団員の皆様へ ~ハーモニーを求めて~

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合唱祭も精魂込めた練習の成果か、予期せぬ拍手で無事に終わり、好意的な講評を頂くことができました。それぞれの美意識によって満足度は異なるでしょう が一応の達成感を感じて居られることでしょう。

さて、次なる目標に向けての練習が合唱祭の二日後、6月23日から始められましたが、当日の参加者は指揮者、中川、松村、山岸、白石のみで、「わがふる き日のうた」の音取りで終わり。前回6月30日は指揮者、中川、松村、山岸、白石で「Sing Along」と「からたちの花」を即席の第一、第二テナーで4声で歌いました。この様な状態では、10月11日に予定されている「群馬室内合唱団」との共 演を成功させることが危ぶまれます。

私もたまたま両日に緊急の用がなかったために、このような実態を経験したのみですが、些か寂しい思いを持って帰宅しました。60数年の体験によって、私 は「時間とは生み出すものである」との認識に至っています。にわかテナーやにわかバス・バリトンで歌って、それなりの楽しみもあります。しかし、合唱団と しての練習にしては寂しいものです。お互いの支え合いによってのみハーモニーは可能になります。時間を生み出すことは生やさしいことではありません。しか し、現在は、練習も時間との戦いになっています。力と知恵を尽くしてそれぞれの時間を生み出し、意味と喜びのある練習を確かなものとし、そして、その結果 であるハーモニーの創造へと向かいましょう。

願わくば全団員の、現実的には、一人でも多くの団員が練習に参加され、それぞれが充実感を持って家路につくことが出来るようになることをひたすら願って います。

(1998年7月 副団長 白石昭夫)

 

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