社会福祉法人豊生会(高崎市)でボランティア演奏(2008.2.3)

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すばらしい横断幕を作っていただきました。 ありがとうございました・・・

今回も指揮者の合図で、「夕焼小焼」を全員で斉唱

今回も指揮者の合図で、「夕焼小焼」を全員で斉唱

初の試みであった足掛 け二年の合唱ボランティアシリーズも、最終回を迎えた。

トリは二年前に、団として初のボランティア演奏をさせていただいた高崎市井野町の社会福祉法人「豊 生会」。思えば、あの時から団の活動の幅が広がった、いわば第二の原点とでも言い得る場所だ。

2月3日節分。この日は未明から雪となり、朝早くから団内の連絡網で予定通り実施する旨の 念押し通知が駆けめぐり、豊生会事務局からも本当に演奏できるのか心配していただいた。

しかし、雪は天からの贈り物であるという。こんな日の演奏は瑞兆か も知れない・・・、清冷な雪景色を眺めながら、そんなことを考えていた。

さて、元々終演後に打ち上げを予定していたため、ほとんどのメンバーは公共交通機関と徒歩にて時間通り現地に集合することができたが、実働22名に比し、参加メンバー15名とはいささか寂しい陣容となった。

現地に到着すると、前回訪問時の演奏の模様がBGMで流れている。若干気恥ずかしい思いを感じながらも、事務局の我々に対する期待が読み取れた。予定通りのアップメニューをこなし、ステー ジ練習で最終確認を行う。演奏会場は、今回も広々とした体育館のようなスペース。開演10分前までには入居者の皆さんがお集まりになった。今回もコンテン ツは以下のとおり。

 ・いざ起て戦人よ
 ・見上げてごらん夜の星を
 ・上を向いて歩こう
 ・「ふるさとの四季」全曲(ピアノ;上原良子)
 ・夕焼け小焼け(全員斉唱)
 ・夕焼小焼(男声合唱 ピアノ;上原良子)

 「いざ起て」でのつかみ。私はMCとして常に、この一曲での反応を重視する。お客様がどのような眼差しで我々をみつ めているか。一見、眠っているように 見えるお客様が、その実真剣に耳を傾けてくださっていたりする。本当に純粋な人たち・・・、それが私には十二分に感じ取れた冒頭だった。

途中、紹介する曲目を間違えたり、相変わらず間抜けさ全開のMCであったが、ゆっくりとした喋りに徹した。一層気持ちを込めて。

終曲前に、「アンコー ル!」の声がかかったり、和気藹々とした雰囲気の中でステージが進行する。掌中の砂がこぼれていくような哀しさをはらみながら、素敵な時間が過ぎてゆく。 やがて、クライマックスの「夕焼小焼」の斉唱でその想いはあふれ出すのだ。

お客様との一体感、この不思議な感覚。2年前の同じ場所で味わったこの感覚。我々は、これをお客様に教えていただいた。そしてまたここに”還”ってきた。何度も何度も、我々はここを振り返ることだろう。

本シリーズの趣旨に深い理解と、実際に同道していただいた中曽根女史と上原女史には心より感謝申し上げたい。

また、今回の演奏に関し、豊生会事務局の島崎さんをはじめ、職員皆様には過分なお心遣いを頂戴し、この場を借りてあらためて感謝申し上げる次第である。

 

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