2003年9月7日(日)通常練習

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[練習会場、時間]群馬県生涯学習センター・音楽練習室、13時~16時40分
[練習メニュー]体操、呼吸、発声練習(中川さん)、曲目練習(中曽根先生)
[練習曲目]男声合唱組曲「草野心平の詩から」より「さくら散る」「金魚」「天」
[練習参加人数]トップ;1、セカンド;3、バリトン;3、ベース;1
[出来事]午前中に団員総会を開催。(会場は前橋市民文化会館・第三会議室)

私(松村)は練習に参加できず。代わってセカンドの吉田さんから詳細なレポートをいただきました。
本当に詳細なので、皆さん一字一句じっくりとお読みください。

—ここから—
T2の吉田です。私の記憶の範囲で私見を交えてお話しします。
まず、参加メンバーですがT1が1人、T2が3人、バリが3人、ベースが1人でした。
体操、呼吸、発声を中川さんが担当しました。特徴的だったのは、自分にあった音域(音程)で、「ミー!ミー!」と特に鼻に響かせることを強調した練習をしました。
曲目はまず、「さくら散る」をやりました。「まいおちる」の部分は、遠いパート(例えばトップとベース)でもよく聴きあって、ハーモニーをとらえるよう指導されました。そして、追っかけで各パートが「花が散る、光と陰が入り交じり」を歌う部分は、どちらが先行でどちらが追いかけていくかをとらえ、先行部分はそのパートは目立つようにし(言葉、特に子音をたてて)、追いかけになったら控えめに歌うようよく研究するよう指導されました。また、rit.の後のユニゾンで「まいおちる」と入るところは、ベース系はテナー系にあわせる感じで(入り方も音色も)歌うよう指導されました。また、トップとベースの1括弧が終わる部分の2小節(どこだかわかりますか?トップが「ちるちる まいおちる」でGから半音ずつ下がってHになるそのHの2小節です。)の部分と、T2とベースが、トップが初めて「はながちる はながちる ひかりとかげがいり~まじり」に入る直前の2小節の2ヶ所で音程を落ち着かせるようにとの指導がありました。ベース以外が「ガスライト」から「きえ~」までのところはテンポが遅くなりすぎるので注意せよとのことでした。そして、最後の「きえ~」はdim.が早すぎるので急にしぼまないようにとの指摘を受けました。あとは、1括弧が終わって2括弧に入る部分を繰り返し練習しました。
2曲目は確か「金魚」だったと思います。最初の「あおみどろのなかで」は下3パートにトップが乗っかる感じになるよう指導されました。次にトップが「ねむのはながおちる」となるところは、雰囲気をがらっと変えてやや明るい感じに歌うよう指導されました。セカンドのppのハミングはアクセントをつけるほどではないが、ポンと出る感じにしてもらいたいとのことでした。ベース系は「しずんでゆく~」で延ばしてるけれど、そこからは「オープンハミング」のような感じに切り替えてもらいたいとのことで、場合によったら口を閉じても良いとのことでした。「かすかにうごくはな」の「うごく」は本当に動いてほしいとのことでした。そして「はな」のHの子音を狙って立てるようにとのことでした。「りんかくもなくゆめのように」は、「夢」に重点を置く感じで、その部分と引き続き「あおみどろのなかの」は優しく深い音色で欲しいとのことでした。一旦休符が入って再び「あおみどろのなかで」となるところの音をきちんと取るよう繰り返し練習しました。(ベースが残って休符が入ってその後の「あ」をのばしてハーモニーがあっているか、各パート音が取れているかを繰り返し確認しました。)各パートの(例えばトップやセカンドの「あかいぼかし~」)の最後の音から次の「あおみどろ」音を取るのではなくて、残ったベースの音から、次のハーモニーを捉えるようなスタンスで望んで欲しいとのことでした。
3曲目は「天」をやりました。最初の「でべそのような5センチのふじ~」の部分は、音が上がりきった「よ」「セ」「ふ」の音を最初から思い描いて、音を見下ろすくらいの感じでなければいけないとのことでした。ベースの「あんまりまぶしく」の「し」は無声音でお願いしたいとのことでした。次の「まんてんにくろとむらさきとの~」は1語1語きざむのではなく、言葉の区切り区切りでひとまとめのように歌うようにとのことでした。(「くろと」でひとフレーズ、「むらさきとの」でひとフレーズのような感じで。)「シャシャシャ」は子音も大切だが、「ア」の母音が聞こえてこないので、母音もしっかり唄うようにとのことでした。次のベースの「こおりの」はrit.はそこからでなくて、「かぜにながれる」の辺からかけるとのことでした。「にんげんもみえない とりもきぎも~」はお腹で支えてこらえるようにとのことでした。
9月7日はこの3曲しか練習しなかったです。
—ここまで—

【後記】
当時、当団サイトにおけるメインコンテンツ練習日誌は、
団員の松村潤也氏によって執筆されていたが、たまたま彼の練習欠席時に、
入団して間もない吉田唯氏が代筆したというエントリである。

吉田氏から松村氏へメール等で寄せられたのだろう。
松村氏もそれを尊重し、全文を修正せずに掲載している。
改行が一切なく、正直読みにくい面もあるが、
今では当団にとっては貴重なエントリとなっている。

松村氏が多忙により、この後しばらくして擱筆することとなるが、
そのあとを継いで第二代執筆者となるのが、この吉田唯氏であった。

 

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