ねないよね?)
・お代わりの仕方
・ラストオーダーの時間
・ラストオーダー時の注文要領 など
ラストオーダー30分前はありがちだが、それまでずっと酒量をコントロールされ、
そこへ一人一杯のみとは縛りすぎだろう。
いやしくも、『2時間飲み放題』とは、看板に偽りありであろう。
しかも、二重の偽りである。
百歩譲っても、90分飲み放題とすべきではないか。
以下を例として、公正な表示を強く希望する。
【90分飲みっぱなし(一部制限有り?)】
?適用する酒は、瓶ビール・サワー・日本酒・焼酎・ウィスキー・ソフトドリンク
とします。
(ただし、瓶ビールは温まりますので、3名様に1本程度とさせていただきま
す)
?お代わりは、全て飲み干してから、若しくは瓶が空いてからとします。
?ラストオーダーはお一人様1杯限りとさせていただきます。
?飲みっぱなしを強制するものではありません。

地雷カテゴリとは、大人げないことこの上ないが、 退屈しのぎの読み物として受け流して笑っていただければ幸いである。

今回、本カテゴリの初エントリということにはなるけれども、 直近の出来事であるので、私の記憶に生々しく衝撃が残っており、すなわち一番書きやすいことでもあり、この話をさせていただくことにする。

私が腹が立ったのは、とある飲み屋の対応である。

その店の名は、全国チェーンとしても名高い「●や」。(あまり伏せ字の効果ないね・・・)具体の店は新前橋駅至近の「新前橋店」である。

私が幹事を担当する限りは、もう二度と使わない店として心に刻んだ。別に私が個人的に飲みに行って経験した事ではなく、 7月に、ある新団員の歓迎会を当所において開催したのだ。

多くの飲んべを抱える小団としては、 「飲み放題」オプションを付けることが通例である。 この日も当然、飲み放題2時間ということで人数分の予約を済ませていた。

もちろん、2時間という限られた時間の中、この宴を盛り上げなければならない。幹事を仰せつかっている私は、出席者の杯の回転を促すべく、 次々と注文を受け、それを速やかに店員につなぐ腹づもりであった。

さて、宴冒頭の乾杯に備えての注文である。 注文の瞬間に、飲み放題満了の2時間へのカウントダウンが始まるのだ。

まず最初の店側とのすれ違いは、最初の飲み物注文時に発生した。 出席者数は18人だったのだが、小団では最初の乾杯後、 すぐに一人あたりビール一本くらいはすぐに消費してしまう傾向があり、 何度も注文するのは手間であろうとの思いから、ビール大瓶12本を注文したのだった。

しかし、店員が実際にテーブルに並べたのは5本程度。その後がなかなか来ない。 シビレを切らした私は、この本数でも最初の乾杯だけはできなくはないので、 これを先に行うこととし、やむなく開宴を優先させたのだった。

丁度この日に梅雨が明け、当地はかなりの蒸し暑さを呈していた。まさに、神様が冷たいビールを楽しむために、梅雨の帳をさっぱり取り払って下さった。おかげで、メンバーはすぐに杯を乾し、私は次の注文取りに奔走する。

なかなか来ないビールに、業を煮やした私は店員に詰問するが、曰く 次の注文をするには、ビールは瓶の交換、サワー類はグラスの交換が前提なのだと。つまり、飲み切らないと、次は持ってこないというのだ。

であるのなら、最初にもっと持って来れば良いのではないか、 注文通り12本持ってきてくれれば良いだけなのである。

その後、テーブル上のビール瓶の本数は5本から6本にわずか増えたものの、どう見ても、飲んべ18人の宴席に、ビール6本とは前々少ないよなー。

結局店員は私の異議を受け入れず、常に卓上の瓶数+グラス数=一定となるよう、監視しながらコントロールしていたようである。 その1本を持ってきた店員がさっきとは違う店員だったので、再度質問してみた。

私「何故、もっとビールを増やせないん?」 店員曰く「ビールが温まってしまうと思いましたので・・・」私「つまらん言い訳は良いので、客の注文通りに持ってきてもらえませんかね?」

このリクエストも無視された形になったが、現実的な話、 私も、一定の秩序を認めながら、空いたらすぐに補充するべく、即応体制を敷いた。

それでも、この歓迎会は、和やかな雰囲気のもと進められていた。 私も、酒の注文ばかりにとらわれているわけにはいかない。 いろんなメンバーと交歓することも、この宴会の目的の一つである。

差しつ差されつ、注ぎつ注がれつ・・・至福のひととき。(であるはずなのに) そんな時、ビール瓶が空であったり、残りわずかの時ほど口惜しいことはない。

もちろん、ソフトドリンクを専門に好む方もいたり、必ずしもビール党だけではないので、 ビールの需要がダントツだったわけではないが。

常に物足りない気持ちが胸に引っかかるという感覚を引きずり、今ひとつ酒に酔えない中、宴会は確実に終宴に向けて時を刻んでいたのだ。 (つづく)

 

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