2005年8月29日(日)通常練習

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日   時 平成17年8月28日(日)午後1時30分~午後4時40分
場   所 群馬県生涯学習センター・音楽練習室
参加人数 トップテナー セカンドテナー バリトン ベース
1 2 4 2
今回の練習から、体操等のウォーミングアップ は順番で行うことになった。まず初日はトップのわたくしめが担当した。次回以降はセカンド、バリトン、ベースと回って行き、パート内の順番は50音順だそ うである。呼吸・発声は今日も中川氏が担当。カデンツァと曲目練習は指揮者である中曽根先生に指導していただいた。
ウォー ミングアップ  ラジオ体操第一、屈伸、スト レッチ等行った後、小生が学生時代にやっていた、俗称「でんでん太鼓」というのをやってみた。やることは単純で、下半身をどっしりと構えて上半身をリラッ クスさせて、腰をキュッと左右にひねるというものである。上半身がリラックスしていると、腕と頭が腰より後から付いてきて、腕がぶらぶらして、「でんでん 太鼓」のようになるので、その名がついたらしい。余分なところに力が入っていないかチェックする一つの手段として活用できるかと思い、今日取り入れてみ た。

 ここ数回の練習で取り入れている、両腕を7秒間全力で押し合い、今度は、掌を組み、7秒間全力で腕を引き合うというのを今回も行った。小生、陸上競技が 結構好きで、これを陸上に例えて話をしてみた。今日現在で、男子100メートル走の世界記録は「ジャマイカ」の「アサファ・パウエル」が持つ「9秒77」 である。(え、誰それ?カール・ルイスが世界記録保持者なんじゃないの?と思ったそこの君!時代は流れているんですぞい!)スポーツ医学の研究者は、人類 が潜在的に持っている能力はそんなものではなく、「9秒60」までは出せるはずだということを昔聞いたことがある。しかし、小生に言わせると、更にとんで もない能力を人間は内に秘めているのではないかと思っている。合唱のHPなのに陸上の話が長くなって申し訳なかったが、ようは、歌う時も、リミッターをは ずして、潜在能力を顕在化させよう!と言いたかったのだ。そうそう、団員以外でこのページをご覧になっていて、陸上に興味があるというそこの君!陸上も面 白いが、合唱も超超面白いから、今度見学に来ない?なんなら、小生、練習中に君と陸上の話で盛り上がっても構いませんぜよ!

呼   吸  V字腹筋をやりながらの呼吸。 皆さん段々板についてきた気がする。効果が出始めているかも?毎日やればもっと効果が上がるはずですぜ。

 今回は瞬間ブレスに重点を置いた。瞬間でも、お腹に息が入れば大したものだ、というより、そのレベルまで達しないと、歌えないですよね?皆さん結構でき ているようだった。あとは、息を吐く時も、お腹をへこますのではなく、逆に外に押し返すような感じで。それが、いわゆる支えである。

発   声  ハミングで響きを掴む練習。ハミングはあくびをする時の状態で、そのまま口を 閉じるのが基本。テナー系は喉でつぶしているような感じになっているので、今日はその点を注意された。もっと喉の奥を開くべし!

 発声練習においても、最初からもっと口の中、喉の奥、軟口蓋を開けておかないと、最後まで平べったいまま進んでしまい、途中修正が難しいので、音の出だ しの一発目が大切。
 中川氏曰く、当団は、例えば、「もっと深く!」とか言葉に出すと、それがすぐに形となって反応するそうなのだ。なかなか出来ることではないので、素晴ら しいことなのだが、裏を返せば、出来るんだから、言われなくても最初からやれよ!ということだぞい!

カデンツァ  高めの音階で「ma」と「hum」で行った。あれ?小生ハミング苦しくて、 ファルセットになってしまったが、良かったのかな?
曲目練習 内     容

GUIDE  MY HEAD
 ソロの部分の「Hum」と「Ah」の復習。今は、一緒に動くパート同士だけでも聴き合うこと。ここは本来レガートなのだが、 音が動く時は、ぼやけずはっきりと動くこと。また、ハミングが平べったくなっているので、口(の奥を)縦に開いて、集めること。そう、縦です。縦!縦!立 つんだジョー!(バリトン某N川氏のリクエストに一応お答えして。)「Hum」から「Ah」に移る時がぼやけているので、はっきり「ア」に切り替えるこ と。そして、クレッシェンド。
 「Hum」と「Ah」の後の、後半「Guide」以降は、上二声下二声が同じ動きをするセットになっている。ピッチや縦の線を合わせることはもちろんだ が、音がぶつかるところもあるが、しっかり聴き合い、上二声下二声できちんと揃えること。この部分はベース系が音が高めだが、喉で押すのでなく、腹筋を 使って発声するように。

 特に10ページ下の段の5小節目から、11ページの上の段の2小節目までが、ピッチも揃わないし、バランスも悪いため、くどい位繰り返し練習した。その 甲斐あってちょっと良くなってきたぞ。

 2番「Guide my hands」以降、ベースが音の上がり下がりが激しいが、安定して歌ってほしいとのこと。この部分もテナー系ベース系でセット の動きをしている。お互い良く聴き合って揃えること。

 一番最初のベース系の4小節で、この曲の良し悪しが決まる重要な部分。聴衆を惹きつけることが出来るようにお願いしたい。そのためには、歌い始めの準備 段階から大切。

 「while I run this race」のシンコーペーションの裏の動きの「this」に重点を置いた歌い方をしてほしい。言われたら、出来た けど。
 6ページ下の段の「Guide」のユニゾンを、ピシッと合わせてもらいたい。
 蛇足かもしれんが、「Guide」の「G」は当然鼻濁音ではありません!!また、「I don’t」の「t」は発音するのか質問したところ、特別強調す る必要はないが、軽く付ける程度或いは全然発音しなくても良いのではないかとのことだ。今は発音している人とそうでない人とがばらばらなので、いっそのこ と、発音しないと決めてもいいのかも?個人的なことだが、私が洋楽(主にロックやメタルなんだけど)を聴く限り、「don’t」や「doesn’t」の 「t」は、まず発音してないです。

 最後に全体を通して歌ってみたら、「曲の表情が出てきた!」との指揮者からのお褒めの言葉が!!う、うれしい!!(涙!)いつも叱られていることも快感 なのだが、こんな風に滅多にないのに褒められると、これもまた快感!(私はSっ気もMっ気もないので、誤解のないようにお願いします。)

Soon Ah Will Be Done

 いつも思うのだが、他の曲の題名は全部大文字なのに、なんで、この曲だけ語 頭以外は小文字なんだろう?

 「Soon~de worl’」の部分はベース系は同じ音が続いているが、どこに山があるのか、目標を定めて、フレーズ(歌詞の流れ)を掴んで歌ってほ しい。

 ベース系の合いの手の「de worl’,de」、「de worl’,oh」がテンポが遅れ気味。言葉の発音をキッチリ言おうとせず、黒人英語独特の くだけた発音にすることにより、解決するのではないだろうか?

 No moreの2括弧の繰り返しの、「weepin’ an’ a」の掛け合いの部分「ベース→セカンド→ベース→バリトン、(トップがないのが寂し いんだよね。)」にアクセント記号が付いているが、一語一語細切れに歌うという意味ではなく、掛け合いで、次々にまくしたてていくような感じで歌ってほし い。

 ベースが「No more」で先行する部分は、心の底から湧き出てくるような深い声で表現してほしい。ベースが先行したり、低音部で同じ音が続いたりし ているのは、逆に作曲者は、ベースに味付けをしてもらいたいからで、重要な位置づけである。

 上三声の「Goin’ home t’ live wid God.」はバリトンが主旋律だが、主張が足りない。

 テナー系の「in de morni’ Lord!」が軽過ぎ。次の「No more」に繋げる導入だと位置づけて、集めて!
 

雑   感  今日は二曲しかやらなかったが、先週に比べて随分良くなってるのでは?先々 週くらいでひと通り音取りが終わって、やっとスターティングブロックに足を置くことができた状態だったが、スタートのピストルが鳴って最初の一歩か二歩走 り出したにすぎないのだが、結構良いスタート切ってる気がするのは私だけ?このまま、気を抜かず、忘却しないように気をつけて、ドンドン前に進んで行こう ではないか!一日一歩三日で三歩、三歩進んでも二歩下がらないようにしようね!
 実は今、「Traditional Spirituals」の前男風翻訳を、英語教師K氏の力をお借りして作成中である。近々?ご披露できるかもしれな いので、期待しないで待て!
 


更新日 05.08.29

 

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