一年間、大変お世話になりました

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12月 312009
 

2009年が逝く・・・。

以前にも書いたが、この時節は「暮れ」と呼ばれるように、
朝でも昼間でも、本当に空気が黄昏一色に染まるのだ。

そんな中、人々は町なかを忙しく行き交い、用事を済ませ家路を急ぐ。

今日の大晦日の夕日をご覧になっただろうか。
それは、あと数時間で拝めるだろう希望に満ち溢れる初日の出より、
私にとっては心を奪われる自然現象だった。

さようなら、そして、ありがとう・・・2009年!!
我々を育ててくれた時間達よ、今こそ惜別の杯を傾けよう。
美しすぎる落日という言葉は、この日のためにあったのだ。

山の端のゆらめきは、けたたましかったモズのさえずりさえ啼き止ませる。
寂寞の中、万感の想いを込め沈みゆく一年。
そして最後の光をきらめかせ、ただゆっくりゆっくりと2009年が逝く。

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創立20周年記念・第5回演奏会を挙行!!(その4)

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12月 302009
 

(3)憧れを知る者のみが

デリケートかつ有名な一曲である。
男声からしたら上のC音で、「ニェット」という否定語から曲が始まるという、
集中力をもって気をつけないと、ユニゾンにまとまりにくいという難物とも言える。

とはいえ、バリトンの中で目立つ硬い声は私だろうか。
入りの音量も大きめであったのは残念。

このバリトン、ピッチは高めにポジションしており、決して悪くはないのだが、
発声がモロ苦しめであり、それが聴き手に伝わってしまう。
早くも、横隔膜が上がり気味だったのか?
苦しさ故、どうしても早めに歌おうとする気持ちが強まるため、走り気味となる。

一曲目と同様、気ぜわしさが先行し、もっと落ち着いた曲調であるところが、
なんとなく不安定な音楽の素地を作り出し、
それがラッカー塗料のように全体に広がってしまうのだ。

堅調であるのはセカンドとベース。
小団セカンドは伸び盛りのパートであるため、まだまだ荒削りではあるが、
よくよく聴けば、随所で力を発揮しているのが光る。

この曲でも、サポートに徹し、、メロディをつないで卒無くトップにリレーを完遂している。
今以上に響きを集め、胸に落とさないよう歌うことができれば、
男声合唱に更なる深みを与えることが出来るだろう。

ベースも、どうせピアノの左手に隠れて・・・などと腐ることもなく(苦笑)、
陰に日向に合唱に奥行きと広闊さを与えている。
和声のルート音として全体を包容するような柔らかさ、
どんな細かいリズム音型を上のパートが歌っていようと、どっしりと支える剛直さ。
本曲中盤の下降音型による、感情を押し殺したような饒舌さは、ベースでなければ表現し得ない。

今後は、もっともっと身体から力が抜けたらナァ・・・、
歌おうと意気込むよりは、とにかくメンバーの共有時間を増やして、
全体を包み込むように響かせようと心がけた方が良いかも知れない。

それにしても、ピアノのリフレイン、たまりませんなぁ。
上原さんの寄り添うような伴奏は、本当に心に沁みました。

チャイコフスキーってヤツぁ、相当計算高いかもね。
きちんと聴き手や歌い手の心理状態を知り抜いた上で、曲を設計してやがる。
ま、そうでなきゃ、この時代まで歌い継がれないわなぁ。

(4)ドン・ファンのセレナーデ

一転してアップテンポ。 いやぁ、走り気味のバリトンは、
ここまできてようやく、想定しているテンポになったのかい?
あぁ、そうですか。

しっかし、最近うすうす気付いてはいたが、
テナー系(特にセカンド)のTmTmなんすけど・・・、ほとんど音になってないのですね?
ま、いいか。

ロシア語歌曲でありながら、ラテン調によるリズミカルな難曲である。
この曲の主人公は、時には荒々しく、しかし繊細で一途な面をも併せ持つ。

Bass系による明るく男性的なメロディがバリトンとベースによって交互に歌われ、
ユニゾンによるナイーブな表現を経て、恋人ニセータへの呼びかけに変わる。

くだんのTmTmTmという三拍子は情熱的であり、フラメンコさえ想起させる。
しかし、前述の通り、その域には達していなかっただろう。
ややオペラチックさが抜けきらない、日本訛りの強いBass系は重心が若干高いのか?
更に落ち着いて高音域をはれ張れれば! と惜しい気がしないでもない。

Tenorも、響きが上滑りしているのは、疲労が蓄積してきているからなのか、
その程度の実力なのか。
Bass系からのメロディを受け継ぎきれずに、一本調子で粗が目立った。

とはいえ今回の演奏は、尻上がりに調子が出てきたと思われ、
終曲のボリューム感は圧巻であった。

「チャイコフスキー歌曲集」・・・ この曲を、もう二度と歌うことはないのだろう。
・・・この瞬間、この音楽・・・ 全てが掌中の砂のように、
つかんでもつかみ直しても儚く指の間から流れ去ってゆく。

千々に乱れる私の感情。
今となっては、全てが愛おしい、輝いていた時間の連なりである。

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創立20周年記念・第5回演奏会を挙行!!(その3)

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12月 292009
 

第5回演奏会から一ヶ月が経過し、
ようやく冷静にいろいろなことを振り返れるようになった。

演奏会の録音については、直後に速報版が団内にmp3ファイルとして流通していて、
既に、大方の演奏状況については理解はしていたが、
なかなか怖くて切り込めなかったというのが正直なところである。

このほど団内配付用の高音質のCDが完成し、
(とはいえ、いまだ暫定版ではあるが)
本エントリにて、意を決し批評を加えることとした。

勿論、私情は極力排すよう努めたが、
それにも限界があることを最初に言い訳として述べておきたい。

曲目紹介のアナウンスが告げられると、出番である。
暗転の中、高鳴る胸を秘めて板に付くのだ。
我々の音楽の時間が始まった。

第1ステージ「チャイコフスキー歌曲集」
(1)何故?

何度も練習した一曲目の「何故?」の入り。
上原先生の奏でる優美な音色により、静かに蒸気が立ち上るように音楽が紡ぎ出される。
それに誘われるかのように上三声による第一主題が、やや重々しく奏でられる。

音量の指定はpであるが、重々しく感じるのは明らかに音色が暗いからだ。
高声部ほどそれは顕著だろう。
ただしそれは、チャイコフスキーの楽曲に共通して見られる陰翳とは全く次元の違うもの。
曲全体を不安定にしかねない要素をはらむ危険な立ち上がりとも言える。

pということもあり、難易度は決して低くはない。
無論、下腹部の緊張不足という技術的未熟によるものが大半だが、
冒頭の第一声にやや怖け付いて歌唱に躊躇するような面が聴き取れるのは残念である。

このあと課題だったBassのリフレイン・・・
上昇音型にやや抗うように、主題の「何故?」という心情を凝縮させてゆく歌唱は、
ここに来てようやく完成の域に達したのだ。過去最高の出来であっただろう。

直後に、四声が揃うので、ここで安定感を取り戻し、
一気に寄せ波となって押してゆきたいところ。
メロディがセカンドに移り、堅実に歌いこなしてゆくと、
ピアノ伴奏の上下行が始まり曲が動き始める。

しかし、若干の歌詩の間違いや、肝心の縦がまだまだ揃わず、
曲全体の軋みが完全には止まらない。
ここにきて突然、トップの場違いな発声によるオブリガードが、
その頂きを極めようとする気分を大いに萎えさせたのは痛恨事であった。
(ステ練ではそんな声は聞こえてこなかったのに、どうしたことだろう。
 技術的に出来てないのにセーブしていたのなら大問題であるが・・・笑)

その後、音量がフォルテ系に遷移すると、発声もやっと色を取り戻し、
再度四声が揃うことで、どうにか強制的にでも曲の両輪は安定してゆくのであるが、
中盤の一つの聴かせ処であるバリトンメロディはやや音色が硬ったか。

呼吸も浅く肺活量に自ら制限を加えている感じで、
パートとしてコントロールが甘いのだ。
息が自然に回転しておらず、加えてリズムが走っており、
曲に気ぜわしさを伴う結果となった。

やがて迎える絶唱部に向けては、和声が単純であり、
大休符を伴うこともい助けとなり、 この時点で歌に勢いが戻り、
どこかのパートが大きく突出することもなく、 トップも決してキレることなく、
バランスの良いMeno Mossoとなって表出した。

曲の立ち上がりに内的混乱をきたしたことが影響を及ぼし、
曲の頂点が指揮者の意図より小さめに落ち着いてしまったのは残念だったが、
団員全員で大局的な視点から引き波寄せ波の波動を感じ、
最後に繰り返されるピアノの第一主題に耳を傾けながら、
余韻を噛みしめて乗り切れたことで、
この一曲目にして、組曲を貫くほどのしっかりとした背骨が形作られたと振り返っている。

(2)語るな、我が友よ

悲壮感溢れる前奏に続き、友の死を嘆くバリトンソロが切々と歌い上げる佳曲である。
男声合唱では有名な一曲であり、良い声の披露だけに堕ちがちなところ。

筆者も、過去に数々の美声、そして数々の皮相的な表現を聞いてきた。
だから、それをアンチテーゼとして強く心に留めさえすれば、
いずれイメージ通りの演奏ができるかといえば、そんな簡単ではない。

逆に、そうならぬようもがけばもがくほどに、皮相的に流れてしまう、
演奏会が近づくに連れて、そんな矛盾や見えない影と闘い、
不安にさいなまれる日々であった。

演奏会パンフレットにも記述したが、東北弁と相通ずるような響きに私は注目していた。
中でも、ロシア語特有のディクションには注意を払ってきたが、
深みを強調しようとする余りに、響きがこもったり、ドイツリートっぽくなったり。

しかし、ピッチや音色で、合唱に悪影響を与えることだけは避けねばならぬ。
この日、私には小さなトラブルが発生していた。
原因は、前日の夜にろくに眠らずに本番を迎えていたことが大きいのだと思う。
(全く合唱団にとっては迷惑な話ではある)

一曲目「何故?」の後半部から、全身から血の気がひいてゆく際特有の痺れを感じていたのだ。
この一曲目が長い余韻を伴うこと、そして、この現象をかつて経験していたこともあり、
慌てずに対処できたのだが、結論から言うと軽い「貧血」である。

今となっては、この軽い貧血が、ソロに向けて集中力を高めるという皮肉な結果となった。
何がともあれ、ステージ上でぶっ倒れずに良かったということで。 (また、続くんかい! )

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文化芸術予算復活へ!

 文化・芸術, 日記・コラム・つぶやき, 経済・政治・国際  文化芸術予算復活へ! はコメントを受け付けていません。
12月 262009
 

先日、事業仕分けによるつまらぬ費用対効果という一律的な物差しによる事業評価で、
文化芸術予算が危機に立たされているというエントリを起こしたが、
昨日閣議決定された平成22年度政府予算案によれば、これらの論調が消え失せ、
文教・科学振興費全体としては、5.2%増という復活ぶりだ。

まだ、本稿作成時点で、文部科学省には資料がアップされていないので、詳細は不明だが、
興味のある方は財務省ホームページを覗いて欲しい。
今ならトピックスから、後日なら報道資料から予算の政府案が読めるだろう。

本来、私の本職ではもちっと違う省の予算を扱っているだが、そっちは激減!

昨日は、夕刻に総理の記者会見が始まる前からこれらの情報をあらゆる手段を用いて入手、
その省の予算分析を進めていたのと同時に文化芸術予算の動向にも注意していたが、
事態が好転してこれ以上のことはない。

「圧倒的圧縮」を求めた行政刷新会議(事業仕分け)に比べ、
政府(主に財務省)はよくわかっている!とまずは評価したい。
芸術文化振興に関する予算はほぼ要求通りと言って良い。

小澤征爾をはじめとした音楽界、そして映画界や梨園の重鎮達がこぞって抗議していたし、
やはり、きちんと行動として意義を申し述べるべきなのですね。
阿吽の呼吸など、もう古い手法なのかも知れません。

事業仕分けの騒ぎは何だったんだろうという感が強いが、
おかげで、検討プロセスをはじめ、責任官庁のプレゼンテーション力不足や、
あの議員この人物がトンチンカンな野郎であることなどが白日の下に晒されたのだから、
意義はなくはないか。

我々のような地方の弱小合唱団に過ぎない身にとっても、
芸術文化予算が削られれば、地方オケはおろか、いろんな文化施設だって経営が立ちゆかなくなる。
そこを練習場として借りている我々にだって影響は及んでくるはずだ

あとねぇ、最後に一つ。
仕分け人のオジサンの中に、文化芸術など、地方に任せておけばよい!などとのたまう人がいましたけど、
八年前に制定された文化芸術振興基本法(平成十三年十二月七日法律第百四十八号)を一部掲げます。
国や地方の責務や、国民の理解などなど、ちゃんと書いてありますので。


(国の責務)
第三条 国は、前条の基本理念(以下「基本理念」という。)にのっとり、文化芸術の振興に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。

(地方公共団体の責務)
第四条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、文化芸術の振興に関し、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。

(国民の関心及び理解)
第五条 国は、現在及び将来の世代にわたって人々が文化芸術を創造し、享受することができるとともに、文化芸術が将来にわたって発展するよう、国民の文化芸術に対する関心及び理解を深めるように努めなければならない。

(法制上の措置等)
第六条 政府は、文化芸術の振興に関する施策を実施するため必要な法制上又は財政上の措置その他の措置を講じなければならない。

鳩山さん、他の所じゃいろいろヘマしてるみたいだけど、(←それもちゃんとして下さい)
芸術文化の振興について、くれぐれもよろしくお願いしますよ。

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2009年12月19日(土)通常練習

 新入団万歳!, 日記・コラム・つぶやき, 練習日誌  2009年12月19日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
12月 252009
 

いやぁ、不覚にもですね、練習を休んでしまいました。
練習丸々休んだの、三年ぶりかな。
先回練習日誌で、出席率の急降下を折れ線グラフ作って茶化したりするから罰当たったんですかねぇ。

先週、愚息がインフルに罹患しており、
潜伏期間からしてこの発病タイミングはインフル以外考えられなかったのですが、
高熱の中、重い身体を引きずって二度受けた簡易検査の結果はいずれも陰性。
陰陽の結果如何では、職場での扱いも違うわけでして・・・。

まぁ、医者は簡易検査は完全でないと断りながら、扁桃炎の可能性もありと言及しつつも、
疑似インフルの所見は覆さず、結局リレンザを四日間吸入させられました。

小生の病状はともかく、この日も事前に見学者が来訪することがわかっており、
その歓喜の場所に居合わせられないもどかしさと、一年の有終を迎えられない割り切れなさを抱きつつ、
その時、私は病魔と格闘していたのだった。

■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数15名(T1:4 T2:3 B1:4 B2:4) 出席率58%
■練習内容
 練習曲目は以下のとおりだったとうかがっています。
 曲は、来年2月のボランティア演奏の曲目が中心。
  ○夕焼小焼(三善晃作曲、前橋男声改編版)
  ○君といつまでも
  ○見上げてごらん夜の星を
  ○「ふるさとの四季」

■連絡事項
 (指揮者より)
  ・新レパートリーの解説。
 (事務局より)
   ・次回練習は1月16日。練習場所は同じ。
  ・新しい楽譜の配付について。次回練習より使用予定。
■特記事項
 さて、見学者の件。
 私は現場に居合わせることが出来なかったので、その場の空気を伝えることが難しいが、
  画像を入手しているので、掲載したい。

 おいでになったのは、笠原隆夫さんという方である。
 練習見学とはいえ、全ての活動に参加され、即日入団ということに。

  二週連続、この三ヶ月で四名の入団という、団史上稀に見る密度の濃い入団ラッシュとなった。
 史上最多の団員数を27名と更新してこの年を終えることは、
 団としてはこれ以上ない形での「有終の美」ということと相成った。
(ただ一人筆者を除いては・・・苦笑)

 前田さん、大友さん、和田さん、そして笠原さん。
 今年の第三四半期に、四発の打ち上げ花火をありがとうございます。
 末永くご一緒に男声合唱を・・・。

 【画像は入団宣言後、団員からのローリング握手の洗礼にあう笠原さん(左)】

  091219_4
 【そして、恒例の万歳三唱を!(前列左から三番目)】
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マタマタマタ新団員 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━

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12月 192009
 

前列中央の笠原さんと、超愉快な仲間達

~団史上最多 の27名で、2009年を送る~

”終わりよければ全て良し”なんて、日本には古くから呑気な言い回しがあるもんだが、
この日は、まさに筆者以外の前橋男声諸君にとっては、
本年最終練習 日(12月19日)にとって有終の美を飾るにふさわしいイベントが生起した。

先回練習に引き続き27人目の団員が入団したのだ!
ブログには既に記事を起こ しているが、27人は当然史上最多の人数である。

(実は、当日、筆者は熱発のため~新型インフルの疑いがあったが、
後日陰性と判明~練習を休んでしまったので、ご本人の情報についてはいずれ掲載するこ ととします)

この日見学においでになったのは、笠原隆夫さんという方。
団員からの情報によれば、発声から練習終了時まで一連のメニューに全て参加なさった上、
入団宣 言に至ったとのことである。ようこそ、前橋男声合唱団へ!

パートについては、トップに決定した!
これにて実働団 員数は過去最多の総勢27名(T1:6 T2:6 B1:7 B2:8)を記録 することとなり、
本年最後の三ヶ月で4人もの新しい仲間を得て、新年に突入してゆく。

トップへの加入は本年十一月の大友さん以来。
トップが団内最少人数 パートであるという汚名(?)も、もはや昨日までのことと相成った。

慢性的なテナー不足もここへ来て解消しつつあるが、
こうなってくると欲が出てきて、今 度は更なるベース系の充実が望まれてきてしまったりする訳で・・・。
今は団員増の美酒に酔おう。

しかし、もうこの人数で良い、というラインは無いのだ。
まだまだ貪欲に団の安定を図らねばならないことは、
今までの団が経てきた紆余曲折の歴史が教えているとおりである。

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2009年12月12日(土)通常練習

 新入団万歳!, 練習日誌, 練習見学  2009年12月12日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
12月 142009
 

第5回演奏会が無事終了した翌週の練習はお休み。
師走の週末のひととき・・・。

演奏会の余韻を楽しむも良し。
団員専用ページのライブ音源を楽しむも良し。
演奏会前に無理をさせた職場や家庭への時間還元に使うも良し。

皆、それぞれの時間を過ごしていただろう。
しかし、演奏会明けの練習1発目というのは、団の運営を預かる者として注目していることがある。
それは、言わずもがな出席率というパラメターである。 結果、64%・・・。
これは、欠席した36%の団員達が全員が全員といかないまでも、
やはり演奏会直前の重要な時期に、みんながいろんな予定を強行調整した影響が出た・・・、
そう考えるのが、素直だろうか。

何がともあれ、ここに練習は再開された。

もう一つマネージャーとして、演奏会明けに注目していること。
それは、新団員の動向である。

演奏会を聴いて下さったお客様が、演奏会明けに入団するか否か。
それは、演奏会の成否の一面を占うものと理解している。
そして、この日、期待通り見学者の来訪があり、何と即日入団に至ったのだ!

 ■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数16名(T1:3 T2:3 B1:4 B2:6) 出席率64%
■練習内容
小団副レパートリーである、「ふるさとの四季」。
今日は、久しぶりにこれを練習。

第4回演奏会(2007年11月開催)では正式レパであったが、
これまで二年間は、主にお座敷コンサートで歌う機会を得てきた。

しかし、2010年は、再び正レパートリーに昇格し、
新たな四季のうつろいを表現すべく、 新たな体制で練習にいそしむ予定だ。

当然、2008年以降の入団の方もいるので、T系B系に分かれ、音をさらう。
ただし、古参団員には、当時の指揮者の指示事項(重要部分のみ)を注意喚起しながら音取りを進め、
旧パートで歌っていた団員も、この日から現パート譜を歌うことに。

出席率などという、至極ローカルな話で始まってしまったが、
そんな合唱団の事情とは関係なく、我々を待っていてくれる人達がいる。
そこで、「ふるさとの四季」を歌う。

それはあたかも、あなた達の素晴らしい人生を再び辿るかのようだ。
あなた達の心の中の四季。
それこそ、私達が歌を通して揺さぶりたい本質だ。

屈託のない笑顔と、真っ直ぐな眼差し。
合唱を聴きたい、一緒に歌いたい・・・。 それだけでいい。

来年2月21日。 また、会いに行きます。

■連絡事項
(指揮者より)
・2~3日中には新レパートリーを決定予定。
・「ふる四季」以外に、次回練習時にお持ちいただきたい楽譜は次の通り。
 Begin The Beguine Memory 君といつまでも 夕焼小焼 ふるさと(ユニゾン版)

(事務局より)
・次回練習は12月19日。練習場所は同じ。
・第5回演奏会の反省会(総括)は年明けに実施予定。

■特記事項
さて、見学者の件。 先述のとおり、この日練習見学においでになった和田啓助さんが、即日入団された。
先々月の前田さん、先月の大友さんに続き、三ヶ月連続の入団という快挙に団員一同歓喜の渦!
【下の画像は入団宣言後、団員からの握手攻めにあう和田さん(赤いセーターの方)】

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柳川市、北原白秋作詩・名曲改編予算案で紛糾 ←別にいいんじゃない?

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12月 122009
 

【記事引用】

柳川市「子ども歌いにくい」 白秋の名作を編曲?
市が委託予算案提出 「この道」など3曲 地元に戸惑いも

=2009/12/07付 西日本新聞朝刊=
福岡県柳川市出身の詩人北原白秋(1885―1942)の名曲がイメージチェンジする?-市が12月定例議会に提出した本年度の一般会計補正予算案「北原
白秋作品編曲業務委託料」が、市議会で波紋を広げている。市側は「子どもたち向けに編曲し、白秋作品に触れるきっかけにしてもらいたい」と説明するが、一
部市議は「白秋の地元だからといって、歌い継がれてきた日本の名曲に手を加えるのは恐れ多い」などと反発している。

編曲対象は、この道は
いつか来た道―の歌詞で知られる「この道」をはじめ「帰去来」「砂山」の3曲。いずれも白秋の代表作で、この道と砂山は、山田耕筰が作曲を手がけている。
市は提案理由に(1)小中学校で「白秋離れ」が進んでいる(2)変声期を迎えた子どもには歌いにくく、授業時間の削減もあって原曲では指導が難しい-こと
などを挙げ、再来年に同市で開かれる県の中学校音楽研究大会で披露する考え。

市は予算案に委託料50万円を計上。音楽の教科書会社3社か
ら見積もりを取って委託先を決め、著作権の手続きも委託先に依頼する。基本的な主旋律は変えない形で、小学生向けにピアノ伴奏の合唱曲、中学生向けに吹奏
楽の伴奏曲を作る。北川満教育長は「原曲の良さを保ちながら、歌い、語り継いでいきたい」と強調する。

市側の言い分に一定の理解は示しながらも「あまりに唐突な提案で驚いた。お金や見積もりで決める話ではないし、一体どんなものができるのか」と不安を漏らすのは佐々木創主市議。

地元で顕彰活動を続ける白秋会の大城昌平会長(62)は「歌いにくいと言っても、慣れ親しんだ曲調を変える必要性があるのか」と意図を測りかねて、戸惑いを隠せない。

今なお、全国で親しまれる白秋の詩歌。7月には、カナダを訪問された皇后さまが現地の病院で、白秋作詞の「揺籃(ゆりかご)のうた」を歌い、話題を呼んだ。市は「関係者のコンセンサス(同意)を得て実施したい」としており、成り行きが注目される。

———————————————————————————–

大変申し訳ないのだが、この記事・・・
というか、柳川市議会が何を問題にしているのかがよく理解できない。

「この道」「砂山」といった名曲を新たに編曲して、
子供達に合唱曲や器楽曲としてのまた違った断面を与えるというのだ。
編曲者の意図も大きく影響するだろうが、これに戸惑う必要があるのか、
大いに結構な事だと思うが。

原曲の良さを保持するのだから、著作権さえクリアできれば、別段問題ないのではと思ってしまう。
合唱の世界に浸かっていると、いろんな曲を勝手に編曲して歌うことが多いので、
アレンジすることへの罪悪感は確かに少ない。

例えば、ご存知「この道」などは、音域が意外に広いので、
変声期の年頃の男子にとっては、難易度の高い一曲であることは間違いない。

そんな曲を、高音の出る女子と共に力を合わせて歌い上げる合唱曲または器楽曲として、
新たに編曲し直して、あらためて北原白秋と山田耕筰の合作を身近に味わおうという試みである。
編曲者の能力にもよるが、また違った新しい白秋や耕筰の一面に出会える可能性もあるのにだ。
私にはGood Jobに思えるのだが、いかがなもんだろう。

市政をチェックするのが市議会の役割であるが、
くだんの市議が、音楽に対する無知を棚に上げて、大騒ぎしている事実が一番痛い。
取材した記者も、真に受けて、わざわざ記事にすることもなかろうに。

それにしても、3曲で50万かい。1曲17万くらい?
単価的には高い気はしますね。
まぁ、高いか安いかはどんな編曲ができてくるかによるね。
場合によっては、ある水準以上の作品でなければ、作り直しを要求するとか・・・。

50万円とはいえ、血税を使って得た成果は、
然るべき目や耳を持った担当官によって厳しく審査の上、検収されるべきでしょうけど。

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またまた新団員キターーー!!

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12月 122009
 

前列中央の和田さんと、愉快な仲間達

~26名と、 過去最多の団員数を更新~

演奏会の余韻もまだ漂う12月12日(土)、新たな団員を迎えることとなった。
新たな目標に向かってリスタートを するタイミングで、
過去最多の26人という団員数を擁することになったという意義。

創立20周年を通過点とし、新たな時代へ向けて、前橋男声合唱団の未来 が洋々たるものであらんことを!

さて、この日、見学においでになったのは、和田啓助さんという方である。
伊勢崎市にお住まいで、お仕事はリタイアされていらっしゃるとのことだ。

ん十年 前まで、合唱だけでなく独唱にも打ち込んでおられたということである。
その後長いブランクを経て、今回の出会いとなったわけである。
見学中もたびたび私の 隣で一緒に歌われていたが、その明るい響きには、確かに鍛錬のあとが感じられた次第。

我々の第5回演奏会をお聴きになり、練習見学を思い立ったのだという。
大変光栄な話であるが、我々の演奏と練習がどのように和田さんの目に(耳に)映っていたのか気がかりではある。
とにかく、ご一緒に末永く男声合唱を楽 しんで参りましょう!

パートについては、練習後に指揮者に発声をみてもらい、
明るく柔らかい響きが決めてとなり、バリトンに決定した。

繰り返しになるが、これをもって実働団 員数は過去最多の総勢26名(T1:5 T2:6 B1:7 B2:8)を記録 。
バリトンへの加入は今年一月の中森さん以来。
バリトンとしても過去最多パート人数であった7人を約10ヶ月振りに回復した。
また、三ヶ月連続の新団員の 加入は史上初。

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 Posted by at 23:25

事業仕分けで文化芸術予算削減へ ←芸術がわからぬ政治家を総選挙で勝たせてしまったのは誰?

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12月 072009
 

【記事引用】<事業仕分け>

日本オーケストラ連盟など抗議 交流予算の縮減で

読売新聞(2009.12.7 13:51)

政府の行政刷新会議が、事業仕分けで芸術家の国際交流の予算要求の縮減が妥当などと判定したことに対し、日本オーケストラ連盟などが7日、抗議を表明した。指揮者の尾高忠明さんや外山雄三さん、作曲家の三枝成彰さん、ピアニストの中村紘子さんらが東京・丸の内の東京国際フォーラムで記者会見を開いた。

事業仕分けでは、日本芸術文化振興会や芸術家の国際交流の予算要求の縮減が妥当と判定され、伝統文化子ども教室事業、学校への芸術家派遣、コミュニケーション教育拠点形成事業は国の事業として行わないと判定された。日本オーケストラ連盟と日本演奏連盟、日本クラシック音楽事業協会などは、芸術の質の低下は避けられず、豊かな人づくり、社会づくり、国づくりの沈滞、国際社会におけるわが国の地位低下を招くとして再考を求めている。

事業仕分けをめぐっては科学技術予算にも削減や見直しが相次いだことから、ノーベル賞受賞者らが11月25日に記者会見を開いて抗議。また、スポーツ予算の縮減が妥当と判定したことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)は1日、フェンシングの太田雄貴選手など五輪メダリストらを集め東京都内で抗議の記者会見を開いた。

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先月から、いわゆる「事業仕分け」が行われ、その仕分けの手法やプロセス、そして報道ぶり等、
私自身眉をひそめながら見守ってきましたが、どうやらここにきて、
直接的、間接的に関係する団体や個人などから抗議が相次いでいます。

小団も、この平成21年度に助成を受けてお世話になった、
独立行政法人「日本芸術文化振興会」関連の事業仕分けの件です。

ここに仕分け時の評価コメントが載っている。ぜひ一読してみてください。
こんな事を平気でのたまう奴らが、今の日本の政治を仕切っているのです。
そうさせたのは、この八月の総選挙で大いに民主党を勝たせた我々国民ではあるのですが。

僭越ながら、更にそれに私がコメントを加えればですね、幼稚の一言です。
それに論理が飛躍しすぎている。
おまえら、それで政治の要諦を肝に銘じた政治家かと。

もちろん、政治の運営は、ときの経済状況に大きく影響されるので、
時勢に応じての増減は十分あり得る話ですが、今回の事業仕分けはそういう次元の話ではなく、
予算の「圧倒的圧縮」と「地方自治体での実施」と結論づけているのです。

この独立行政法人からは、前橋男声合唱団のような数十万円単位ではなく、
億単位の助成を受けてようやく経営されている芸術団体が数多くある。
その代表格が、我らが地元の群馬交響楽団に代表されるような地方オーケストラである。

今回の仕分けはまだ最終的な実施が決まったというわけではないのですが、
地方財政も這々の体で、地方オケをかろうじて支えているに過ぎません。
今でさえ財政難にあえいでいる地方オケを、真綿でぐいぐい締め付けるようなものです。

合唱も決して無縁ではないと思っていますが、全日本合唱連盟は何か声明を出すでしょうか。
今後も注目していたいと思います。

さて、上記でリンクを張らしていただいているが、
その評価コメントの中に次のような発言をした者がいるらしい。

『国が補助するというのは知識不足。
そもそも文 化振興は国の責務か、民間中心で行うか、議論が必要。  』

芸術文化事業が全て民間・・・すなわち商業ベースで展開すべきか議論が必要と言っています。
この者こそ知識不足なのではないでしょうか。
費用対効果という物差しでは、芸術や文化は測れるわけがありません。

とかくに住みにくい人の世を束の間でも住みよくするために、芸術は必要です。
これは、真理です。
古今東西、時の為政者は、必ず芸術に一定の庇護を与えてこれを容認しました。

昨年も、鼻息の荒い大阪府の橋下知事が、在阪のオケをつぶそうとしたことがありましたが、
そういう芸術に教養のない人間が増えてきている気がしてなりません。
だとすれば、実にゆゆしき問題です。

今日の記事の結びに、夏目漱石の「草枕」から、有名な冒頭部分を引用しておきたいと思います。

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山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画(え)ができる。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越すことならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。
住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、難有(ありがた)い世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるは音楽と彫刻である。

(以下略)

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