
8月8日(土)の練習に、ピアニストの上原良子先生がお見えになった。
9月12日(土)に開催される「第2回上州うた合戦」、そして来年1月31日(日)に予定される小団第13回演奏会に向けて、この日が上原先生との初セッションとなった次第。
ところで、この日は前橋花火大会。さらに群馬県内に目を向ければ、桐生では「八木節まつり」が大々的に開催されるなど、県内いたるところで夏祭りの気分が横溢していた。
そんな日に、である。
世間の皆様が花火を見上げたり、祭りの喧噪に身を委ねたりしているその頃、我々は目もくれず(?)、黙々と合唱の練習に励んでいたのである。
……もっとも、桐生在住の某団員については、八木節まつり帰りの風情をそこはかとなく引きずったまま練習会場に現れるというハプニングもあった。まあ、そういうところが「まえだん」らしいと言えば、まえだんらしいのだが。笑
さて、上原先生とのセッションは、実に2年ぶりとなる。前回は2024年5月25日。当時は第12回演奏会に向けての初セッションであった。あれから2年余り。
団員も若干入れ替わり、今回は賛助メンバーの参加も仰いでのセッションとなったことから、いつも以上に熱気あふれる練習となった。
初セッションというものは、いつもながら独特の時間がある。ピアニストは合唱団の呼吸を探り、合唱団はピアノの音色や間合いを探る。そして、その両者の間に立つ指揮者が全体の音楽を組み立てていく。
今回も中曽根敦子先生のタクトのもと、上原先生のピアノと我々の歌が少しずつ噛み合っていった。……と言えば聞こえは良いのだが、我々の場合、そんな悠長なことを言っている余裕はない。
こちらは、とにかく譜面を追うのが精一杯。
(それに、た、体力が…!)
今まで自分たちだけで練習していたところへ、上原先生のピアノが加わる。すると、そこにはそれまでとはまったく違う音の世界が現れる。それに対応するだけで、もう必死である。
そんな我々の状況を、上原先生は実に素早く感じ取ってくださる。こちらがまだ十分に歌い切れていないところでは寄り添い、踏み込めるところではさらりと一歩先へ連れて行ってくださる。
一方の中曽根先生は、その音を受け止めながら全体の方向を示していく。上原先生が音楽の世界を広げ、中曽根先生がその方向を示し、我々がそこへ食らいついていく。この日のセッションは、そんな三者のやり取りから始まった。
そもそも、セッションというものは、単に「合唱にピアノ伴奏を付けてもらう」ことではない。お互いに刺激を受け、ひとりで練習しているだけでは生まれなかったものを、そこから引き出していく。それがセッションの面白さだと思う。
今回も、久しぶりに上原先生のピアノを得て、我々の歌に新しい景色が見え始めた。ただし、まだ初セッションである。譜面を追うことに精一杯で、ピアノと呼吸を合わせるところまで十分に届いていない箇所も少なくない。
結局のところ、上原先生や中曽根先生がどれほど素晴らしい音楽を提示してくださっても、それを受け止める我々の準備ができていなければ、先へ進むことはできない。
9月の「第2回上州うた合戦」まで、あと1か月あまり。そして、第13回演奏会までは半年を切った。
2年前とは少し違うメンバーで、2年前とは少し違う我々が、上原先生、中曽根先生とともに、どんな音楽を創ることができるのか。それは、これからの練習次第である。
せっかく再び巡ってきたこのご縁。「前回と同じように」というのではなく、昨日より今日、今日より次回と、少しずつでも新しい音楽を創っていきたい。
上原先生、中曽根先生、これから本番まで、どうぞよろしくお願いいたします!
(下の画像は、桐生八木節祭りの空気を持ち込んでくれたお祭り男!と両先生)
まえだん動画チャンネル随時更新中!
まえだん facebook随時更新中!
まえだん X(旧twitter)随時更新中!
まえだん Instagram 随時更新中!




コメント