プロ野球個人タイトル確定 ←出身チームが下位チーム中心というアンバランスさを考える

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プロ野球のペナントレースが終了し、打撃・投手各部門の個人タイトルが確定した。

代表的なタイトルのみ紹介する。
【セ・リーグ】
○打率 内川聖一(横浜) .378
○本塁打 村田修一(横浜) 46
○打点 ラミレス(巨人) 125
○防御率 石川雅規(ヤクルト) 2.68
○勝利数 グライシンガー(巨人) 17
○奪三振 ルイス(広島) 183

【パ・リーグ】
○打率 リック(楽天) .332
○本塁打 中村剛也(西武) 46
○打点 ローズ(オリックス) 118
○防御率 岩隈久志(楽天) 1.87
○勝利数 岩隈久志(楽天) 21
○奪三振 杉内俊哉(ソフトバンク) 213

今年のタイトルホルダーには、比較的、下位チームの所属選手がその栄誉に浴している。 これが何を意味するかといえば、(もちろん、個人的な不断の努力は賞賛されるべきところだが)  

1. このような優秀な選手を抱えながら、優勝もしくは上位に食い込めなかった首脳陣の非力さ  
2. 野球の長期戦では、結局、組織力がものを言うということ

それは、下位チームからタイトル獲得者が皆無だった時に比べ、罪深い。パ・リーグなんか、五位の楽天から3人も!どういうことだよ・・・。 ま、海の向こうのイチローなんかも、マリナーズがズタボロで似たような状況のようだが。

表題のとおり、単純な話のオチなのだが、合唱も似たようなものであるということだ。いくら技術力のあるメンバーを抱えていても、指揮者が合唱に仕上げられなければ、意味がない。 そして、一握りのメンバーの能力がチームの中で突出していても、コントロールなりコーディネートを怠ると、 合唱としては甚だバランスを欠いたものとなるのだ。

本日、NHK学校音楽コンクール・高校の部を鑑賞(観戦?)していたが、あらためて、その感を強くした。

そこには声に響きがあって、歌唱力のある高校生がたくさんいた! しかも、純粋で多感な年頃。 指揮者の表情一つで、合唱ががらりと変わってしまう危うさと面白さ。 NHK学校音楽コンクール全国大会での合唱は、人間というものを考える上で実に興味深い。

ただ、やはり、素材を生かすも殺すも指揮者次第。 素材の持つ折角のおいしい部分を聴き手に届けられなかった指揮者もちらほら。 また勿体ない話になってしまうが、ホント、勿体ない現象ではあった・・・。

 

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