練習日誌執筆に あたってのごあいさつ |
当団の日誌執筆者があまりにも多 忙のため、練習日誌が休止状態にあったが、急遽、不肖私目が、代役を務めることとなった。一応自己紹介しておくと、私、当団に入団してから、まだたった2 年の新参者である。入団当初から昨年の第3回演奏会まではセカンドテナーに在籍し、現在はトップテナーの吉田唯と申す者である。執筆活動というのは、初め ての経験で、合唱しか能のない合唱バカの私が、文章を書くなど考えてもみなかったことで、面白くない日誌になるかもしれんが、私なりに工夫して、団員だけ でなく、このホームページをご覧いただいている皆様に、少しでも楽しんでもらえるよう、努力していく所存であるので、よろしくお願いしたい。のっけから、 横柄な態度かって?私は、気分屋なので、多分その日によって、丁寧語を使ったりするかもしれんが、今日は、こういう気分なので、高飛車な文章になっているが、ご了承願いたい 。 |
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日 時 | 平成17年6月26日(日)午後1時~午後4時40分 | |||
場 所 | 群馬県生涯学習センター・音楽練習室 | |||
参加人数 | トップテナー | セカンドテナー | バリトン | ベース |
2 | 2 | 4 | 1 | |
特記事項 | 本日指揮者不在のため、体操から 呼吸、発声、曲目練習まで、全て、中川氏に指導いただいた。 | |||
ウォー ミングアップ | いつもどおり、ラジオ体操第一。 今回やや、ゆっくりめにやってみた。ゆっくりやったほうが身体がよく伸びるのが感じられる。 | |||
その他身体をほぐした後、前回の 練習から取り入れたV字腹筋を行った。 | ||||
呼 吸 | 歩きながら呼吸をするという、初 めての試み。中川氏曰く「歩くという呼吸以外のことをしながらだと、気が散って、上手く腹筋が使えないはずだ。」とのことだったが、私個人としては逆に、 お腹に空気が自然に入り込んで、やりやすかった。今度、歩きながら、歌ってみるか? | |||
V字腹筋をしながら、スッタカ- トをするという、私も初めての、斬新な試み。私だけであろうか、直立でスタッカートをしている時は腹筋が動くのに、V字腹筋をしながらだと、よく動かな かった。まだまだ、修行が足りん 。 |
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発 声 | 「出しやすい中音域は、リラック スするのはいいが、手抜きの方向に行きがちだ。」と、指摘を受ける。確かに楽な音域ほど、きちんと腹筋で支えて、喉を開けることを意識せねば。 | |||
テナー系、高音域が発散しすぎ。 もっと集めて。 | ||||
曲目練習に入る前に。 | ||||
今日から新曲に取り組み始めた。 「Traditional Spirituals」、いわゆる「Negro Spirituals」・「黒人霊歌」であるが、何故 「Traditional Spirituals」という名なのだろう?人種差別のないよう、今はこういう名称なのかな?誰か、知ってたら教えて! | ||||
曲目は、「Sometimes I Feel Like a Motherless Child」「Guide My Head」「My Lord,What a Mornin’」 「Soon Ah Will Be Done」「He’s Got the Whole World in His Hands」である。私個人は2曲は 聴いたことのある曲だが、他はまるっきり知らない。Spiritualsにもいろんな曲があるのね。 | ||||
まず、ひととおり Spirtualsの他の団の演奏を一度聴いてみたが、聴いただけで凹んでしまった団員は、私だけではないはず。しかし、凹んだまま、ただでは起き上がら ない、こういう高い壁を乗り越える快感を知っているのが、当団の特徴。ハイレベルな演奏を目指して、頑張るぞい! | ||||
曲目練習 | 内 容 | |||
Soon Ah Will Be Done | ただただひたすら音取り練習。い きなりインテンポでは無理なので、2分の1倍速で音取りをした。小生は、この曲を学生時代混声でやったことがあるので、却って遅すぎて歌いづらかったが。 しかし、アレンジが全く違い、混声のテナーと男声のトップテナーの差もあり、違和感を感じた。何も知らない真っ白な状態で始めたほうが、良いのかも。 | |||
音取りの段階で、早くも言葉の意味にまで、言及が始まった。具体的には 「Ah」って何?答えは「I」。「wid」って?「with」です。「Be Done」って?この辺になると奥が深い。「単に『死んでしまう』という意味 だけではなく『現世から来世に行く』ことだ。」との発言も飛び出す。「『Soon ah Will be don’ a-wid de troubles ob de worl’』で、『この世の苦しみからもうすぐ解放されるんだ!』みたいな意味なんじゃないかと思う。」との発言も。なかなかいいぞ!みな さんすでにSpiritualsの魅力に入り込んできているようだ。 | ||||
やっとこさ、音取りらしいことは でき、一応は通しでも唄えた。細かいところはまだまだミスはあるけど。 | ||||
Silent Night | 音取り。一応通して唄える。個人 的にはトップ、高すぎです。ハイDはきついだろ! | |||
White Christmas | 音取り。変わったアレンジだが、 それを除けば、聴きなれた曲だ。一応通して唄えた。 | |||
もう一回Soon Ah Will Be Done | なんとか通して唄えた。でも、い つになったらインテンポで唄えるかなあ? | |||
雑 感 | 今日はSpiritualsをも う一曲やる予定だったらしいが、「Soon Ah Will Be Done」1曲が限界だったようだ。しかし、前述のように、言葉の意味に言及が及ぶな ど、Spiritualsの一面を垣間見ることができ、なかなか充実した練習だったのではないだろうかと、小生勝手に思った一日であった。 |
【後記】
練習日誌第二代執筆者である、吉田唯氏(故人)による、1回目の練習日誌。
細部にわたる描写を始め、熱心な執筆ぶりが影響を与え、
今後、入団ラッシュに結びついてゆく。
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