北村協一氏、ご逝去

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3月 152006
 

関西学院グリークラブ技術顧問、北村協一氏が3月13日夜 遅く亡くなった。享年七十四才。
 
北村氏は当団常任指揮者・中曽根敦子氏の師匠に当たる。
関西学院グリークラブで学生指揮者を務めた後、福永陽一郎氏らと東京コラリアーズを立ち上げ、
藤 原歌劇団や二期会合唱団で名声を博した。

また、母校関西学院グリークラブをはじめ、慶応義塾ワグネルソサイエティ男声合唱団、
立教大学グリークラブなどを指導し、戦後の大学男声合唱の隆盛を築いた。

いち早く、Negro SpiritualsやSea Chantyを国内に紹介し、合唱界に大きな影響を与えただけでなく、
外国歌曲やミュージカル作品等を男声合唱に編曲した作品を数多く手がけ、
多くの合唱 ファンを啓 蒙、魅了した。

とりわけ、美しい日本語による近代詩や現代詩をテキストにした邦人曲の解 釈に は定評があり、
流れとしての合唱音楽の中での言葉の処理など、弟子である中曽根女史と相通ずるものがあった。

昨年3月、”Around Singers”の演奏会で筆者もご一緒させて頂いたが、
練習を突然キャンセルされるなど、当時から既に体調は思わしくなかったようである。
昨年4月の関 屋晋氏に続いて、再び合唱界は巨星を失う事となってしまった。

先月、大阪シンフォニーホールで行われた関西学院グリークラ ブ・リサイタルでは、
車椅子ながら、現 役OB合同ステージで男声合唱組曲「雨」(作曲:多田武彦)を熱演、
これが最後のステージとなった。

その壮絶な指揮に、多くの聴衆が心を動かされたと聞 く。
同組曲の終曲「雨」(作詩:八木重吉)が辞世 の歌となるとは、
合唱人として凄まじい生き様を象徴しているかのように思える。

我らが中曽根女史の哀しみを察するに余りあるが、 心よりご冥福を お祈りする次第である。

(上の画像は中曽根女史とのツーショット=2005年3月20日  “Around Singers”演奏会でのスナップ)

 

 


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 Posted by at 23:22
@Mae_Dan