一年間、たいへんお世話になりました

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12月 312011
 

今年は、前橋男声合唱団にとっては、一年おきの自前演奏会の年でした。
おかげさまで、11月13日に無事開催することができました。

ただ、今年は3月11日の出来事が脳裏を一日たりとも離れることがありません。 

かつて在団し、現在、宮城県名取市に暮らしていて被災した団友がいます。
また、現役メンバーの親戚筋にも被災された方がいらっしゃって、
休団することになるなど、決して他人事とは思えない状況が刻一刻と、我々に影響を与え続けました。

一日も早い復興をお祈りしております。

さて、時の刻みは容赦なく、現在を過去に連れ去ります。 
今年の晩夏以降、私の中にかすかな不協和音が明確に認識されて以来、
その音量は日に日に増して今日この日を迎えました。

黄昏の中、鳥たちは、その濃いシルエットを次々と翻らせて帰って行きます。
川面に映る夕空はただただ赫々と燃え、新年の洋々たる前途を暗示しています。
また今年がゆっくりと逝きます。

2012年!
皆様のご多幸を心よりお祈りしております。

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2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その4)

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12月 292011
 

(その3)の続き

 宴会は最高潮に盛り上がっていたが、歳末の書き入れ時である。
店の方も後ろに予約が入っているとのことで、2時間ちょいで中締め。

いつも利用させて頂いているが、「庄や・高崎駅西口店」は素晴らしい。
どこかの支店とは違い、サービスが素晴らしい。
飲み放題も、つまらぬルールは強制されないし、ラストオーダー管理も寛容だ。
次もまた来ようという気になる。

そもそも今回も、予約が満席の中であったが、店長に交渉し、宴席をねじ込んでもらったのだ。
その上、歌いまくりで、恩を仇で返してしまいましたかね・・・(汗) 

ほろ酔い気分で、二次会会場を探して駅周辺を徘徊していると、

こんな看板が!! 

さすが音楽の街を標榜する高崎市!
よっ!群馬交響楽団を生んだ街!

そういうわけでぇ・・・↓ 

こういう状況は泥棒に追い銭・・・もとい、渡りに船というやつで、
しばし、高崎駅ゲリラライブを決行。
連絡通路は天井は低めだが、東西に奥行きが長く、これが、なかなか響く。

黒山の人だかりとまではいきませんでしたが、
東西連絡通路を通る人達は、足を止めて聴いてくれていました。
たいへんありがとうございました。

ロッテリア(マクドナルドではなく)の店員のお姉様や第九演奏会帰りのお客様も通りかかり、
ほとんど強制的に写真にフレームイン!(下の画像)

も1枚、三脚が倒れる寸前の画像↓
斜めってますよね。(笑)

今度は、団の横断幕を持ってまた歌いに来たいと思います。
なんか、学生時代の思い出が懐かしく甦るなぁ・・・。 

30分近く歌ってたかな。
冷え切った体を温めるために東口の「高崎酒場」にLet’s Go!
こちらでも、呑みながら、また歌、歌、歌・・・。

曲のリクエストをいただいたお客様、ありがとうございました。
こうして、前橋男声合唱団、2011年の歌い納めの夜は更けてゆくのだった。

(おわり)

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2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その3)

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12月 282011
 

(その2)の続き

昼間のボランティア演奏に続いて、これからが夜の部である。
本日の打ち上げと団の忘年会を兼ね、
先日入団された鈴木誉道(たかみち)さんの歓迎会があわせて高崎市内で開催される。
名残惜しいが、ここで施設をあとにし、各々息を切らせながらバス停へと急ぐ。

往路と同様、JR本庄駅南口ゆきのバスに乗り込むのである。
ここいらも、群馬県と同様、自家用車が主な移動手段である土地柄である。
16時48分発・・・という時間から、我々だけの貸し切り状態を想像していたが、
往路と同様、数名のお客様と、居合わせることとなった。

しかし、行きのバスと違ったのは、ひとステージ終えての解放感に浸っていたことだろう。
若干理性の制御が効かなくなっていたか、悪ノリしたメンバーが歌い始めると、
(実は私を含め、歌う気満々であった者多数と思われる)
すると、他のメンバーもこれに続き、男声合唱が始まってしまう・・・。
それが静かな輪を形作り、黄昏時のバス空間全体に染みこむように広がってゆく。

ひょんなことから、前橋男声合唱団バスジャック(?)ライブ開演!

さすがに、大音量とはならなかったが、一曲歌い終える毎に、
居合わせたお客様から暖かい拍手をいただいたことは、たとえお情けであったにしても、
我々にとっては大変思い出に残る体験となったのであった。

運転手さんは、終始一顧だにもせず、黙々と運転していた。
バスの降り際に料金を支払いかけながら、騒いだことを詫びるべく声をかけると、
「いいえ、とんでもない、良かったですよ」と、にっこりと微笑んでくれたのだ。

こんな運転手さんを雇っている朝日自動車(株)は、何と素晴らしい会社だろう!

・・・とはいえ、たまたまお目こぼしで歌わせて頂いたことはよく理解している。
絵に描いたような公共の空間である。
TPOをわきまえて行動しなければならないのは当然であろう。

その後、JR高崎線で高崎に移動し、待ちに待った宴会へ!(電車の中では歌いませんでしたよ!)
団長挨拶の後、中曽根常任指揮者の乾杯の音頭で歓迎会兼忘年会の幕が切って落とされる。
この一年を振り返れば、なんといっても、「第6回演奏会」が無事開催できたこと。
賛助団員も募集してのタンホイザーは忘れられない一曲になりそう。

それと、短期間ではあったけど実働団員数が30名に達したこと。
その後休団者が出て、割っている状況なのだが、来年はこの大台に再挑戦したい。

そんなわけで、各島で、盛り上がる面々・・・。(下の画像)

 

宴もたけなわな頃、新しく入団された鈴木誉道(たかみち)さんから、ご挨拶頂いた。(下の画像)

鈴木さんは、元々群馬のご出身で、お仕事をリタイヤされて再び群馬に戻ってこられたという。
それまではお仕事の都合で全国を回られていたようである。
数年前から群馬交響楽団合唱団に参加され、数々の大曲を歌われてきたということで、
経験も十分積まれた即戦力である。

先般行われた「第6回演奏会」においでいただき、興味を持って頂いたのことである。
ご本人のお言葉をそのまま記せば、
当初はレベルが違うというか気圧されるものを感じたので、すぐに入団は考えなかったが、
 一ヶ月を経過してもとらわれる思いが消えなかったことが大きい・・・と。

確かに、演奏直後の昂揚というものは、時に人を思いもよらぬ行動に駆り立てるやも知れぬ。
そういう勢いで入団して、抜けられないで結局定着した(?)メンバーもいなくはないが、
いやはや、その達観には感心したものであった。


声質は中音域に張りのある澄んだ響きをお持ちである。
ということで、パートはバリトンに過日決定済みである。

「バリトン万歳〜!」「バリトン=エリート!」「名門!」

などという掛け声がかかり、宴会も最高潮に。

ん? この流れは?

やっぱり歌だろ歌!

途中、セカンド・カルテットも一曲披露。
全員で○○曲披露。
一曲歌う毎に、隣の部屋からも拍手が!

下の画像は、その幸せな時間をちょっとだけ切り取った一瞬。

このあとも、「歌」が続くよ!

(つづく)

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2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その2)

 依頼演奏, 日記・コラム・つぶやき  2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その2) はコメントを受け付けていません。
12月 252011
 

(その1)からの続き。

12月17日(土)は、小団にとって一年十ヶ月ぶりとなるボランティア演奏であった。

さて、前橋男声合唱団ご一行様は12時丁度にJR高崎線・本庄駅南口を発車する、
埼玉県神川町神泉支所行きのバスに乗車。

メンバーは15名だったが、他のお客さんは5名ほどいらっしゃって、
いつもと違う状況に明らかな困惑顔だ。
しかし、我々も乗車料金をきちんと払って乗車する歴とした客である。
何の遠慮もいらぬはずだ。

そんな中、我々の団長は鏡である。
お年寄りとか妊婦ではないのに、下の画像のように、お客様に席をお譲りになって、
終始立っていたのだから。
(下の左上画像)

途中乗車してきた、部活を終えたらしい女子中学生が、あまりにも異常な光景を目の当たりにして、
目を白黒させていたっけ・・・。

 

今回は演奏前ということで、プッシューと音を立てて泡の出るヤツを飲み始める輩はいなかったが、
実は、乗車前のコンビニで、逡巡していたメンバー多し。(笑)
まぁ、筆者もその一人な訳だが・・・。

そういう残念さを滲ませている者も、徐々に表情は和らいでゆく、楽しいバスでのプチ旅行である。
絶好の好天の中、本庄の市街地を抜け、やがてバスは神川町の田園風景の中を進む。
遠く西上州の山並みをのぞむ車窓から眺める感覚は、なにやら懐かしい。

バスといえば、床が油の染みこんだ茶色い板張りで、擦り切れかかった青っぽい起毛の長椅子。
通常時から立錐の余地もなく、人いきれと排気ガスとが入り混じった独特の匂いで充満していたのを思い出す。
母親の手に引かれながら、よく乗ったものだ。

私の物心ついた頃は既に車掌は同乗しておらず、
お目当ての停留所に近づくと、降車を予告するブザーを鳴らすためのケーブルを引っ張りたくて、
母親に抱っこをせがんだことが、まるで昨日のことのように思い起こされるのだ。

そんな物思いに耽りながら、一時間足らずで目的の停留所に達する。

←停留所に到着し下車。

その後、5分ほど歩くき、急坂を登り上げると、本日の本番会場「和泉の会」がある。(下の画像)
優しい陽射しが差し込む、素晴らしい環境の中で、入居者の皆様が穏やかに過ごしている。

13時半頃から、いつものように体操と発声練習を行い、
一通りのリハーサルをこなす。
その後、予定通り、15時半過ぎから、ボランティア演奏を実施した。

曲目は以下の通り。

・にっぽん昔ばなし

・ウルトラセブン

・ともしび

・見上げてごらん夜の星を

・Sailing , Sailing

・「ふるさとの四季」抜粋曲

 《「ふるさと」で全員斉唱》

・White Christmas

・水戸黄門
 

入居者の皆さんの一所懸命聴こうという熱が、終始伝わってくるようなステージであった。
司会担当の筆者も、その熱に動かされて(?)、ついつい長く解説を加えてしまうのだ。

最後列には、お近くにお住まいの一般の方もご来場下さっていたが、
お馴染みの方もちらほら・・・。
遠いところ、お越し頂いたお客様、どうもありがとうございました。

今回は、ぶっつけ本番的な要素があり、
司会者もプログラムを間違える等、若干混乱をきたした点もあり、
やはり、練習していないことは、うまくゆかないという当たり前の事が露呈された次第。

でも、全員で「ふるさと」を歌う時間帯は、目頭が熱くなってくるのだ。
親父やお袋とどうしても、重ねてしまうからなのか。
我々の今日あるのは、この方たちがいらっしゃったからだ・・・そう思うと、 涙腺は緩まざるを得ない。

そして、皆様の大好きなテレビ番組である「水戸黄門」を高らかに歌って、ステージを締めくくりました。
(関西大学グリークラブ秘伝の一曲を若干改編してお送りしました。) 

この場を借りて、お世話になった理事長様をはじめとしてスタッフの皆様、御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

下の画像は、曲を歌っている最中、黄門様に扮したバリトン・S井氏が、
お客様の間を練り歩き、喝采を浴びている様子。 

 

終演後、メンバー達は話の長い筆者の背中に怨嗟の視線を浴びせながら、
定刻発車のバスの時間に遅れないよう、ダッシュで着替えて 撤収と相成った。

下の画像は夕闇迫る「和泉の会」の施設(尖塔のある建物)をバックに、
30km先の高崎市の忘年会会場へと急ぐ前橋男声合唱団団員面々。

 (つづく)

 

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2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その1)

 依頼演奏, 日記・コラム・つぶやき, 演奏会レポ, 練習日誌  2011年の活動納め 〜2011年12月17日イベント〜(その1) はコメントを受け付けていません。
12月 182011
 


前橋男声合唱団の年内の活動納めとなった12月17日(土)、
小団にとっては、かなり濃いイベントとして、これを打ち上げることとなった。

すなわち、
1.社会福祉法人「和泉の会 」(埼玉県神川町) ボランティア演奏
2.神泉支所→本庄駅行き・朝日バス・ライトコンサート(決してバスジャックではなく)
3.鈴木誉道さん入団歓迎会 ミニコンサート(高崎駅西口)
4.高崎駅前ゲリラライブ

2.4.は明確に企画してなかったのですけどね。
とにかく、一日中歌いっ通しでございました。

今更ですけど、大の大人がこうして連れ立って、ずっと歌っているのも、愉快です。
でも、居合わせたお客様の中には迷惑だった方もいらっしゃるはずで。

いつも座れるはずのバスなのに、一般の路線バスを占拠してしまい済みません。
(でも、団長は席を譲っていたな・・・)

さて、残念ながら、多忙な年の瀬、全メンバー参加とはならなかったが、
記憶に残る一日となったろう。

翌日が日曜日であることが大きいのだが
野に放たれた虎(?)のごとく、縦横無尽に荒らし回りましたな・・・。

今はまだ脳幹に痺れた感覚が残っており、
だんだんに書き進めたいと思いますが、あまり期待せずにお待ち下さい。

上の画像は、上記ボランティア演奏開演前に、控室で撮影した集合写真です。

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2011年12月10日(土)通常練習

 新入団万歳!, 日記・コラム・つぶやき, 練習日誌, 練習見学  2011年12月10日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
12月 162011
 

今年も押し迫って参りました。
12月17日のボランティア演奏に向け、練習を行っております。
年内の公式練習は、今回で一応区切りをつける。

パート練習で、一通り不得意曲などの曲をさらってからアンサンブル。
中曽根指揮者に様々な指摘を受け、メンバー単位、パート単位で問題を修正しながら、
曲の造形を整えてゆくのは、自前演奏会直前と何ら変わらぬ練習風景である。

演奏会の規模などは全く関係ない。
お客様が我々を待っていらっしゃるというこの一点・・・。
暮れゆく日々に身を預けつつも、次週のイベント成功に自信を深める我々であった。

今日のトピックスは、何と言っても見学者がお見えになって、即日入団に至ったこと。
最終練習において、実に素晴らしい出来事となった。

鈴木誉道さんという高崎市内にお住まいの方。(上の画像の前列中央)
11月の第6回演奏会においでいただき、小団に興味を持たれたとのこと。
大変ありがたいことである。
近々、歓迎の宴を催すこととなるだろう。

鈴木さんは、以前群響合唱団に所属されていたとのことである。
これに比べると我々は少人数アンサンブルであり、護送船団とはゆかないのだが、
ぜひ一緒に末永く男声合唱を楽しめれば幸いである。

(画像左が鈴木さん)

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中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その2)

 合唱組織論, 特集, 発声, 音楽論  中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その2) はコメントを受け付けていません。
12月 072011
 

(「その1」からのつづき)

(司会)
ところで、上原先生は我々の合唱を、時には力強くリードしたり、時には優しく寄り添ってくれたり、
いろんなサジェスチョンを与えて下さっていると感じています。
僭越ながら、伴奏の際、どんな事を心がけてらっしゃいますか?
(上原)
いえいえ、普段そこまで出来ているとは思えないんですけど、敢えて言えば、
「こう弾くから、こう歌って!」
という感じですかね。そういう弾き方ができればいいなと。
(前橋男声)
でも、うちの団が、まだそこまで到底たどり着けない状況ですもんね。(苦笑)
しかも、それを感知するのってなかなか大変かも。
(中曽根)
音楽ってそういうセッション的というか、会話を交わすような一面があって、
合唱とか合奏では、それも醍醐味なのにね。
現時点では、「まえだん」には余裕がなさ過ぎて、上原さんからのメッセージに気がつかないだろうね。
(前橋男声)
まずは楽譜に書いてあることをきちんと修得せねばですね。
(中曽根)
そうですね。
そして更に、楽譜に書いていない部分を感じ取って肝心な音楽的な息吹を吹き込めたら良いですね。
(司会)
それから、上原先生は最近、声楽に再び挑戦されているとのことですが・・・? 
(上原)
そうなんです。学生時代に喉を壊して高音が出なくなって以来ご無沙汰だったのですが、
最近、また興味が出てきてレッスンに通っています。
(司会)
以前、「からす川音楽集団合唱部」で歌っていらっしゃいましたよね?
(上原)
ええ。歌いたくて仕方がなくて入団したのですけど、
結局、「あなたはピアノやって」とお願いされてしまって・・・。
(前橋男声)
歌いたい欲求ってありますよね。身体が道具だから生理的欲求に近いのかも。(笑)
(司会)
あらためて声楽に取り組まれて、何か気がついたことなどございますか?
(上原)
私の友人でオペラの主役級を張る子がいるのですが、「とにかく回すんだよ!」と言うんです。
大ホールでも近い席で聴くと大したことなくても、後ろの方でいざ聴いてみると、
ホール中が鳴っているんですね。
(前橋男声)
その逆が、いわゆる「近鳴り」。
(上原)
はい。最初は自分に聞こえにくいし、
声が響いているのかいないのかよくわからなくて頼りないのですけど、
わかりはじめると、自分の声がどこにもぶつからずに遠くで鳴っているというか。
その感覚がちょっと今わかりかけている気がしています。
(前橋男声)
あぁ、それわかる気がします・・・、と同意したいところですが、今後精進します。(苦笑)
(上原)
やっぱり人に発声を聴いてもらうことは重要。「あぁ、その声」って指摘してもらうことです。
自己流は早晩迷路にはまります。それほど、声楽の高嶺の裾野は広大で深遠です。
(司会)
現在までのレッスンで習得された良い発声のためのポイントを幾つか挙げるとすれば?
(上原)
あくまでも私の受けたレッスンとしてですが、
 ・眉毛を5cm位上に書くつもりで
 ・口腔内は縦に開けるよう意識する
 ・リラックスして、やや顎を引く姿勢 
(中曽根)
常に全部出来れば、「近鳴り」脱出の日も近い!?
(前橋男声)
いろんな方から示唆をいただくことで、気づきの確率は上がりますから、
指導者との出会いはやはり大切ですね。
(中曽根)
「まえだん」は学生時代の経験者が多いのですが、過去の栄光(?)に縛られすぎですね。
過去のプライドは大切ですが。ただ、ぬるま湯はすぐに冷めるので、早く出ないと風邪引いちゃいますよ。
(前橋男声)
耳の痛いお話でございます・・・。(寝たふり)
(中曽根)
素晴らしい大きなアドバンテージを持っているのだからこそ、そこで思考停止せずに、
真の意味で音楽を創造していって欲しいです。
(司会)
発声への悩みは尽きませんが、今後の前橋男声を展望して頂きたいのですが・・・。
(中曽根)
とにかく社会人合唱団は歌い続けることが重要。
その点、過去に大きな挫折を味わっている前橋男声はその意義を理解していると思う。
(上原)
もっともっと音楽に浸れるようになれると良いですよね。
(中曽根)
そう。でもそこが落とし穴で、自分勝手に声を出す自己満足的な浸り方ではなく、
合唱団員一丸となって、演奏や活動にどっぷり浸って下さい。
(司会)
長時間にわたり、ありがとうございました。

(終わり)

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あれから10年が・・・(その2)

 合唱組織論, 日記・コラム・つぶやき, 特集  あれから10年が・・・(その2) はコメントを受け付けていません。
12月 062011
 

前回からのつづき)

団にとって一番重要な、立ち上げ直後の五年間に、なぜこのように、簡単に衰退の道を転げ落ちてしまったのか。一言で言えば、合唱団がろくな組立設計図も無しに属人的なイメージだけで造られ、しかもあまりに急ごしらえ過ぎで脆弱かつ杜撰な構造であったからに他ならないのだが、しかし、それを最初から求めることの方がむしろ酷というものだろう。合唱団発足のきっかけなど、古今東西そんなものだろうから。とはいえ、その中心人物の音楽思想や合唱団運営への考え方というものは、意外に、創立当初の初期値をある程度拘束してしまうように思えてならない。

ここで注目したいのは、創立当初に相次いで開催された通算二回のジョイントコンサートだ。いずれも、当時の団長が中心となって企画立案したものである。ここに、彼が実現したかった合唱演奏形態の一端を垣間見ることができる。卒団して10年程度以内という、鍛えられた声をまだまだ保持している同窓の合唱経験者を数十人調達することで、確かに、大人数による男声合唱を実現したものの、前男のオリジナルメンバーだけに戻る日常の練習では、うまくゆかぬことが多く、信じられないほどハモらぬ場面に苦笑いすることも多々あったほどなのだ。

もちろん、最初から事はそう易々と運ばず、当面は実力の涵養に努めるしかない事を、当時の団長はわかりすぎるくらいに熟知していたはずであり、事実、その頃の団員総会議事録中にも、「ストイックに練習するしかない」旨の発言記録を見ることができる。しかし、自身が先天的な良声に恵まれ、類い希な歌唱力を持つ彼(←私としては、決して大袈裟でないと思う)にとって、例えば合唱に初めて取り組むメンバーに、一から発声法を教授することなど、気の遠くなる思いであったろう。

彼にとっては、そこそこの実力を持つメンバーを、先のジョイントコンサートよろしく、多少なりとも周囲に揃えることができれば、すぐにでも檜舞台で歌いおおせる実力は、大いに備わっていたのだから。この彼の奥底に眠る、自らの望む最良の合唱演奏形態としてのその実お手軽で利己的な考え方は、これからの前橋男声合唱団の活動に大きな影を落とすこととなる。

それと、当時の指揮者(と言うより、「指揮者役」というのに見えたな、私には)も、本業は中学教師であり、男声合唱を根気よくイチから造り上げてゆくというような、そういう職人的な作業に情熱も興味もなかったようで、活動縮小と共に姿を見せなくなった。創団当初に広げた風呂敷は大きかったが、当時の指導部が、その中身を粘り強く詰め込んでゆく知恵と決意に乏しく、求心力は急速に失われた。折角その旗印を見て参集した愛好者達を失望させ離散させることとなったのだ。

こうして早々に、前橋男声合唱団の活動の第一ステージは幕を下ろす。1993年(平成5年)のことであった。

(「その1」に戻る)
(「その3」につづく)

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中曽根敦子氏・上原良子氏との座談会詳細(その1)

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12月 042011
 

こちらで報じたとおり、今夏、強化合宿と併せて行われた掲題について、
先般の第6回演奏会パンフレットに掲載済みではありますが、
このたび、本ブログにも 掲示することとしましたので、お楽しみ下さい。

座談会メンバーは、常任指揮者の中曽根敦子氏、ピアニストの上原良子氏、
団からは、山岸団長ほか5名が 出席した。

——————
 
(司会)
早速ですが、前橋男声合唱団の指揮者となって、17年ということになりますが、
「まえだん」は少しは成長してきているでしょうか?
(中曽根)
17年・・・ですか。でも、その大半は指揮棒を振ってないんですよねぇ。(笑)
(司会)
うわ、のっけから皮肉炸裂ですか!?
(中曽根)
ええ、万年音取リストでしたからね。
(司会)
じゃぁ、実質指揮者に就任されたのはいつ頃ですか?
(中曽根)
そうですねぇ、五年前くらいに入団ラッシュが起きて、人数も20人を超えたあたりからですかね。
ちょうど第4回演奏会(2007年)くらいからかな、指揮に没頭できる瞬間が増えてきたのは。
(司会)
既に指揮者に就任しててホッとしました。(苦笑)それで、せ、成長の方は・・・?(冷汗)
(中曽根)
「合唱団」としては、確実に成長していると思います。社会人男声合唱団の宿命として、
どうしてもメンバーの入れ替わりが避けられませんが、
音楽への考え方や団としての方向性に芯が通ってきたように感じています。
(司会)
上原さんとは、第2回演奏会(1999年)で初めてご一緒して以来ですが、
当初の前橋男声合唱団の印象はいかがでしたか?
(上原)
当時はトップテノールにずば抜けて上手い方が一人いらっしゃって、
その方の声しか聞こえませんでしたね。
失礼ですけど合唱団というよりは、「○○と仲間たち」といった様相でした。(笑)
最近は印象が全く違いますね。以前より合唱しているなと。
(中曽根)
確かに。演奏も、運営も、ワンマンの性格の団だったものね。
(前橋男声)
組織力がついてきたということですかねぇ?
(中曽根)
あ、集中力もね。特に合唱祭・・・ね、上原さん。
(上原)
あぁ、(笑)プラカード嬢の女子高生に集中しすぎて、
私達の存在なんかすっかり忘れられてますからね、いつも。
(中曽根)
全員でプラ嬢ににじり寄る様は圧巻!やっぱ、女の子は若いに越したことはないもんねぇ〜〜
(前橋男声)
なんか濡れ衣っぽいなぁ。そりゃS井さんだけでしょぉ〜
(司会)
えー、では・・・強制的に話を戻したいのですが、
上原先生は、男声合唱では、どんな曲に興味をお持ちでしょうか?
(上原)
やはり、ア・カペラ曲ですね。男声のア・カペラは素敵です。
(前橋男声)
今までご一緒したレパートリーの中では、どんな曲が印象に残っていらっしゃいますか?
(上原)
断然、ニグロ(Negro Spirituals=黒人霊歌)ですね。
ピアノ付きでしたが、不要なんじゃないかと思ったくらいでした。
(中曽根)
音楽的には、倍音を重視する男声合唱には、ピアノは不要という考え方もありますが、
やはり華やかになりますよね。ピアノが対旋律で遊んでみたり、何といっても音楽に幅が出るし。
(司会)
演奏会プログラムにも奥行きが出てきますよね。ほかに、記憶に残る曲はありますか?
(上原)
あとは、チャイコフスキー歌曲集ですね。男声合唱にこんな繊細な曲があるのかと、意外でした。 
(司会)
上原先生がお持ちの一般男声合唱団の印象は?
(上原)
沢山の男声合唱団を聴いたわけではないのですけど、聴いた限りでは、やはり勢いや迫力がある、
とにかく元気の良い男声合唱ばかりという感じですね。
もっと、ピアニッシモを上手に響かせられる男声合唱を聴きたいです。
(中曽根)
男声合唱は音圧も魅力で、それを目当てに聴きに来るお客様が多いけど、やはりピアニッシモ!
(前橋男声)
我々もそれを目指したいんですよねぇ・・・。
(中曽根)
発散系の合唱はどちらかというと容易。
逆に、客が思わず引き込まれるようなピアニッシモの音楽をしたい。
(前橋男声)
それでも、ドーンと大音量で鳴らす方が、歌っている実感にマッチしているのでしょうね。
小学校時代から、「大きな声で」って指導され続けてきたからかな。
(中曽根)
大きな声で歌うからこそ、ピアニッシモが成立するわけですが、ただ小さく歌えばいいってもんじゃない。
ピアニッシモで歌う行為は、最も深くて濃いんですよ。祈りに近いかも。
(前橋男声)
でも、それにはフォルティッシモを響かせる以上の身体的要素が必要不可欠なんですよね。
(中曽根)
そういう意味では、今回の「タンホイザー」なんか、格好の材料。
豪華絢爛なフォルティッシモから、思わず息を呑むようなピアニッシモまで、
いろいろ取り揃えてございますわよ。(笑)
(前橋男声)
「大行進曲」「フィナーレ」に挟まれて「巡礼の合唱」がやはり肝ですね。あのピアニッシモこそ!
(中曽根)
そうそう。男声ならではの柔らかさと繊細さが魅力的。
(前橋男声)
既に相当鍛えられていますけど・・・。(汗)いずれにせよ、歌いきるスタミナも大切ですね。 

(つづく)

 

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2011年12月 3日(土)通常練習

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12月 032011
 



今年もいよいよ師走。
月並みな話だが、時の経過は早いものである。

確かに、11月の第6回演奏会に向けて、遮二無二走ってきた感はあった。
ついさっきまで、燦々と輝く希望に満ちた朝陽を浴びながら、
野望をたぎらせていたと思ったら、気がつけば、周囲は黄昏色に染まっている・・・
そんな驚愕にも似た思いである。

さて、前橋男声合唱団の新たな取り組みは、
当面は、地元の社会福祉施設のために披露する演し物の練習と、
団員の結婚披露宴での余興のための練習に費やすことになっている。
今までとは違った趣向の曲ばかりで、また楽しい時間となるだろう。

前者の曲目は既にこちらに記したとおり。
そして、本日は、後者の方で動きがあり、新曲の楽譜が配付され、急遽取り組むことと相成った。 

今夏の強化合宿レポでも報告したように、トップの飯島氏が来春華燭の典を挙げられるにあたって、
我々前橋男声合唱団も、アツアツの二人を冷やかし盛り上げようと、一肌脱ぐ所存である。
当然、新婦のご希望も容れた中で選曲が進められ、本日の決定に至った次第。

 Sailing,Sailing

 Oklahoma!

 Beauty and the Beast

な、なんとっ!
日本語曲がゼロ・・・orz
みんな噛まないよう頑張ろう。(汗)

ともかく、以上、この珠玉の三曲を、お送りする予定である。

Sea Chantyで有名な一曲目。
続いて、ミュージカルの定番「オクラホマ!」のタイトル曲。
そして、そして、デズニー、もといっ Disneyの「美女と野獣」より・・・。

もちろん、新郎のソロもあり、噂によれば二人のダンスも見られるかも!?(ヒューヒュー)
見所聴き所盛り沢山のステージとなるだろう。
今から楽しみである。

 

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