第49回群馬県合唱コンクール 【一部差替】

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7月 272009
 

また、熱いコンクールの季節がやってまいりましたぁ〜♪

コンクールの結果の情報を求めてネット上をさまよう皆様、お疲れ様です。
昨日26日に実施された標題の結果について、整理しておきました。
(なお、正式結果は主催者に必ずご確認下さい。)

予算承認以来三ヶ月が経過しましたが、いまだ設置されない群馬県合唱連盟サイト。
待ち遠しいですねぇ。
30万円もの予算を投入して、きっと使い勝手の良いホームページが開設されるでしょうから、
来年以降は、そちらをご覧下さいね。

注目の、昨年全国大会出場の富岡東高校は入賞校リストに名前がない。
選から漏れたのか、最初から出場していないのかは不明であるが、
全国出場は昨年のみの一発屋で終わる可能性が高まってしまった。
 
(情報をお持ちの方のコメントをお待ちしております)

では、以下、第49回群馬県合唱コンクール(2009年7月26日開催 於:笠懸野文化ホール)結果
(◎は関東大会出場。ソースは、朝日新聞前橋総局)

代表団体の関東でのご活躍を祈念している・・・。

1.中学混声の部
 【金賞】群馬大付属◎
 【銀賞】伊勢崎殖蓮

2.中学同声の部
 【金賞】高崎塚沢◎
 【銀賞】前橋一

3.高校の部A
 【金賞】吉井◎、沼田女子、太田女子、渋川女子◎
 【銀賞】なし
 【銅賞】高崎東、前橋、吾妻

4.高校の部B
 【シード】富岡東◎
 【金賞】高崎女子◎
 【銀賞】前橋女子

5.大学の部
 【銀賞】共愛学園前橋国際大学◎

5.一般の部A
 【金賞】コーロ・セリチタ コーロ・フェリチタ◎(←合唱団名当初差替)
 【銀賞】合唱団コルス・フローレス

以上

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 Posted by at 09:50

演奏会本番四ヶ月前だねぇ

 日記・コラム・つぶやき, 発声  演奏会本番四ヶ月前だねぇ はコメントを受け付けていません。
7月 252009
 

ある日のこと、自家用車を運転中、
突然前を行くクルマがハザードをつけて道路脇に停車した。

路肩が50センチくらいの市町村道だったので、当然対向車とのすれ違いのため、
かなりの長い時間、その場所で片側通行規制のような状況が現出してしまっていた。

ようやく対向車が切れたので、追い越しざまにそのクルマの運転席をのぞくと、
何か事故でも起こったのかと思いきや、なんと、携帯で電話してやがる。
まぁ、運転中の通話は禁止されてるから駐車してから・・・という機転なのだろうが、
通行車両の迷惑は全く念頭にないらしい。

あとは、ウィンカー出さないヤツね。
ウィンカー出しても自分には利益が無いとでも思っているのかね。

結局は自分のことしか考えてないんだろうな。
こういう大局観見ることが出来ない輩、最近増えてません?

さぁて、今日は二週間ぶりの練習日。
大人気なく、わくわくするじゃねぇか!

演奏会本番も、四ヶ月前となった。
この時期になると、さすがに音取りが不十分で、
正しいリズムや音程で歌えない声はなくなってきた。

しかし、私見ではあるのだが、同時に台頭してくる声があるのだ。
それが自己満足的な声である。
(↑表現がマズければ、「自己完結的な声」ですかね。同じか?)

その声の特徴は、音程やリズムや発声に大きな違和感はないのだが、
とにかくマイペースなのである。
明らかに、全体を聴かずにどんどん歌い急いだり、そして音量は常に「自分の音量」。
時には、入りの部分で、全体より先走って発声してしまったり。

これから演奏会直前に掛けて、メンバーの気合いも入ってくるだろう。
ぜひ、そのエネルギーを狭い意味での「歌う」ことだけに向けずに、
周りを注意深く聴くことに振り向けて合わせる事を心がけて欲しいと思う。

あ、勘違いされるとアレなんだけど、団内の誰かを批判しようとする意図はないんよ。
気をつけるべきはまずこの私自身だということは、
よく肝に銘じているつもりなので・・・。(汗)

 

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 Posted by at 16:21

助成金交付決定通知書が届く

 ニュース, 日記・コラム・つぶやき, 演奏会マネジメント  助成金交付決定通知書が届く はコメントを受け付けていません。
7月 242009
 

このほど、日本芸術文化振興会より文書が届き、
正式に平成21年度の芸術文化振興基金助成金の交付決定通知がなされた。

以前、3月に同種の記事を掲載したが、その時は「内定」であり、今回は「決定」。

仕事柄、日常的に国の補助金や交付金を扱っているので、よく知っているのだが、
内定すれば、交付決定は余程のことがない限り覆ることはないとみていい。
だから、今回の交付決定も勿論既定路線である。

今後は、実際の経理にしたがって支払い申請書を作成提出し、
演奏会後になって、ようやく現金を手にすることとなるのだが、
助成対象経費が当初交付申請時に比べて20%以上の増減を生ずる場合、変更交付申請が必要となるのだ。

当初交付申請時には、印刷業者も決まっていなかったので、
チケットやちらし、それにパンフレットの単価など、過去の実績でのものである。
今後の経費の増減に神経を使っていかねばならないだろう。(至極当然ではあるのだが)

また、国の会計検査院の調査対象となっており、
今後五年間にわたり、演奏会の収入支出に関する帳簿類を保存しなければならない決まりである。

どうしてもどんぶり勘定になりがちな演奏会会計であるが、
今回の助成金は、出納管理体制にも大きな刺激となっている。

最終的な決算においては、会計も監査して頂くこととしたいと思っている。
(団内監査であることは致し方ないのだが)

畏れ多くも国庫の一部を頂くということは、我々の活動に公的な性格が加わるということでもある。
今後とも、その出納管理には万全を期していこうと思う。

 

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 Posted by at 23:52

第5回演奏会リーフレットが完成

 日記・コラム・つぶやき  第5回演奏会リーフレットが完成 はコメントを受け付けていません。
7月 182009
 

やべっ、、、できちったよ、演奏会ちらし・・・。
(裏面は白紙です。お子ちゃまの落書きでも使えます)
それに、もうすぐ、チケットもできてきます。

メンバーに配布する前に、勝手に一人で盛り上がってたり?あはは。
まぁ、このように、マネージ面での準備は着々。
(悩みどころさえ決定してしまえば、機械的作業ですしね)

実際の印刷は、第3回演奏会の時からお世話になってる「ジャーナル印刷(株)」。
いろいろわがままを聞き入れていただき、この場を借りて御礼申し上げ!

これで内業での前半戦はほぼ終了。
後半は演奏会パンフ編集という大物作業があるわけだが、
今夏から今まで休んでたマネージャーが一人本格復帰してくれる見込みでして、
頼りにしておりマス。

さあて、あとは、実際の演奏面でのブラッシュアップですなぁ。

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 Posted by at 23:52

2009年7月11日(土)通常練習

 練習日誌  2009年7月11日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
7月 172009
 

■場所 群馬県生涯学習センター(音楽練習室)
■出席人数17名(T1:3 T2:4 B1:4 B2:5) 出席率64%
■練習内容
先回に引き続き、20周年記念ステージの音取りの確認をパート毎に行う。
既に、急所の曲についての音取りは完了しているが、
先回欠席者も多く、今回再度取り組むことに。
曲は以下のとおり。

「Vive L’Amour」
「Sailing,Sailing」
「Shenandoah」
「石家荘にて」

本来、別の男声合唱組曲の中の小曲として編まれていることが多い曲達である。
男声合唱ファンにとっては、スタンダードなナンバーである。

今回は、小団の独断で、過去の足跡を振り返ることをテーマに、ステージを編んだ。
明日18日には、演奏会のリーフレットができあがる。
だんだん、11月の演奏会が絵空事ではないことを肌で実感できるようになるだろう。

今度の三連休はなんと練習無し。
充分に鋭気を養って、次回以降の練習の本格化に備えたい。
日頃の練習日にできない「家族サービス」(←好きな言葉ではないが、一般的なので敢えて書く)等に注力し、
家庭内の調整も怠らないようにしたい。(笑)

■連絡事項
(事務局より)
・次回練習は7月25日。(場所は前橋中央公民館46スタジオ)

(指揮者より)
・一週あくので、音取り不十分な方は、強化しておいてください。

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 Posted by at 23:49

2009年7月4日(土)通常練習

 練習日誌  2009年7月4日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
7月 112009
 

■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)
■出席人数17名(T1:1 T2:4 B1:6 B2:6) 出席率68%
■練習内容
音取り始まりました!
11月の演奏会でやるもう一ステージ。
創立20周年を記念して取り組む、振り返りステージという性格も帯びている。

名付けて、「92分の7」。
今回、そのうちの三曲の音取り。

「Vive L’Amour」 「Sailing,Sailing」 「Shenandoah」

懐かしい曲たち。 いろいろな想い出が詰まった曲だ。
できれば、過去に在団したかしないにかかわらず、
より多くの人たちと歌声を共にしたいと思っているので、 興味のある方は練習場をのぞいてみて・・・。

■連絡事項
(事務局より) ・次回練習は7月11日。(場所は生涯学習センター ←間違わないように)

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 Posted by at 15:49

第58回東西四大学合唱演奏会(その2)

 演奏会レポ  第58回東西四大学合唱演奏会(その2) はコメントを受け付けていません。
7月 112009
 

(つづき)
第3ステージ 無伴奏男声合唱組曲「いつからか野に立って」
関西学院グリークラブ
(作詩:高見 順 作曲:木下牧子 指揮:本山秀毅)

本山秀毅氏といえば、関西を地盤とする合唱指揮者であり、
男声合唱では、同志社グリークラブとの組み合わせは有名である。
 過去の本演奏会においても、何度となくセッションが行われてきた。

私にとって、今回のKGと本山氏の組み合わせはまさに異色であり、
今回のプログラム中でも、注目してきたステージであった。

関学グリーといえば、これまで、
林雄一郎、北村協一、広瀬康夫、太田務各氏のようなOB指揮者が、 長期間仕切ってきたものだが、
特に北村氏亡き後は「低迷」とまでは言うまいが、
お世辞にも新たなトーンを打ち出せているとは言えなかったのではないか。

先述のとおり、今年の関学も、その発声はのっぺりとでも形容すべき状況だ。
しかし、本山氏の棒で、全く想定しなかった音楽が流れ始めたのだ。

そりゃ、声だけをとれば、決して良くはない。
しかし、今ある素材を存分に生かす料理でもって、いかに客をもてなすか・・・、
その心こそ音楽表現では必須であり、それを体現していた本山氏を私は評価したい。

主に主旋律を担ったTopにしても、パッサージョへの注意が行き届き、Bass系も、決して喉でがならない。
従来の関学グリーによる、伝統的な男声合唱の「型」から脱するという試みでもあったのか。

きっと、練習は困難を窮めただろう。
しかし、本山氏の行き届いたコントロールで、本番でメンバーはその棒に抑圧されるどころか、
途中からは、却ってのびのびと歌い出すほどだった。

本山氏も、彼らから引き出せるものは利用し尽くしてやるという腹づもりだったろう。
声の拙さとは裏腹に、情感たっぷりにみずみずしく音楽が流れてゆく。
そして、大きく破綻することなく、この曲を歌い切るとは、私の予想は大きく外れることとなったのだ。

私は関学グリーの内部事情を知らないが、今回の本山氏との邂逅を大切にすべきだろうと思う。
ある種の軛(くびき)から放たれて、大きく羽ばたくチャンスである。
それは、若者達にとって、何物にも代え難い貴重な経験となるだろうから。

第4ステージ 男声合唱組曲「縄文ラプソディー」 
早稲田大学グリークラブ
(作詩:宗 左近 作曲:荻久保和明 指揮:荻久保和明 ピアノ:前田勝則)

四校の中で飛び抜けて人数が多いのは、トリの早稲田大学グリークラブ。
前回聴いた昨年11月の100周年記念演奏会(こちら)の時の「縄文」と比べるのは酷だが、
音楽表現がいささか表面的な方向へシフトした感が否めない。
それはOBを交えず、歌い手が二十歳そこそこの若者だったからか。

それにしても、荻久保氏の大袈裟な指揮は相変わらずだが、
煽り立てる指揮者の要求に学生達はよくこれに応えていたのではないか。

なんと言っても、エールの時でも一目瞭然であった、人数の多さ。 緞帳が上がった瞬間に、
聴衆の期待の視線が、ステージ上のグリーメン達に一斉に注がれたのだ。

70人超の筋肉質な声は、確かに音圧という面では他校の追随を許さぬ。
きっと、この部分に焦がれて、毎年会場に足を運ぶファンも少なくないと想像するところだ。

だが、今回私は、関学グリーのステージの直後でもあったこともあろうが、
この大艦から多数斉射された主砲砲弾も、私の心に命中弾を生じさせることはなかったのだ。

曲の本来のテーマであるはずの人間の原始的なものを炙り出そうとするもの・・・、
ステージ上に、どす黒い妖しい者共を召喚することは今回はできなかったようだ。

いくら当該曲の作曲者といえども、譜面上に自らの魂を縫いつけてゆく作業と、
親しく棒をふるい、合唱芸術としてまとめる作業とは全く別物であることを悟らせるものであったろう。
まさに合唱指揮者の人材難である。
力量のない指揮者が振るくらいなら、作曲者が振った方がマシということを再認識させるには、
価値のあるステージであったろう。

私も若かったら、「早稲田すげぇ」と、一聴のうちにその軍門に降ったであろう。
ずいぶん、ひねくれてしまったものではある・・・。(苦笑)

第5ステージ 「合唱のためのコンポジションIII」 
四大学合同ステージ
(作曲:間宮芳生 指揮:佐藤正浩)

佐藤氏自ら出稿したのだろうか、巷間みかける「草食系男子」という言葉を引き合いに出した曲目解説。
なかなか面白い視点での時世の解釈に唸るところがあったのだが、
実際に演奏を聴くに、自らがその「草食系」であることを実証してしまったではなかっただろうか。

「これこそ汗臭い、そして泥臭い部分が表現出来なければ、この曲の本質が見えてこない。」 と、
氏は解説の中で言い切っているが、私にはきわめてスタイリッシュな演奏だったという印象が強い。

人数が150人近くの烏合の衆をまとめ上げるのは、よほどの求心力無しでは至難であるだろうが、
ユニゾンをいかにまとめ上げるかが、音楽の質を大きく左右すると私は認識している。

発声面も、人数が多くなることで享受されるメリットは間違いなくあるが、
場合によっては、デメリットが凌駕することも充分あり得る。

結果として、いわゆる泥臭さの滲み出た演奏を指向した割には、型破りな要素に乏しく、
その実、洗練された演奏を指向したのだとしても、フレーズ処理が不徹底に思える部分も多く、
その辺のコントロールが今ひとつだったのは残念だ。
しかしながら、やはり、この人数による音圧だけは、特筆に値する体験となるのだろう。

佐藤氏は、引き続き今月下旬の四連OB演奏会で「枯れ木と太陽の歌」を振るという。
氏がやはり述べているように、男声合唱の「原点」とは何か、内省的な演奏となることを期待したい。

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 Posted by at 11:51

第58回東西四大学合唱演奏会(その1)

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7月 092009
 


久しぶりに、標記演奏会を訪れた。
演奏会場は、東急三軒茶屋駅下車、相変わらずの昭和女子大学人見記念講堂。

私の学生時代は、この演奏会は東京文化会館でというのが定番であったが、
もうかれこれ15年もの間、関東での演奏会場はここである。(除:2003年)

私は群馬に住まいを構えている都合上、かつては断然、上野の文化会館はアクセスが良かったものだが、
最近は「人見は遠いナァ」という嘆きも、「湘南新宿ライナー」のおかげで昔日のこととなった。

さて、例によって、演奏会は各校によるエール交換で幕を開ける。
新年度における各校の実力のほど(特に関西の二校)が、「ほぼ」計測できる最初の機会となるわけだ。

一通り聴いて気になったのは全般的に、発声が浅くなっていること。(人数が比較的多い早稲田も然り)
既に、トレンドとしては、80年代後半あたりからの傾向であることは肌身で感じていたが、
久々に訪れて、ここまで浅くなっていることに、驚きを禁じ得なかった。

慶應ワグネルなど、エールの調性を下げて歌ってなかった?(ご存じでしたら誰かコメント願います)
確か、原譜はC-Durだったはずだけど、そうは聞こえなかったんですわ。
私は絶対音感ないので、イマイチ自信はないのですけどねぇ・・・。

第1ステージ 男声合唱組曲「柳河風俗詩」 慶應義塾ワグネル・ソサイエティ男声合唱団
(作詩:北原白秋 作曲:多田武彦 指揮:畑中良輔)

26人ばかりのワグネル。 100人近くで、富士山とかファウストの劫罰なんぞを、
てめぇーら聴けっ!ってな感じで歌っていたあのワグネルである。
曲はご存じ、男声合唱では超スタンダードな一曲。

緞帳が上がると、近年歩行が困難になりつつあるように見受けられる畑中良輔氏とともに、
たくましい体躯に、白い口髭を蓄えた初老の男性が現れた。
どうやら、作詩者北原白秋の著作「わが生ひたち」からの一節を、演奏に先駆け朗読するために、
芸大名誉教授であり、俳優でもあるというその御大を起用したようだ。

朗読後の演奏は淡々と進むも、Bass系に声の硬さが目立ち、全体のバランスも良くない。
畑中氏が多田武彦作品でもってワグネルを振るケースは決して少なくないが、
大変失礼ながら、いずれも、消化不良に感じられることが多かったことを記憶している。

この人数で、しかもエールで聴いたあの発声で構成される合唱では、
私の想定以上の瞬間は、残念ながら一刹那の欠片ほども訪れることがなかったのは、
ある意味、仕方ないところであろう。

このステージの演出での狙いが何か、今一つつかみきれないところがあるが、折角曲目解説中に、
「柳川は青年白秋にとって帰るに帰れぬ禁忌の地であり、 それゆえに却って美しく幻視される産土であった」
と記すのであるなら、 この程度の朗読に依らずに、演奏そのものでメッセージとして表現して欲しかったと失望を禁じ得ない。

また、終曲「梅雨の晴れ間」では、曲の一部を改変(小節を付加)して演奏したり、
一曲目の「柳河」でソリストが歌詩を取り違えたのは故意ではないだろうけど、
たとえ、作曲者に了解済みといえども、何をやっても良いのかと、私は大変疑問に思ったし、
聴き手としては出鼻で興醒めしたステージを聴かされ、たいへん残念であった。
(初めて聴いた方は、そういう曲として受け容れたかも知れないが・・・)

第2ステージ 「北欧の風景」 同志社グリークラブ
(作曲:マデトヤ他 指揮:伊東恵司)

伊東氏といえば、最近、各方面の合唱のステージで見かける指揮者である。
私も、過去に数回、聴かせていただいている。
しかも、北欧系のテキストを精力的に取り上げているようだ。

伊東氏は、客席から後ろ姿を眺めるに、なかなか端正な指揮っぷりである。
だが、音楽に何か大きな物足りなさをいつも感じてしまう・・・それは何なのか。

思うに、後ろ姿と同様、音楽が端正なのだが、面白さに欠けるというか・・・。
中でも問題に感じられたのは、これらの曲の持つ、民俗的な部分や人間臭い魅力を、
指揮者が引き出せていないところだろうか。

テナーが終始、平坦な発声であったのは残念であった。
こうなると当然、音楽のレンジ幅も狭くなり、表現幅は制限されざるを得ない。
未熟な22人のグリーメン達の歌に対する熱意には素晴らしいものがあるが、
指揮者の力量に疑問符を付けざるを得ず、勿体ないステージであったと思う。

(つづく)

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 Posted by at 22:18

2009年6月27日(土)通常練習

 曲目解説, 練習日誌  2009年6月27日(土)通常練習 はコメントを受け付けていません。
7月 042009
 

現在小団で取り組む2曲のピアノ曲は、上原良子さんのピアノ伴奏による。
しかし、上原先生とのスケジュール調整の都合上、7〜9月の練習が不可能であるため、
第5回演奏会五ヶ月前というこの時期に、一旦練習を切り上げる意味で仕上げを急いできた。

今回は、この前半戦の最終日。

■場所 前橋中央公民館(47スタジオ)
■出席人数20名(T1:3 T2:6 B1:4 B2:7) 出席率80%
■練習内容 
「チャイコフスキー男声合唱曲集」

チャイコフスキーはペテルブルグ音楽院を卒業しているが、
そこでの卒業作品は、 なんと、カンタータ(声楽器楽曲とでもいおうか・・・)であった。
しかも、ベートーヴェンの第九で使われた有名なシラーの詩(ロシア語訳)による、
カンタータ「歓喜に寄す」と題されていたというから興味深い。

チャイコフスキーは生涯100曲以上の歌曲を残したが、
それは、ほとんどが19世紀のロシア国内で確立されていた「ロマンス」という、芸術歌曲形式による。
六曲程度をひとまとめにし、作品番号を付けたらしい。

ちなみに、今回取り組んでいる第三曲「憧れを知る者のみが」は、 「六つのロマンス」作品6の六曲目である。
(楽譜の目次ページに記してあるが) 貴族のサロンを対象にしたものであったろうが、それぞれの楽曲は完成度も高く、
ロシア語という言葉の壁さえなかったら、もっと西欧にも浸透していて然るべき名曲揃いだ。

歌詩には、トルストイ、ゲーテ、ハイネ等のロマン派詩人からのテキストを採り、
叙情的なピアノ伴奏のもとで、その純粋な感覚を的確に表現したみずみずしい歌曲なのである。
それを今、故福永陽一郎氏の編んだ男声合唱曲集として、我々が歌う機会を得たことは、
大変幸せで、素晴らしいことであると言う以外にない。

さて、今日は、この一曲のみに練習のターゲットが絞られる。
この曲は、本番の第1ステージで歌うことが決定している。

D-durのピアノによる三連符が優美に奏でられると、静かに立ち上るように合唱が後を追う。
なんというデリケートな冒頭だろう。
たった一人のメンバーの、わずかに乱れたブレスやディクションでさえ、曲全体を壊してしまいそうだ。
この雰囲気がたまらない・・・。

そして、Bassによる印象的なリフレインが、我々の感情をきわめて自然に高めてゆく。
この冒頭部では初めて四声が揃う部分が出現するが、曲調が一旦下降するため、
あらためて四声が揃い、その効果の本格発現の時までエネルギーが温存されるのだ。

Secondに主旋律が移行し、Topがオブリガードに転ずると、
ピアノのシンコペーションによる切ない下降音型が、 歌い手聴き手から何かをえぐりだそうと、
曲自体を揺さぶり始め、 その瞬間にTopに主旋が戻って再び四声が揃うことで、
曲調の盛り上がりを急き立ててゆくのだ・・・・・。

曲は徐々に起承転結の「転」にさしかかる。
「何故朝から空の太陽は冬のように冷たく暗いのか!」という詩で内声にメロディが移ってゆく。

美しいTenor系の二重オブリガードのもと、荘重なBassによる半音下降進行を従え、
Baritoneによる高唱の後、詩が自分自身へと内向きに回帰してゆくが、
終盤のMeno mossoで四声による絶唱の後に、長い余韻を引きずりながら曲は閉じられる。

もちろん、僕らの技倆はまだまだ未熟で、ここに欠点を詳細に書き出そうとすればきりがない。
しかし、この日は時折、チャイコフスキーの影がちらついたように感じた。(大げさだが)

いつの間にか身体に染みこむメロディと詩。
あんなにロシア語にアレルギーを示していた僕らが、日々暗誦で口ずさめるようになって、
今こうして、一つの歌曲として曲がりなりにも歌い通せている。

チャイコフスキーの偉大さと、編曲者であるの福永陽一郎の妙。
振り返れば、この両者の遺伝子に歌わせられている我々の姿があった。
とりあえず、我々はこの曲を当面封印して寝かせることにした。

寝かせた後のお味やいかに!?

■連絡事項
(事務局より)
・次回練習は7月4日。(場所は前橋中央公民館46スタジオ)
・楽譜、チャイコ日本語訳を配布
・高崎コスモス合唱団演奏会お知らせ

(指揮者より)
・次回から、「20周年記念ステージ」音取り開始!

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