2009年2月21日(土)通常練習

この記事は約6分で読めます。

■場所 前橋中央公民館(46スタジオ)

■出席人数19名(T1:4 T2:3 B1:5 B2:7)Bass Excellent!! 出席率76%

■練習内容
 1.体操・呼吸・発声

  ○体操
  ○発声
   ・ハミングのメガホン作り
    軟口蓋を上げ、口腔内を広めに確保する。容易に上がらない人は、指を入れてでも強制的に拡げる。
    ↑これは絶対に必須。
    この期に及んで、できてるかわからない人は、後刻、手鏡等で確認されたい。

    ただですねぇ、「んなもん、できるんにあったりめぇじゃん!」とおっしゃる経験者皆様もですね、
    たまには、喉の奥覗いてみた方が良いですよ。
    年を経るにつれて、お肌と軟口蓋は下がってくるもんですから、はい。(マジ)  

     軟口蓋をを上げたり拡げたりして口腔を広く確保する訓練・・・
         簡単な訓練ですので、日常生活の一コマに食い込ませることさえ可能です。
          ぜひ、毎日毎日少しづつやってみてください。(オススメです)

   ・実際にMハミングで声を響かす。

    頭部の中心軸を前方に張り出させる要領で。
    息は項を回して、唇を若干突き出す格好。→眉間から頭頂部を鳴らす要領で。
    鳴っている人は、更に響き面積(体積)を増やすよう努めよう。
    
   ・A→O→U の系列で発声(発音)訓練

    O,Uで響きが前に出てこないのは、Aの時点で既に狭いケースがほとんど。
    そのAの時点で、下顎を自然な位置まで下げ、なおかつ上顎をも上げることが肝心。

     1)「下顎:自然な位置まで下げる & 上顎:上げる」・・・・・良
     2)「下顎:余り下がっていない  & 上顎:上がっていない」・・・不可

      ↑今の前橋男声団員貴兄の大半が2)に相当するかと。

    すなわち、もうちょい上下に開けるべきなんだよなー。
    (極端にではなく、ちょっとでいいんです)

    まぁ、少し理屈っぽくなるけど、口の中を狭くするとね、自分にとって聞こえやすいんですね。
    いわゆる内向きの声ってヤツです。(”近鳴り”ともいう)
    そういう、自分にしか聞こえない声に籠もってしまっているのは残念なこと!

    でも、ここで敢えて開ける冒険をおかさないと、何も始まらないんですな。

    最初は響きが逃げる(←外向きになるから)ように思えて、
    なかなか納得いかなくて、声を出す事すら怖いと感じる場合もあるほどだけど、
    自分にとって少し頼りない声くらいの方が、他人から聞く場合は良く感じるケースはままあるんです。

    発声法とかより、実はそういう声が良いという感覚自体がマズイのではないか?
    そして、今まで自己都合的なそういう感覚に流されてこなかったか?
    皆さんは、そう自問自答したことはありますか?

    ともかく、これはケースバイケースで割り切れないため、また指名ヴォイトレなどでやります!

   ・ド→ソ→ミ→ドの音形。mp〜mf程度の音量で、マィ・マーィマィマィと発声。
    
    最高音、息を吸い込むように。

   ・高音部、低音部では、息を大量に流して、身体に響かすことを更に留意。
    
    例えば、Bass系なら、空気を送り込んで鳴る「ふいご」のように。

    決して喉を固くした音で、自己満足に浸ったりしないよう。
    (その低音や高音を発する事ができても、響かせられないのであれば無意味に近い)
    
    ↑こういう音を出す人は、大抵近鳴り。
    まず、そういう音を可として判断してしまう感覚自体を疑うべき。

   ・他、声出し数本

  ○カデンツ

 2.アンサンブル

   本日出席19人。セカンドが6人中3人と、ちょっと苦しいが、他パートは、まずまずの出席率。

   当然、良い響きが鳴るところが、毎週毎週増えてくるのが楽しみでもある。
   
   トップが二週続けて4人。
   やっぱ、4人は、なんだかんだでパート内の声が混じり始める人数だよなぁ。
   あんなに溶けないと思ってたトップの個人声が、(まだまだ明確に分離してるのだが)
   時折、その輪郭がぼやけて溶けて聞こえる部分を発見!

   そんな中、久々にトップが指揮者に誉められる場面があったり。
   (それはね、聴き合って歌う事ができた箇所があったから!)

   ベースも全員出席(さすが!)だが、地に根を広く張ったような、安定感には乏しいが、
   音の幅が随分シャープ化してきた。もっと聴ければ、他パートの短所も覆い隠せるかも。

   バリトンは、核になる人間の声が突出するケースが若干少なくなった。
   平均化された練度の中、頻出するメロディへの歌唱に神経の重心を移せる環境が整いつつあるようだ。

   セカンドは、負担が特定の人間に偏ってしまう状況であり、
   ギリギリのところで何とかバランスを保っている。単に、出席率アップを願う。

   《指揮者からの総論的な指示事項》

   ・o,u系の発音は、絶対に深くしなければならない。
    (「深い方が良い」ではないことに注意)

   ・全小曲で共通だが、ラストのハミング・長母音等で、音を出し終わっても、
    勝手に口を閉じてしまわないこと(←絶対に閉じるな)

   ・ロシア語の"с"は英語の"s"とほぼ同じ。shにならぬよう。

  【曲目】「チャイコフスキー歌曲集」より

  ”ドン・ファンのセレナーデ”

   ・セカンド、音取りが不十分です。

    (昨秋以来、指揮者の矛先がセカンドに向けられること自体少なくなったが、
    端から見てても、そろそろ、また季節は巡ってくる予感がしますぜ、セカンド皆様。
    まぁ、先回今回と出席人数少ないしねぇ・・・)

   ・Bass系メロ、6度間隔、3度間隔を強く意識して。

   ・(T系)44〜46小節 44小節の第一音が低い。口腔を開けて響きを集め気味に。

   ・Tmの練習。ピチカートのように? 聴き合って走らぬよう。
    他パートとオクターブになる箇所を利用して、ピッチを修正してハーモニーを保持。

  ”憧れを知る者のみが”

   ・(全)27小節 縦を揃えて。

  ”語るな我が友よ”

   ・(全) 臨時記号を歌い分ける。事実上の転調箇所が含まれる。
      シャープが連続してついている箇所、ナチュラルで打ち消されている箇所・・・
      この二つを明確に歌い分けよう。

  ”何故?”

   ・(T1)11小節〜 オブリガードは、下3パートのメロディ進行を邪魔しないよう、綺麗に乗っかること。

   ・(T系)21小節 B系が音を変えて和音が変化するので、よく聴く。
          そして、念を押すように、音価分きちんと伸ばす。

          和音が変わるということは、自分の音が変わるということ以上に神経を割くべき。

■連絡事項

 (事務局より)
  ・次回練習は2月28日。(練習場所は生涯学習センター ←注意)
  
・団員専用ページに、チャイコ音源を掲示済み。他音源、資料等も近日掲示予定。

 (指揮者より)
  ・今後、夏場を目標にピアノ曲を仕上げてゆく。
  ・当面、ミュージカルとチャイコの二頭立て。
  ・そんな訳で、次回は久々「ミュージカル」!(パート練習有り)お楽しみに!

 

友だち追加


前橋男声合唱団動画チャンネル随時更新中!!
前橋男声合唱団 Facebook随時更新中!!
前橋男声合唱団 twitter随時更新中!!

 ← Click!!
br_c_1117_1 ← Click!!

 

タイトルとURLをコピーしました