年内活動を打ち上げ！

先のエントリでもお知らせしましたが、
この12月15日の通常練習が年内最後の練習と相成りました。

パート練習で苦労して音を取ってアンサンブルに臨んだわけですが、
まだまだ精度は甘いものの、時折きちんと11thや13rdなどの響きが聞こえてきて、
普段とは違った和声進行に、体全体の血行に少し変化が生じたのではないかと、
そんな感覚にとらわれた次第です。

そういった、ある種気怠い雰囲気を引きずりながらも、練習時間はタイムアップ。

事務連絡のあと、指揮者からビールが振る舞われ、（もちろん、ノンアルですが）
中森団長による一年間の活動に対する慰労の挨拶を頂戴し、
全員で乾杯したあと、指揮者の音頭で三本で締め、年内活動を打ち上げました。

今年は大きな演奏機会も少なく、内向きに力を充実させる一年となりました。
上半期には、偶然にも転勤による団員減が相次ぎ、
セカンドテノールが一時的に実働３人となってしまう事態となりましたが、
夏以降、相次いで新団員をお迎えし、どうにか戦力を補充することができました。

来年は、いよいよ７回目の自前演奏会を行います。

３番目のレパートリーに着手したばかりではありますが、
先行する１番目、２番目のレパも決して安心できる水準にまでは達しておらず、
これからがまさに正念場ということになるでしょう。

確かに、この第３レパートリーであるジャズコーラスに取り組むことで、
我々の前に大きな壁が立ち塞がるであろう事は容易に想像できます。

しかし、その時、我々の中に生まれるであろう何かによって、
我々は再び翼を伸ばし、成長を遂げることができるのではないかという、
おぼろげながらも、そんな希望を持っています。

20才代から80才代までのあらゆる世代の男共が毎週夜な夜な集まり続ける意義！
その奇跡（軌跡）の連続が、何を生み出すことになるのか、
いい大人がワクワクしながら、決戦の日までの時間を過ごすことは、
この世に存在するどんな趣味よりも、”おもしろき”ことであると心から思うのです。